リコカツ-あらすじと最終回の再婚の結末ネタバレ
北川景子が主演するTBSの離婚活動ドラマ「リコカツ」のあらすじと最終回までの結末ネタバレです。
- リコカツ-第1話のあらすじとネタバレ
- リコカツ-第2話のあらすじとネタバレ
- リコカツ-第3話のあらすじとネタバレ
- リコカツ-第4話のあらすじとネタバレ
- リコカツ-第5話のあらすじとネタバレ
- リコカツ-第6話のあらすじとネタバレ
- リコカツ-第7話のあらすじとネタバレ
- リコカツ-第8話のあらすじとネタバレ
- リコカツ-第9話のあらすじとネタバレ
- リコカツ-最終回のあらすじと結末ネタバレ
■リコカツ-第5話のあらすじとネタバレ
緒原紘一(永山瑛太)は「離婚は止めよう。君が傷つく姿は見たくない」と言い、水口咲(北川景子)を抱きしめた。
一方、元彼の青山貴也(高橋光臣)は、間違って緒原紘一(永山瑛太)の離婚届を持ってきてしまい、自衛隊の一ノ瀬純(田辺桃子)は偶然、緒原紘一の離婚届を見てしまうのだった。
さて、緒原紘一(永山瑛太)は、父・緒原正(酒向芳)から「母さんが帰ってきた」という連絡を受け、実家に戻ると、本当に母・緒原薫(宮崎美子)が帰ってきていた。
父・緒原正は内心で大喜びして、「飯を作ってくれ」と頼むが、母・緒原薫は「勘違いしないでください。帰ってきた分けじゃありません。私に出来るはずないと思っていたでしょ。私も不安だった。でもちゃんと出来た」と言い、給与明細を見せた。
母・緒原薫は「来月には正式採用してもらえるの。それまでには戸籍をちゃんとしておきたい。離婚届にサインしてください」と頼むと、父・緒原正は「時間をくれ」と答えた。
緒原紘一(永山瑛太)は「もう夜も遅いので、今日は泊っていってください」と言い、布団を用意しようとしたが、母・原薫は「泊るわけには行きません。もうこの家の人間じゃありません」と断った。
すると、水口咲(北川景子)が助け船がを出し、「私たちも泊るので、お義母さんも泊ってください。お料理を教えて欲しいんです。紘一が好きな料理を」と頼むと、母・緒原薫は料理の件を引き受け、泊ることにした。
しかし、母・緒原薫はあくまでも「もう妻では無い」という立場で、父・緒原正に「他人」として接し、父・緒原正は不満を募らせていった。
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■父・水口武史に離婚届のネタバレ
翌日、水口咲(北川景子)の父・水口武史(平田満)から家に来ないかというメールがあり、水口咲が父親の事を心配していたので、緒原紘一(永山瑛太)が様子を見てくることにした。
緒原紘一が父・水口武史の自宅を訪れると、若い女性・城木里奈(中田クルミ)が料理をしていた。
そこへ、元彼の青山貴也(高橋光臣)が来て、父・水口武史に「今日は弁護士としてきました。美土里さんからこれを渡して欲しいと。家も慰謝料も興味は無いので、署名捺印をして、1週間以内に僕の事務所に送ってください」と言い、離婚届を渡した。
水口武史が「美土里はどこに居るの?」と尋ねると、青山貴也は「新しい会社を作るために借りたマンションに住まわれています。会社を登記する前に戸籍をスッキリとさせたいと」と答えた。
その後、青山貴也は水口武史の家を出ると、緒原紘一に間違えて持ってきてしまった離婚届を返し、「離婚に向けて話し合いが進んでるんですね」と確認すると、緒原紘一は「だったら大丈夫です。やり直すことにしました」と答えた。
■水無月連の話し相手のネタバレ
さて、水口咲(北川景子)は緒原薫(宮崎美子)から料理を習おうとしていたが、担当している小説家・水無月連(白洲迅)からメールで「今すぐ来い」と呼び出され、水無月連の自宅へ駆けつける。
水無月連が「それ、読んでみて」と告げると、水口咲(北川景子)は小説を読んでベタ褒めた。
「何万部売れると思う?」
「そんなところまで気にされるんですか?」
「売れなければ、切られるのはこっちだろ」
「先生ほどの作家になれば、書きたいものが自由に書けるのだと思ってました」
それを聞いた水無月連は、原稿をゴミ箱に捨て、「新しい原稿を書きたくなった」と言い、新しい原稿を書くために、話し相手に成る事を命じたのだった。
その日、水口咲(北川景子)は水無月連の話し相手になり、夜遅くに帰宅し、緒原紘一と話している最中に眠ってしまう。
緒原紘一(永山瑛太)は、水口咲(北川景子)をベッドに運ぶと、水口咲の唇にキスをしようとするが、思いとどまるのだった。
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■基地から自宅が遠い
翌日、緒原紘一(永山瑛太)は、自衛隊の上司から、「緒原1曹に異動の話が出ている。緒原1曹の自宅が基地から1時間半も離れている事を気にしている上層部がいる。今のところは業務に支障は無いと報告しておいた。しかし、万が一の時は庇いきれん。基地の近くに引っ越すことはできないのか」と言われる。
緒原紘一(永山瑛太)が「ですが、妻も仕事をしておりますので」と答えると、上司は「奥さんとよく相談しろ」と答えた。
一方、水口咲(北川景子)は上司に、水無月連の新境地を開く小説が書けそうだと報告すると、上司は水無月連の小説が出れば儲かると大喜びし、水口咲に発破をかけた。
その日、緒原紘一(永山瑛太)は水口咲(北川景子)に「明日から30分早く家を出る」と言って話をしようとするが、水口咲は水無月連からの電話がかかってきたため、慌てて電話に出た。
