桜の塔-上條漣(玉木宏)の父親の自殺の犯人は千堂大善(椎名桔平)

高岡早紀が出演するテレビ朝日の警察ドラマ「桜の塔」の第4話のあらすじと犯人ネタバレです。

このページは「桜の塔-第4話のあらすじと犯人ネタバレ」からの続きです。

■桜の塔-第4話のあらすじと犯人ネタバレ後半

翌日、千堂優愛(仲里依紗)は、上條漣(玉木宏)とウエディングドレスの試着に行くが、上條漣は興味が無さそうだったので、不満が爆発し、上條漣のウイスキーボトルを床に投げつけた。

上條漣(玉木宏)は、父親の形見のウイスキーボトルのカバーが破けたので、残念がるが、破れたカバーの隙間から、文字が見えた。

慌ててウイスキーボトルのカバーを剥がすと、住所が書いてあったので、その住所へ行ってみると、誰も住んでいないボロボロの家があり、その家を調べると、23年前の押収品横流し事件のアジトのようだった。

上條漣(玉木宏)は、その廃家で、父親が自殺した当日のビデオテープを発見する。

さて、上條漣(玉木宏)・水樹爽(広末涼子)・刈谷銀次郎(橋本じゅん)がビデオテープをチェックすると、父・上條勇仁(岡部たかし)が交番で首を吊って自殺する時の映像が映っていた。

そのとき、交番には上條勇仁の他にもう1人、誰かが居り、その人物が上條勇仁に拳銃を向けて、自殺を強要していたのだ。

さて、上條漣(玉木宏)は新垣広海(馬場徹)に呼び出されて会いに行くと、新垣広海は「オヤジは横流しの件は白だった。上條の父親が自殺した後に知って、ある人物から話を聞いている」と言い、事件の詳細を記録した父親の手帳を渡した。

その手帳を読んだ上條漣(玉木宏)は「やっぱり、あの人か。オヤジが自殺した時の防犯カメラに映っていた」と言った。

その後、上條漣(玉木宏)は、権藤秀夫(吉田鋼太郎)の元を訪れると、新垣広海(馬場徹)の父親の手帳を突きつけ、「貴方が父と会ったという記録がある」と言い、23年前の事件を追及した。

権藤秀夫(吉田鋼太郎)は「そんな物がなんの証拠になる」と言い、シラを切りとうそうとしたが、上條漣(玉木宏)は「証拠など必要ない。ただ真実が知りたいだけだ。私は貴方の正義を信じます」と告げた。

その言葉を聞いた権藤秀夫(吉田鋼太郎)は、元上司・上條勇仁(岡部たかし)の事を思いだし、「どうせ罪には問えない。俺は横流しの金を受け取った事は1度も無い。甘い蜜を吸っていたのは上の連中だ。俺は見て見ぬ振りをしていただけだ」と言い、話し始めた。

権藤秀夫の上條勇仁(岡部たかし)の元部下だったという関係から、横流しの事実を公表しようとした上條勇仁の説得を命じられ、「上は貴方を抹殺する事も可能です。息子さんを路頭に迷わせる様なことはしないでください」と権藤秀夫を説得した。

しかし、上條勇仁(岡部たかし)は、警察官を目指した時の気持ちを思いだし、正義を貫くために、横流し事件を公表すると言ったのだという。

権藤秀夫(吉田鋼太郎)は、上條勇仁の死を切っ掛けに、自分の正義とは何かを考えると、それは権力だという結論に達し、正義を実現するために出世してきたのだが、本当に必要なのは勇気で、あのとき、自分に戦う勇気があれば、上條勇仁は死なずに済んだかもしれないと悔やみ、上條漣(玉木宏)に「助けてやれずに、すまなかった」と謝罪した。

上條漣(玉木宏)が「そこまで父のことを思いながら、どうしてあんなことを。あの日、貴方は派出所に出向いて父に拳銃を突きつけて、自殺を強要した」と問うと、権藤秀夫は「何のことだ。俺が父親に会ったのは昼だぞ」と尋ねた。

上條漣(玉木宏)が廃墟で入手したビデオテープの映像を見せ、「このライターは権藤部長のでしょう」と指摘すると、権藤秀夫は「確かに同じだ。だが、これは俺じゃ無い。ライターは貰ったんだ。この日のもっと後に」と教えた。

その日の夜、上條漣(玉木宏)は千堂大善(椎名桔平)を会議室に呼び出して、ビデオテープの映像を見せ、「このライターは千堂部長から貰ったと、権藤部長がおっしゃってました。貴方が父を死に追いやったんですか」と尋ねた。

すると、千堂大善(椎名桔平)は「そうだよ。そこに居るのは俺だ。俺がお前の父親の死を見届けた」と答えたのだった。

桜の塔-第5話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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