桜の塔-最終回のネタバレ-本当の犯人(黒幕)

玉木宏が主演するテレビ朝日の警察ドラマ「桜の塔」の最終回と本当の真犯人(黒幕)の考察です。

■目次

  1. 父・上條勇仁(岡部たかし)が自殺した経緯
  2. 父・上條勇仁を自殺に追い込んだ犯人
  3. 横流し事件の黒幕
  4. 桜の塔-最終回と黒幕の予想
  5. 桜の塔-最終回で判明した本当の黒幕
  6. 上條漣(玉木宏)の最終回ネタバレ
  7. 桜の塔-結末のネタバレ

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■父・上條勇仁(岡部たかし)が自殺した経緯

警察の保管庫で働いていた小宮志歩(高岡早紀)は、押収された拳銃がすり替わっている事に気付き、上司に報告したが、上司は取り合わなかった。

そこで、小宮志歩(高岡早紀)は、上條漣(玉木宏)の父・上條勇仁(岡部たかし)に相談し、父・上條勇仁が調べて、押収品の横流しを告発しようとした。

父・上條勇仁は告発を止めるように説得されたが、自分の正義を貫き、告発をする事にした。

しかし、父・上條勇仁は、何者かに拳銃を突きつけられ、交番で首を吊って自殺したのだった。

■父・上條勇仁を自殺に追い込んだ犯人

交番で拳銃を突きつけて、父・上條勇仁(岡部たかし)を自殺に追い込んだ犯人は、千堂大善(椎名桔平)だった。

千堂大善(椎名桔平)は、いわゆる「外様派」で、学歴も後ろ盾も無いため、手段を選ばず、汚れ仕事を引き受けて出世してきた。

このため、千堂大善(椎名桔平)は、警察に入庁してはいけなかったことから「サッチョウ(警察庁)の悪魔」と呼ばれていた。

千堂大善(椎名桔平)は、自分の出世のため、押収品横流しを告発しようとする父・上條勇仁(岡部たかし)の口止めを引き受けると、このままでは父・上條勇仁の子供にも危害が加わると脅し、父・上條勇仁に拳銃を突きつけ、告発を止めるか、死を選ぶように迫った。

すると、父・上條勇仁(岡部たかし)は警察官としての正義を貫き死を選んだのである。

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■横流し事件の黒幕

23年前の千堂大善(椎名桔平)に、押収品横流しを組織的に行うほどの力は無い。押収品横流しを行っていたのは「薩摩派」で、「薩摩派」は押収品横流しで得た資金で勢力を拡大した。

千堂大善(椎名桔平)は、あくまでも、自らの出世のために、父・上條勇仁(岡部たかし)の口止めを引き受けただけで、押収品横流しには関わっていないようである。

では、千堂大善(椎名桔平)に口止めを依頼した黒幕は誰か。

おそらく、それは薩摩派の中でも強行派として悪名の高い矢上警視総監(尾見としのり)だろう。

矢上警視総監(尾見としのり)も出世のためには手段を選ばず、千堂大善(椎名桔平)に潜入捜査などを指示ており、潜入捜査も闇に葬り去っている。

この潜入捜査の被害者が刈谷銀次郎(橋本じゅん)である。

刈谷銀次郎(橋本じゅん)は同僚の深海慎吾と共に警察を辞めて、潜入捜査のために暴力団に入ったのだが、トラブルが発生したため、警察に復帰できず、探偵業を始めていた。

つまり、矢上警視総監(尾見としのり)が、汚れ仕事を命じて、千堂大善(椎名桔平)が汚れ仕事を引き受けるという構図が出てきている。

この点から考えると、千堂大善(椎名桔平)に、父・上條勇仁(岡部たかし)の口止めを命じた黒幕も、矢上警視総監(尾見としのり)だと考えられる。

したがって、矢上警視総監(尾見としのり)が「桜の塔」の黒幕であり、上條漣(玉木宏)は最終回で矢上警視総監と対決すると考えられる。

■桜の塔-最終回と黒幕の予想

上條漣(玉木宏)は最終回で、黒幕の矢上警視総監(尾見としのり)と千堂大善(椎名桔平)の2人と対決し、矢上警視総監の悪事を告発して、2人を失脚させるという展開になるだろう。