翌朝、緒原紘一が起きると、水口咲がリビングでスマートホンを握ったまま寝ていた。徹夜で電話をしており、途中で寝落ちしてしまったようだ。
水口咲は目覚めると、「機嫌を損ねたら原稿を貰えなくなる」と言い、慌てて家を飛び出し、水無月連の自宅を訪れたが、機嫌を損ねたようで、会って貰えなかった。
一方、緒原紘一(永山瑛太)は、いつもより30分早く家を出るが、交通事故が起きているらしく、渋滞に巻き込まれて、遅刻してしまう。
このため、緒原紘一(永山瑛太)の代わりに谷士長が任務に就いたのだが、谷士長が任務中に全治1ヶ月の怪我を負ってしまう。
それに責任を感じた緒原紘一(永山瑛太)は、帰宅すると、水口咲(北川景子)に引っ越しを相談しようとしたが、水口咲は水無月連と電話をしていた。
水口咲が電話を切らないので、怒った緒原紘一は、水口咲からスマートフォンを取り上げて、電話を切ると、水口咲は「先生がせっかくチャンスをくれたのに」と怒った。
緒原紘一が「仕事を家に持ち込むな。夫の話を聞け」と怒り、「水戸の実家に引っ越そうと思う。一緒に来てくれないか」と相談した。
「どうして急にそんなことを言うの?私の仕事はどうなるの?仕事を辞めろってこと?」
「自分の仕事がら、やはり基地の近くに住むべきだと思う」
「私だってそうよ。先生の居る東京を離れるわけにはいかない」
「自分との生活より、仕事を取るということか」
「そんなことは言ってない。両立したいと言ってるの」
そこへ、水無月連からの電話が着信する。
緒原紘一(永山瑛太)が「君はいつも仕事を優先しているように見えるが」と告げると、水口咲は「貴方だって、いつも自分の仕事を優先してきたじゃない」と言って部屋を飛び出した。
■一ノ瀬純(田辺桃子)の苦言
その後、水口咲(北川景子)が文芸部で仕事をしていると、自衛隊の一ノ瀬純(田辺桃子)が尋ねてきたので、2人は喫茶店で話す。
一ノ瀬純は、基地から2時間以内の場所に住んでいれば、規定違反にはならないが、実際はみんな基地から30分以内の場所に住んでいる事を教えた。
そして、遅刻した緒原紘一(永山瑛太)の代わりに谷士長が任務に出て、谷士長が任務中に怪我をしたので、緒原紘一が「自分のせいだ」と責任を感じている事を教えた。
それを聞いて水口咲が驚くと、一ノ瀬純は「何も聞いてないんですか?自宅が遠い事が理由で異動の話が出ている事も、ご存じないんですか」と尋ねた。
水口咲が答えに困ると、一ノ瀬純は「私たちは自分の命だけでは無く、助ける人の命も背負っている。家族にはそれを支える義務がある。貴方にその自覚はありますか?別れた方がいいんじゃないですか?離婚届を用意していたのだから。潔く離婚したらどうですか。貴方は自分の仕事を捨てて、緒原1曹に尽くすことが出来ますか?お互い、住む世界が違うんです」と告げて立ち去った。
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■離婚届に署名捺印のネタバレ
その後、帰宅した水口咲(北川景子)は、緒原紘一(永山瑛太)に「私に話す事があるんでしょ」と言い、一ノ瀬純(田辺桃子)が会いに来た事を明かし、「貴方の妻なのに、なんでアンナ年下の女から教えてもらわなければならないの」と不満を漏らした。
2人は口論するが、仕事を譲らなかったので、緒原紘一は実家に引っ越して離婚することにした。
水口咲は、離婚しなくても別居という方法があると提案するが、緒原紘一は家族は一緒に暮らすものだと言い、別居婚を拒否した。
「君に付いてきて欲しい。でも、それでは君の大切な仕事を奪ってしまうことになる」
「だったら別々に暮らせばいいじゃない」
「別々に暮らしている時点で家族では無い」
話し合いは平行線に終わり、緒原紘一(永山瑛太)は「自分たちはあまりにも違いすぎる。一緒になるべきではなかったのか」と苦悩する。
水口咲(北川景子)は「結婚したのが間違いだって言うの?やっぱり、一度別れようとしたのを無理にやり直しても上手くいかないのよ。これじゃ、一緒に居ない方が良いよね。やっぱり私たち離婚するしかないのかな」と弱音を吐いた。
緒原紘一(永山瑛太)が「そうだな。それがお互いにとって一番良い選択だ」と同意すると、水口咲(北川景子)は驚いてショックを受けた。
緒原紘一(永山瑛太)はカバンの中から離婚届を取りだして差し出すと、水口咲(北川景子)は涙ぐみながら、「取っておいて良かったね」と言い、離婚届に署名捺印した。
一方、父・緒原正(酒向芳)が「俺の何が悪かったんだ」と尋ねると、緒原薫(宮崎美子)は「悪い思い出ばかりじゃ無かったですよ。でも、どの思い出にも、貴方は居ませんよね」と告げた。
それを聞いた父・緒原正は結婚指輪を外して離婚届に署名捺印したのだった。
他方、水口武史(平田満)も離婚届に署名捺印したのだった。
■リコカツ-第6話のあらすじとネタバレ
水口咲(北川景子)と緒原紘一(永山瑛太)は、離婚する事に決めたので、お互いに自分のことは自分でして、他人として生活する事にした。
翌朝、緒原紘一が朝食を作ってくれていたので、それを食べる水口咲。
「前から思ってたんだけど、こんなに上手なら、最初から自分で作ればよかったんじゃない?」
「料理は妻がやる物だという、先入観があった。今、考えると、自分がやった方がよかったな」
「気づくの遅い」
■自宅の売却
さて、2人は自宅を売却することにしており、買いたいと言う若いカップルが内見に来た。
若いカップルは、「センスが悪い」「古い」など、好き放題言い、帰って行ったが、購入したいと言うことで、2週間後に契約することになった。
