恋はDeepに-第4話の感想-渚海音はまな板に乗せられた鯉
石原さとみが主演する日本テレビのドラマ「恋はDeepに(恋ぷに)」-第4話の感想です。
■恋はDeepに-第4話の感想
恋はDeepに(恋ぷに)の第4話も面白かった。渚海音(石原さとみ)が人間ではないということなど、第1話で分っている。
おそらく、渚海音の正体は人魚だと思うのだが、それでも、「恋はDeepに」には、どうなるのだろうと思って観てしまう不思議な魅力がある。
渚海音(石原さとみ)の経歴が真っ白なことに気付き、渚海音の過去を怪しんでいる鴨居研究所の椎木拓真(水澤紳吾)の怪演も、段々と面白くなってきた。
さて、海洋プロジェクトをクビになって鴨居研究所に入り浸るようになった蓮田倫太郎は、椎木拓真と蓮田光太郎(大谷亮平)の忠告により、渚海音の経歴を怪しむようになる。
そして、バーベキューの時に、蓮田倫太郎(綾野剛)が渚海音の過去を追求するのだが、なぜか、そこで蓮田倫太郎が渚海音にキスをした。
なぜ、このタイミングでキスなのか、全く意味が理解できなかったのだが、面白かった。なぜこのタイミングでキスなのかと、意表を突かれた面白さだろう。
残念な事に宮前藍花(今田美桜)が花火に誘いに来たので、キスは終わってしまうのだが、宮前藍花が来なかったら、どういう展開になっていたのだろうかと思った。
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■綾野剛が面白くなってきた
さて、蓮田倫太郎(綾野剛)は平然を装っていたのだが、渚海音と別れた途端、キスした事に動揺して悶絶して七転八倒していたのが、面白かった。キスだけで、そこまで悶絶できるなんて、お前は童貞かと思って笑ってしまった。
綾野剛に関しては、「MIU404」でも怖い感じだったし、「恋はDeepに」の冒頭でも怖い感じの雰囲気だったので、怖い人なのかなというイメージがあって、あまり好きでは無かったのだが、第4話で綾野剛のラブコメ要素が強まってきて、印象が良くなってきた。
蓮田倫太郎(綾野剛)は、海を守りたいという気持ちと、海中展望タワーを建てるという夢の狭間で苦悩しているのだが、海の環境を守りながら、海中展望タワーを建てるという方法は見つかるのだろうか。
最終回で蓮田倫太郎が、どういう答えを出すのかというのは、気になるところだ。
■筧美和子に期待
YouTuberのMr.エニシ(福山翔大)も、おそらく「MIU404」に登場したYouTuberのレックのオマージュだと思う。
Mr.エニシも、第1話で撮影したキスの動画がバズったようなので、ストーリーに絡んでくると思うので楽しみだ。
一方、山内可憐(筧美和子)については未だに空気的な存在だ。筧美和子は「あなたの番です」に登場していたので、今作でも活躍を楽しみにしているのだが、今のところ、単なる事務員という感じで、目立った動きは無い。
ただ、山内可憐(筧美和子)は蓮田光太郎(大谷亮平)が好きという設定のようなので、一波乱を起こしてくれるのではないかと期待している。
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■救急車のシーン
渚海音(石原さとみ)が自転車にぶつかりそうな子供を助けた時に頭を打って救急車で病院に運ばれるのだが、渚海音が救急車の中で暴れ出した。
「まな板に乗せられた鯉」という諺があるのだが、まさに救急車の中で暴れる渚海音は、「まな板に乗せられた鯉」のようで面白かった。
結局、渚海音は救急車から逃げ出して、病院に行くように説得に来た蓮田倫太郎(綾野剛)に「私人間じゃ無いの」と言った。
そこで、私は「お前は人魚だろ」と突っ込むのだが、渚海音が人間じゃないと分っていても、次の展開が気になる不思議な面白さが、このドラマにはある。
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