ただ、上條漣(玉木宏)は警視総監には就任せず、反対派の後見人・権藤秀夫(吉田鋼太郎)を警視総監にするだろう。

恋愛の方は予想が難しいが、順当に行けば、上條漣(玉木宏)は千堂優愛(仲里依紗)を愛しており、2人で幸せに暮らすという展開になるだろう。

しかし、私は、上條漣(玉木宏)は警察を辞めて千堂優愛(仲里依紗)とも離婚し、水樹爽(広末涼子)と再婚して、水樹爽と実家のラーメン屋を継ぐという展開を期待する。

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■桜の塔-最終回で判明した本当の黒幕

ドラマ「桜の塔」の最終回が終わったので、答え合わせをしておきます。

23年前に上條漣(玉木宏)の父親を交番で自殺に追いやったのは、犯人は千堂大善(椎名桔平)でした。

しかし、千堂大善は出世のために汚れ仕事を引き受けただけで、千堂大善に指示をしていた黒幕は薩摩派の矢上警視総監(尾見としのり)だった。

上條漣の父親が自殺した日、交番勤務をしていた刈谷銀次郎(橋本じゅん)に金を渡して仕事を休ませた黒幕も矢上警視総監だった。

押収品横流しをしていた犯人も矢上警視総監で、矢上警視総監は押収品横流しで得た資金を利用して薩摩派を台頭させたようだ。

■上條漣(玉木宏)の最終回

上條漣は、千堂優愛(仲里依紗)をマインドコントロールして、刈谷銀次郎(橋本じゅん)を殺害させ、千堂優愛に自首させた。

上條漣の本当の狙いは、千堂大善を失脚させるためではなく、千堂大善の自宅を家宅捜査するためだった。

千堂大善は、23年前の黒幕が矢上警視総監だという証拠を保管しており、その証拠を手に入れるため、家宅捜索を行ったのだ。

上條漣らは見事に作戦を成功させ、千堂大善の自宅から証拠を入手し、黒幕が矢上警視総監を失脚させ、後ろ盾を失った千堂大善の失脚する。

こうして、上條漣は父親の復讐を果たしたが、千堂優愛(仲里依紗)はマインドコントロールなどされておらず、上條漣を復讐から解放するために、自らの意思で刈谷銀次郎を殺害していたのだった。

■桜の塔-結末のネタバレ

  1. 矢上警視総監(尾見としのり)の失脚後、権藤秀夫(吉田鋼太郎)が警視総監に就任した。
  2. 千堂大善(椎名桔平)は副総監から失脚したが、権藤秀夫(吉田鋼太郎)が千堂大善の悪事を内々に処理したので、田舎の警察署の本部長となっていた。
  3. 千堂大善(椎名桔平)は失脚後もクラブ「S」に通い、同期の吉永晴樹(光石研)や権藤秀夫(吉田鋼太郎)と軽口を叩いていた。まだ警視総監を諦めていないらしい。
  4. 上條漣(玉木宏)は警視長に出世したうえ、千堂派が改革派に移ってきたので、改革派の勢力を拡大していた。
  5. 富樫遊馬(岡田健史)は、改革派に入り、水樹爽(広末涼子)と豪華な結婚式を挙げるために、仕事に励んでいた。
  6. 水樹爽(広末涼子)の左手薬指には指輪が光っていた。
  7. 蒲生兼人(森崎ウィン)は水樹爽(広末涼子)の実家のラーメン屋に復帰していた。
  8. 刈谷銀次郎(橋本じゅん)を殺害した千堂優愛(仲里依紗)については描かれず、結末は不明だった。

なお、「桜の塔」のネタバレは「桜の塔-原作と黒幕と犯人ネタバレ」をご覧ください。

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