緒原紘一(永山瑛太)は「契約の前日の夜にここを出て、実家へ戻ろうと思う」と告げると、水口咲(北川景子)は「紘一さんが出て行く日、2人で一緒にご飯を食べない?最後の晩餐。私、頑張って料理を作る」と提案した。
すると、緒原紘一は、嬉しそうな、悲しそうな、複雑な表情で「本当か。楽しみにしている」と答えた。
■リコカツ-緒原紘一の思い
さて、緒原紘一が自衛隊に出勤すると、谷士長はギブスが取れて仕事に復帰していた。
その後、緒原紘一が出勤地の変更届を書いていると、一ノ瀬純(田辺桃子)が「何を書いてるんですか?」と尋ねた。
緒原紘一が「水戸の実家に戻ろうと思いまして」と答えると、一ノ瀬純は「奥様は一緒に行かれるんですか?いえ、すみません。立ち入ったことを伺ってしまって」と謝った。
緒原紘一が「先日、妻に会いに来てくれたそうで。自分の事を心配してくださって、ありがとうございます」と礼を言った。
一方、水口咲(北川景子)は、小説家・水無月連(白洲迅)の元を訪れて謝罪すると、水無月連は新しい小説の画期的なアイデアを要求した。
水口咲は「家族の話はどうでしょう」と提案すると、水無月連は「家族も居ない人も居るだろ」と言いながらも、施設で育った少年が実業家と成功し、愛を売る話しを思いついた。
その後、水口咲は、元彼・青山貴也(高橋光臣)に呼ばれて会いに行くと、青山貴也は財産分与の事などを話し始めた。
水口咲が「やめて」と拒否すると、元彼・青山貴也は「緒原さん(永山瑛太)に頼まれたんだ。君の相談相手になって欲しいって。緒原さんは良い人だね。だからこそ苦しいんじゃないかな」と話した。
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■リコカツ-水口家の離婚
その日の夜、帰宅した水口咲は、緒原紘一のメモに「りなっち」と書いていたのを見て、「まさか浮気」と怒った。
緒原紘一は思わず、「これは君のお父さんの・・・」と口を滑らせてしまった、
ある日、水口咲は実家で、弁護士を挟まずに、両親が直接、話し合う場を設けたが、母・水口美土里(三石琴乃)は「私が欲しいのは1つだけ」と告げた。
すると、水口武史(平田満)は「これが最後のプレゼントになってしまった」と言い、署名した離婚届を渡した。
母・水口美土里は離婚届を受け取ると、家を出たので、水口咲(北川景子)は追いかけて「本当に良いの?」と引き留めるが、母・水口美土里は「離婚は悪い事じゃないと思う。前に進むために離婚するわけでしょ。思いがあるから離婚するってこおもあるし」と答えた立ち去った。
そこへ、若い男性・立川が訪れ、母・水口美土里に、「離婚届を出したら、言いたい事がある。俺本気ですから、仕事だけじゃなく、プライベートとしてもパートとして考えてください」と言い、店を予約している事を教えると、母・水口美土里は「嬉しい」と喜び、立川と腕を組んだ。
そのとき、立川の腕が母・水口美土里の胸に当たり、母・水口美土里は思わず、乳がん検診の通知を思いだして、動揺するのだった。
■リコカツ-緒原家の離婚
一方、緒原紘一(永山瑛太)が実家に戻ると、母・緒原薫(宮崎美子)が「お父さんが離婚届にサインしてくれたの」と言い、荷造りをしていた。
そして、緒原薫(宮崎美子)は緒原正(酒向芳)に離婚届を書いてくれた礼を言うと、家を出て行った。
緒原紘一(永山瑛太)は「良いんですか。まだ母さんの事を思っているのなら・・・」と尋ねると、父・緒原正(酒向芳)は「是非に及ばず」と答えた。
■ダブルレインボー
その後、緒原紘一(永山瑛太)と水口咲(北川景子)は、雨を見ながら、お互いに両親が離婚したことを報告しする。
緒原紘一が「こういうとき、なんて言えば良いのか」と困ると、水口咲は「いいの。側に居てくれるだけで」と言い、緒原紘一の肩に頭を預けて寄り添った。
その後、雨が止み、大きな二重の虹「ダブルレインボー」が見えたので、水口咲は「初めて見た」と喜んだ。
緒原紘一は「外側の虹は、内側の虹が強く輝かなければ、存在しない。つまり、自分にとって咲さんは、内側の虹で、その、つまり、つまり・・・なんでもない」と言い、2人は言い雰囲気になる。
すると、水口咲(北川景子)は「どうしよう、私、今幸せだ。このまま時が止まれば良いのに。本当にいいのかな。別れていいのかな」と思うのだった。
■リコカツ-訪問者
2人で過ごす最後の日、水口咲(北川景子)は、手料理を作って待っていたが、緒原紘一(永山瑛太)は急な任務が入り、なかなか帰ってこなかった。
そのようななか、荷物が届いたので、水口咲(北川景子)が受け取るのだが、なぜか小説家の水無月連(白洲迅)が現われ、「一人だと書けない」と言い、部屋に上がり込んだ。
その後、緒原紘一(永山瑛太)が帰宅すると、知らない男がいたので驚くと、水口咲(北川景子)は慌てて、担当している小説家の先生だと紹介した。
水無月連(白洲迅)は、緒原紘一を散々振り回したあげく、「こんな古いマンションを買わなくても、新築を買えばいいじゃん。水回りとかヤバそう」と言うと、緒原紘一は「言って良いことと、悪いことがある。ここは自分たちが気に入って買った家です。咲さんがリノベーションをして、さらに良い家になった。自分がここが気に入っています」と怒った。
すると、水無月連は帰ることにしたので、緒原紘一は「咲の事をよろしく頼みます」と頭を下げた。
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■リコカツ-最後の晩餐
結局、水無月連(白洲迅)は不味い、不味いと言いながら、水口咲(北川景子)の料理を食べてしまったので、水口咲が残り物で何か作ると言うと、緒原紘一は「焼き魚が食べたい」と頼んだ。
その後、料理が出来ると、2人は焼き魚を食べた。
緒原紘一(永山瑛太)は「これが食べたかった。毎回。焼具合が違うので、食べる度に緊張する。君が一生懸命、焼いているのが伝わってくる。これが、いつのまにか、ウチの味になっていた」と話した。
「ウチの味」だと言われて喜んだ水口咲(北川景子)は「離婚するの止める?離婚する理由が無いような気がしてきた」と離婚の撤回を提案した。
緒原紘一(永山瑛太)は「離婚する理由は100個くらいある」と言い、2人は離婚する理由を言い合うが、離婚する理由は2人で5つしか出てこなかった。
それでも、緒原紘一(永山瑛太)は「1度、決めたことなので、残りの理由はラインで送る」というと、水口咲(北川景子)は「楽しみに待ってる。次は支え合うことの出来る人を選びなよ」と答えた。
■リコカツ-届いたカーテン
その後、食事を終えた緒原紘一(永山瑛太)は、部屋の隅にあった荷物に気付いて開けると、カーテンが出てきた。
水口咲(北川景子)は「今更カーテンが来ても遅いね。これを付けて、部屋が完成する所を見てみたかったな」と残念がると、緒原紘一(永山瑛太)は「付けよう」と言い、カーテンを取り付けた。
緒原紘一が「これが君がイメージしたこの家の完成形か。とても落ち着く。素敵だ。素敵な家だ。全面降伏だ」と言った。
そして、緒原紘一は、水口咲の表情を見て、「この家を売るのを止めよう。君はここに住めば良い。ローンの事は気にするな。自分も払い続ける。本当は始めてこの家に入ったとき、感動した。ここが無くなってしまうのは寂しい。とても寂しい。自分たちは別れるが、君が住み続けてくれたら、嬉しい」と話した。
「なんで今更、そんなことを言うかな」
「君にプロポーズをして、君を幸せにすると誓った。でも、出来なかった。すいません。ごめんなさい。そんな自分のせめてもの気持ちだ。君に新しい相手が出来るまで・・・」
「遅い。遅いよ(涙)」
「最後にこのカーテンを付けることが出来て良かった。自分が居なくなっても、せめて君の事が守れるように」
その後、緒原紘一(永山瑛太)は壁の家訓を外すと、「今から責任をもって届を出してくる。今までお世話になりました」と言い、家訓を持って家を出たのだった。
自宅に残された水口咲(北川景子)は、緒原紘一から貰ったLEDライト付ボールペンを手に取って、緒原紘一の事を思いだし、何かに気付いて緒原紘一を追いかけた。
水口咲が市役所の前で緒原紘一に追いつき、「私、私、やっぱりね」と離婚を撤回しようとするが、緒原紘一は「ちょうど、連絡しようと思っていた。今、出したところだ。離婚届。もう、君の夫ではない。今までありがとう」と言い、手を差し出した。
水口咲は泣きながら緒原紘一の手を握るが、やがて、緒原紘一の手は水口咲の手をすり抜け、緒原紘は「幸せになってくれ」と言い残して立ち去るのだった。
■リコカツ-第7話のあらすじとネタバレ
緒原紘一(永山瑛太)は実家に戻って離婚を報告すると、父・緒原正(酒向芳)は「離婚など認めん。家族会議だ。母さんを呼べ」と言って家族会議を開いた。
一方、水口咲(北川景子)も、両親を呼んで、離婚を報告すると、父・水口武史(平田満)は「離婚は認めない」と反対したが、母・水口美土里(三石琴乃)は「前向きな離婚もある」と言い、離婚に賛成した。
そのようななか、離婚に反対する父・緒原正が、緒原紘一と元妻・緒原薫を連れてきて、水口家に「娘さんを傷物にした」と謝罪し、離婚を考え直して欲しいと頼んだ。
緒原薫(宮崎美子)が「私たちも離婚したので強くは言えないですけど」と明かすと、水口美土里(三石琴乃)も「私たちも離婚したんです」と教えた。
さらに、水口咲の妹・鹿浜楓(平岩紙)も離婚すると言うので、ココに集まったメンバーは、全員離婚家族だったことが明らかとなる。
さて、緒原紘一(永山瑛太)は頭をかきながら、「何と言われても、離婚は撤回できない」と宣言すると、水口咲(北川景子)も「私も紘一さんとは別々に生きています」と宣言した。
しかし、緒原薫(宮崎美子)は、水口咲に緒原紘一が頭をかくのは気持ちが整理できていない時の癖だと教え、「本当に良かったの。何かあったらいつでも言ってね」と告げた。
その後、緒原紘一(永山瑛太)は頭をかきながら、「家族への報告も済んだことだし、これで本当に会うのは最後だ」と別れを告げると、水口咲は緒原紘一が気持ちの整理が付いていないことを知り、話しかけようとした。
しかし、そこへ、元彼の青山貴也(高橋光臣)が現われたので、緒原紘一(永山瑛太)は強がって、水口咲に別れを告げて立ち去ってしまうのだった。
その後、緒原紘一(永山瑛太)は、咲(北川景子)の妹・鹿浜楓(平岩紙)の離婚の相談に乗り、緒原紘一と水口咲が正式に離婚した事を知る。
■離婚の報告
さて、妹・鹿浜楓(平岩紙)がホテル暮らしで貯金が底を突いたと言い、水口咲(北川景子)にしばらく住まわせて欲しいと頼むと、母・水口美土里(三石琴乃)も「皆のことが心配なのよ」と言い、しばらく住ませて欲しいと頼んだ。
翌日、水口咲は職場の上司に「離婚しまして」と言い、氏名変更届を提出すると、上司は「離婚はきわめて自然なもので、多くの家では毎晩、それが夫婦の間に寝ている」というセバスチャン・シャンフォールの言葉を引用して離婚は恥では無いと言い、「どんな夫婦も1度は離婚を考える。貴女はそれを実行に移しただけ」と告げた。
一方、緒原紘一(永山瑛太)も上司に離婚を報告して謝罪すると、祝い金を返そうとしたが、受け取ってもらえなかった。
水口咲は、担当している水無月連(白洲迅)に離婚を報告すると、水無月連は「離婚したのなら、俺と一線を越えても構わないということだな」と迫った。
その一方で、水無月連(白洲迅)は「作家として、あの武士野郎(永山瑛太)をもっと観察したかった。あんな武士と結婚するなんて、意外に見る目があると思ったのにな」と残念がった。
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■水口美土里(三石琴乃)は騙されていた
さて、一ノ瀬純(田辺桃子)は、緒原紘一(永山瑛太)の離婚を知ったので、早速、緒原紘一の実家に押しかけ、手料理を振る舞うと、緒原紘一も父・緒原正(酒向芳)も上手い上手いと喜んで食べた。
父・緒原正(酒向芳)は、一ノ瀬純(田辺桃子)を気に入ったようだ。
その後、一ノ瀬純(田辺桃子)は、緒原紘一に、バーベキューの時に水口咲(北川景子)を森に置き去りにした件や、水口咲に離婚を勧めたりした事を告白し、離婚は全て自分のせいだと言い、謝罪した。
一方、母・水口美土里(三石琴乃)は、水口咲(北川景子)と青山貴也(高橋光臣)に、交際していた編集者・立川に2000万円を騙し取られた事を明かした。
出版の話しも全て嘘で、マンションも解約されて、全く連絡が取れないのだという。
その後、水口咲(北川景子)は、良い思い出も、悪い思い出も、いずれは消えていくと言われたので、緒原紘一(永山瑛太)との思い出も着ていくのだろうかと悲しみ、緒原紘一の事を思い出していると、緒原紘一からラインが届いた。
以前に、離婚する理由をラインで送ると約束していたので、離婚する理由を見つけてラインで送ってきたのだ。
水口咲(北川景子)は「本当に送ってきたんだ。真面目か」と喜び、水口咲も離婚する理由を送り返し、2人はラインのやりとりをする。
緒原紘一は文字を入力するのが遅いので、返信する前に、次々と水口咲のメッセージが到着するので、電話を掛け、電話で離婚する理由を告げた。
そして、緒原紘一は自分の無力さを謝罪すると、水口咲は「私は大丈夫」と言い、2人は良い感じになるが、水口咲の口から青山貴也(高橋光臣)の名前が出たので、緒原紘一は「元彼の方が俺より役に立つだろうな」と嫌味を言った。
水口咲が「男の嫉妬はみっともないよ」と告げると、緒原紘一は「嫉妬?」と動揺して、電話を切った。
■運命は自分で切り開くもの
その後、水口咲が仕事で水無月連(白洲迅)の元を訪れると、水無月連は「そのペン、まだ使ってるんだ。もう緒原咲じゃなくて、水口咲でしょ。・・・あ、武士野郎のプレゼントか」と言い、水口咲からボールペンを取り上げた。
水無月連が「本当は後悔してるんじゃ無いの?」と尋ねると、水口咲は「後悔なんてしてません。私たちは別れる運命だったんです」と答えた。
すると、水無月連は「運命ってのは、自分で切り開くもんだ」と教えた。
■大盛りの食堂
ある日、水口咲はクリーニングを取りに行くと、水口咲のワイシャツが混ざっていた。
そこで、水口咲は緒原紘一(永山瑛太)の実家にワイシャツを届けに行くが、緒原紘一は仕事で不在だった。
父親・緒原正(酒向芳)は「いつ帰るか分らないが待つか?」と尋ねると、水口咲は「これを届けに来たのだけなので」と言い、ワイシャツを渡して立ち去った。
その後、水口咲は、緒原紘一が居るかも知れないと思って、緒原紘一に連れて行ってもらった大盛りの食堂を訪れるが、緒原紘一は居なかった。
水口咲は、緒原紘一の事を思い出しながら、大盛りの唐揚げ定食を食べていると、緒原紘一が現われた。
緒原紘一が「どうして、君がここに?」と驚くと、水口咲は紘一の実家にワイシャツを届けに来たのだと説明した。
しかし、緒原紘一は、水口咲がこの店の唐揚げを気に入ったのだと勘違いし、「君の考えは手に取るように分る。もう君の夫じゃないのにな」と残念がった。
すると、水口咲は「私が本当に、ここに来たのは紘一さんに・・・」と、店に来た本当の理由を明かそうとしたとき、一ノ瀬純(田辺桃子)が現われた。
水口咲は、緒原紘一と一ノ瀬純が一緒に食べに来た事を悟ると、急に態度を変え、「もう用は済んだから」と言い、店を出た。
緒原紘一は走って水口咲を追いかけるが、緒原紘一は一ノ瀬純(田辺桃子)に手を掴まれ、一ノ瀬純から「私は奥さんに嫉妬していました。私は緒原一曹の事をお慕いしています」と告白される。
しかし、緒原紘一は「すみません。失礼します」と言って立ち去り、水口咲を追いかけた。
緒原紘一は水口咲を必死に探したが、水口咲は電車に乗っており、見つける事が出来なかった。
■水口咲を狙う狼
その日の夜、水口咲は元彼・青山貴也(高橋光臣)に「紘一さんに会いに行った。もう離婚したからどうしようもないのにね。なんか心が苦しいんだよね」と打ち明けると、青山貴也は「辛かったね」と言い、水口咲を抱きしめ、「俺たち、やり直せないか」と尋ねた。
一方、緒原紘一が肩を落として家路に就くと、水無月連(白洲迅)が現われた。
水無月連(白洲迅)は「名字が変わったから、もう要らないってさ」と言い、水口咲からライト付ボールペンを貰った事を明かし、「もう一つ、貰いたい物がある。水口咲は俺が貰う」と告げたのだった。
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■リコカツ-第8話のあらすじとネタバレ
水無月連(白洲迅)が「水口咲(北川景子)は俺が貰う」と告げると、緒原紘一(永山瑛太)は「ダメだ」と言ったが、水無月連は「貴方は離婚してるんでしょ」と指摘した。
緒原紘一が「私には彼女を守る義務がある。貴方は相応しくない」と告げると、水無月連は「じゃー相応しい人って誰?」と尋ねた。
翌日、水無月連は水口咲(北川景子)の元を訪れ、「昨日、武士野郎に会ってきた」と言い、ボールペンを出すと、水口咲は「返してください」と言い、ボールペンを取り戻そうとした。
しかし、水無月連は「離婚したんでしょ」と言い、「俺は親に捨てられたんだ。だから愛なんて無いと思ってた。だけどラブストリーは書けちゃうんだよね。でも、あんたに会って変わった。俺はアンタのために書きたい。誰かの為になんて思ったの、初めてなんだ。これ、あのペンの代わりに使って。嫌なら捨てて良いから」と言い、別のボールペンを渡した。
一方、青山貴也(高橋光臣)は、緒原紘一(永山瑛太)の元を訪れ、水口咲(北川景子)にプロポーズした事を明かすと、緒原紘一は飲んでいたお茶を吐き出した。
緒原紘一が「結婚しない主義だったのでは?」と尋ねると、青山貴也は緒原紘一に出会って考えが変わった事を明かした。
翌日、緒原紘一は青山貴也を尾行すると、青山貴也が他人に親切で、弁護士としても大勢の相談者から感謝されていることを知る。
すると、緒原紘一は、水無月連(白洲迅)の元を訪れ、「咲(北川景子)に近づかないでください。咲に相応しいのは・・・」と話す。
そこへ、水口咲(北川景子)は現われ、緒原紘一を見て驚き、「ちょっと、何やってんのよ」と言って慌てて止めるが、水無月連は「俺は聞きたい」と言い、続けさせた。
すると、緒原紘一は、水口咲には弁護士の元彼・青山貴也が似合うと言い、青山貴也が他人に親切で、弁護士としても困っている人を助けて、相談者から感謝されている事を教えた。
呆れた水口咲(北川景子)は、緒原紘一を外に連れ出すと、緒原紘一は「思いつきではない、青山さんなら守ってくれる。君には結婚して欲しい。君が幸せになるまでは、自分の幸せを考える事ができない」と告げた。
しかし、水口咲は「1人でもやりがいのある仕事をして、十分に幸せだから」と答えた。
2人の中が良さそうだったので、水無月連が「いつまで痴話げんかしているの?」と尋ねると、2人は「私たちはもう夫婦ではない」と答えた。
さて、水口咲(北川景子)が帰宅すると、自衛隊の一ノ瀬純(田辺桃子)が待っており、一ノ瀬純は森に置き去りにしたことなど、これまでの悪事を謝罪した。
水口咲が「どうしてそんなことを?」と尋ねると、一ノ瀬純は泣きながら、「生まれて初めて人を好きになって、どうしたらいいのか分らなくなってしまって。私は決して、許されない事をしてしまいました。私には緒原1曹を好きになる資格はありません」と話した。
■リコカツ-緒原紘一(永山瑛太)の思惑
ある日、水口咲(北川景子)は緒原紘一(永山瑛太)に呼び出されて、お洒落なレストランに行くと、元彼の青山貴也(高橋光臣)が待っていた。
水口咲が「どうしたの?」と驚くと、青山貴也は緒原紘一に呼ばれたことを教えた。
すると、フロント係が、緒原紘一からメッセージを預かっていると言い、水口咲に巻物を渡した。
巻物には「デイトを楽しんでください」と書いてあった。
一方、緒原紘一(永山瑛太)は一ノ瀬純(田辺桃子)と大盛りの定食屋で食事をしていた。
一ノ瀬純は、告白した事を謝罪し、「忘れてください。私は緒原1曹の仕事仲間として職務を全うします。だから、これからも仲間として接してください。よろしくお願いします」と頭を下げた。
さて、水口咲(北川景子)は緒原紘一(永山瑛太)のダメ出しばかりしているので、青山貴也(高橋光臣)は「本当に好きだったんだね。紘一さんのこと。それだけ喧嘩するってことは、真剣に向き合ってたってことでしょ」と尋ねた。
水口咲(北川景子)は「でも離婚した」と答えた。
■リコカツ-前進
その日、水口咲(北川景子)が帰宅すると、緒原薫(宮崎美子)が来て、水口美土里(三石琴乃)と意気投合しており、再婚などの話しをして、女子会となる。
一方、緒原紘一(永山瑛太)と緒原正(酒向芳)は、水口武史(平田満)の自宅に呼ばれて、やけ酒を飲みながら、男子会をしていた。
しかし、愚痴を聞いていた緒原紘一(永山瑛太)は、「いい加減にしてください。父さんたちも、母さんたちのように前へ進むべきです」と怒った。
翌日、水無月連(白洲迅)は、水口咲(北川景子)に「俺と賭けをしよう。この小説が書き終わったとき、アンタが誰とも付き合っていなければ、俺と付き合う。嫌なら誰かと付き合えばいいだけじゃん」と告げた。
一方、水口武史(平田満)は、長女の鹿浜楓(平岩紙)から、「ママはお金を持ち逃げされたの。立川に。2000万」と教えられて驚き、「立川の写真はないのか」と尋ねた。
そのころ、母・水口美土里(三石琴乃)は水口咲(北川景子)に、「このまま1人で居るつもり。他の人との未来を考えてもいいんじゃない?大抵は親の方が先に行くわけだから、そのとき、咲が1人だと心配になっちゃう。紘一さんの事を心配してるの?咲には咲の幸せを考えて欲しいの」と再婚を勧めた。
翌朝、緒原正(酒向芳)は「先日、前に進めと言ったな。自分は自分で考える。お前も別の人との結婚を考えて見たらどうだ。お前はまだ若い。このさき、1人で生きていくのか?1人は寂しいぞ」と再婚を勧めた。
その日、水口咲(北川景子)は一ノ瀬純(田辺桃子)の元を訪れ、「結婚される事になったら、仕事はどうされるんですか?」と尋ねると、一ノ瀬純は「古いかも知れませんが、結婚したら、夫のために仕事は辞めるつもりです」と答えた。
すると、水口咲は「本当は、まだ好きなんですよね?私たちはもう離婚したのだから、もう気にしないでください」と告げた。
一方、緒原紘一(永山瑛太)は青山貴也(高橋光臣)に「咲に合うのは青山さんだと思います。どうか咲さんをよろしくお願いします」と言い、頭を下げた。
その後、緒原紘一(永山瑛太)は一ノ瀬純(田辺桃子)に会い、「自分は誰ともお付き合いするつもりはありません」と告げると、走り去った。
■リコカツ-2人の想い
そして、緒原紘一(永山瑛太)は、水口咲(北川景子)の自宅を訪れると、「君が何時も穏やかでいらえる相手が一番だ。日だまりのように暖かく穏やかで微笑んでいる。君はそういう場所を見つけて欲しい」と頼んだ。
水口咲は「貴方はどうなの?貴方に取って一ノ瀬さんはそういう居場所なの?彼女は真面目で不器用で、古風なところも紘一さんに似てた。彼女、結婚したら、夫のために仕事は辞めるつもりなんだって。紘一さんと合っていると思うよ。どう思ってるの?」と尋ねると、緒原紘一は「彼女と付き合うことにした」と答えた。
水口咲が少し悲しそうに、「そっか。よかったじゃない。私も紘一さんと同じ気持ち。貴方には、日だまりで微笑んでいて欲しい」と告げると、緒原紘一は「ありがとう」と言い、家を出て行った。
水口咲は緒原紘一を追いかけて、「私、貴也(高橋光臣)とやり直す」と告げると、緒原紘一は「そうか、良かった」と笑顔で答えた。
水口咲は笑顔で「紘一さんも、一ノ瀬さんと仲良くね。さよなら」と言って立ち去るが、立ち去る水口咲の顔は悲しそうだった。
さて、緒原紘一は「良かったんだ。これで良かったんだ」と自分に言い聞かせながら、街を歩いていたが、ガラスに映った自分の顔を見ると、「お前、嘘ついたな。何やってんだよ」と言い、ガラスに映った自分を叩いて崩れ落ち、泣くのだった。
一方、水口咲は青山貴也(高橋光臣)と会ったので、「私と付き合ってください」と言おうとしたが、どうしても言えず、「ごめん。私、貴也とやり直せない。私はもう、誰とも結婚しない」と告げたのだった。
■リコカツ-第9話のあらすじとネタバレ
水口咲(北川景子)は、緒原紘一(永山瑛太)が一ノ瀬純(田辺桃子)と付き合っている事にショックを受けて、自宅を売却する事に決め、居候している姉と母に引っ越し先を探すように頼んだ。
一方、紘一の父・緒原正(酒向芳)は、緒原薫(宮崎美子)が働いている旅館を訪れ、支配人に「自衛官だったので体力に自信がある」と言い、履歴書を渡し、働かせて欲しいと頼んだ。
緒原正(酒向芳)は、若い女性の仲居リーダーに扱き使われながらも、旅館の仕事を頑張るのだった。
さて、水口咲(北川景子)が青山貴也(高橋光臣)に、家を売却することにした事を話すと、青山貴也は「委任状を書いてくれれば、僕がやる。いいんだよ。僕を頼ってくれて」と言い、家の売却を引き受けた。
水口咲は、緒原紘一に青山貴也と結婚すると言ってしまった事を明かして困ると、青山貴也は「大丈夫、話を合わせておくから」と答えた。
一方、緒原紘一は一ノ瀬純に、交際を断って逃げた事を謝罪すると、一ノ瀬純は「気にしないでください。これからも、仕事仲間として、頼られる仕事仲間としてより一層、精進します」と答えた。
翌日、青山貴也は緒原紘一の元を訪れ、水口咲が家を売却する事に決めた事を伝えて、最終確認だと言い、委任状に同意を求める。
緒原紘一は2人が結婚すると思っているので、激しく動揺するが、「それが咲の幸せだ」と言い、家の売却を認め、委任状にサインした。
一方、水口咲は小説家の水無月連(白洲迅)に、「私は誰とも付き合いません。1人で生きています」と伝えると、水無月連は「そうまでしないと前に進めないとは、強い屈託が」と呆れた。
水口咲が「賭けのことは無かったことにして欲しい」と頼むと、水無月連は「そんなに俺のことが嫌?」と呆れた。
翌日、水口咲は、ファッション誌時代の上司から、3年のパリ転勤を打診される。
元々、水口咲はパリ本社の海外研修を希望しており、その希望が今頃になって通ったのだ。
文芸部の上司は、水無月連の小説が完成したら、自由にして良いと言っており、海外研修のビックチャンスが到来するが、水口咲は「少し考えても良いですか」と言い、時間を貰った。
一方、水口武史(平田満)は、妻の金を持ち逃げした男・立川の居場所を突き止めたので、決闘をするため、緒原紘一(永山瑛太)に同行を頼んだ。
水口武史が立川の事務所を訪れ、2000万円を返すように要求すると、立川は「もう金ならない。それに、俺が本を売って稼いだ金だ。俺が使って当然の金なんだよ。良い夢見られて良かったじゃねーの。年下の男と付き合えて」と言って、水口美土里(三石琴乃)を馬鹿にした。
怒った水口武史は立川に殴りかかろうとするが、転倒。立川が逃げようとしたので、緒原紘一が取り押さえた。
立川が「金なんか要らねえだろ。あの女は先が短いんだから、あったって使い切れねーよ」と言うので、緒原紘一は「どういう意味だ」と尋ねた。
その後、水口武史は緒原紘一に連れられて帰宅すると、家族に立川と決闘して、立川を警察に突き出した事を報告した。
水口美土里(三石琴乃)が「年を考えなさいよ。無茶な事をして。たまたま捻挫で済んだけど、万が一って事があるでしょ」と怒ると、水口武史は「俺の怪我なんて、たかが知れている。立川が言ってた。美土里が病気だって。あいつ、美土里のバックを勝手に漁って、乳がんの検査の通知を見つけたって」と話した。
鹿浜楓(平岩紙)が「ママ本当なの」と驚くと、水口美土里は「本当よ。再検査も受けた。間違いないって。癌だって」と話した。
水口咲(北川景子)が「どうして言ってくれなかったの?」と尋ねると、水口美土里は「迷惑かけちゃうじゃない」と答え、治療はするつもりが無い事を明かした。
「美魔女なんて持ち上げられてきたけど、年齢には勝てない。このまま老いていって、何もかも失うのが怖い。私には見た目しか取り柄が無いから。そのほかに何にも価値がない事を一番、よく分っているから、綺麗な私のまま世の中から、そっと居なくなるのが一番なの」
それを聞いた水口武史(平田満)は、みんなを帰し、水口美土里と2人だけで話をした。
水口武史が初めてのデートの様子を事細かく話すと、水口美土里は「良く覚えてるわね」と驚いた。
すると、水口武史は「覚えてるさ、美土里の事は全部。結婚する前の事も、結婚してからの事も全部覚えてる。美土里は見た目だけの女じゃ無い。それは俺が一番、分ってる。美土里は俺の人生の全てだ。心から愛している。それなのに、俺は美土里を大切にしてこなかった。今更、そんな事に気付いて。俺は何の価値のない男だけど、生きてくれないか、俺のために。生きてくれ、しわくちゃなお婆ちゃんになっても。生きてくれていれば、俺は何も要らない。他の男と付き合っててもいい。生きててくれよ」と言って泣いた。
それを聞いた水口美土里は「分ったわよ。そんな顔で泣かないで。みっともない」と言って、ハンカチを差し出した。
さて、水口咲(北川景子)と緒原紘一(永山瑛太)は、咲の両親の事で話し合っていた。
両親は離婚してから絆を深めたので、水口咲は「夫婦ってなんだろう。離婚して良かったのかな」と尋ねる。
緒原紘一は「もし、君に何かあったら・・・。嫌、君には青山さんがいる。青山さんが守ってくれる」と言ったので、水口咲は残念がり、「紘一さんにも守らなきゃいけない人がいるもんね」と答えた。
そこへ、自宅を売却する件で青山貴也(高橋光臣)が現われたので、緒原紘一は「自分は間男ではありません」と言い、立ち去った。
さて、青山貴也は「家が売れたんだ。直ぐにでも買いたいと言う人が現われ、さっき契約してきた。この家を出て、行く当てがあるの?」と尋ねると、水口咲は「うん。ちょっと考えている事もあるから」と答えた。
青山貴也は「誰とも結婚しないと言ったけど、一番好きな人と結婚できないからじゃない?離婚したから・・・。ごめん。色々言い過ぎた」と言い、帰って行った。
その日の夜、水口咲は家族に家が売れたことを報告し、水口美土里(三石琴乃)に「あの家の方が広いし、病院にも近い。そうしてくれたら、パパも安心だって」と言い、実家へ帰るように促すと、水口美土里は実家に帰ることにした。
翌日、緒原紘一(永山瑛太)は緒原薫(宮崎美子)から「あの人が大変なの」という電話を受け、緒原薫が働いている旅館に駆けつけると、緒原薫は支配人から「この仕事には向いてない。辞めて貰います」とクビを宣告されていた。
すると、緒原薫は土下座し、「国民全体を守るという自負から、一番大事な妻と子供に寄り添ってやれなかった。守ってやる事が出来なかった。だから、この場所で、今、生まれ変わらなければならない。今からでもやり直せる事を伝えなければならない」と言い、旅館で雇って欲しいと懇願した。
その様子を見た緒原薫(宮崎美子)は「私、お父さんを誤解してたのかも。お父さんの人生は、ずっと私と紘一と一緒だったのかも、男の人は口にしなくても分ると思ってるけど、それじゃダメなのよ。・・・もう1度、話をしてみようかな。このままじゃ、後悔しか残らないと思うから」と思った。
緒原薫が「離婚した事を後悔しているんじゃない」と尋ねると、緒原紘一は「咲さんには新しいパートナーが居ますから。咲さんとの過去は全て捨てました」と答えた。
すると、緒原薫は「だったら未来を作りなさい」と告げるのだった。
一方、水無月連(白洲迅)は水口咲(北川景子)のモデルに小説を書いており、残すは結末だけだった。
水無月連が「困るじゃん。ちゃんと決着を付けてくれないと、結末が書けない」と告げると、水口咲は「もう結末なら分ってます。今更、戻れません。一緒に住んでいた家も売れたし、もう何も残ってないんです。手遅れです」と答えた。
すると、水無月連は、水口咲にライトの付いたボールペンを帰し、「これ、必要なんだろ。結末はアンタが決めて」と告げた、
ボールペンを受け取った水口咲は、水無月連の自宅を飛び出し、緒原紘一に「始めてデートした場所で待っている」とメールを送った。
その後、水口咲は、始めてデートをした雷門で待っていたが、いっこうに緒原紘一が現われないので、落ち込んでいた。
しかし、まさかと思って、慌ててデパートに向かうと、デパートの前で緒原紘一が待っていた。
水口咲が「どしてここに?初めてデートをしたのは雷門でしょ」と尋ねると、緒原紘一は「あっちは待ち合わせの場所で、デートと言ったらここだ。そもそも、具体的な場所を伝えないのが誤解の元だ」と答えた。
緒原紘一が「分った。雷門の前でもう一度待ち合わせをしよう」と言い、エスカレーターに乗った。
すると、水口咲が緒原紘一を追いかけ「私だって、紘一さんに何かあったら耐えられない。私も紘一さんが好き。どうしようもないほど、紘一さんが好き」と告白した。
エスカレーターを下りた緒原紘一は、「自分も、君の事を忘れようとした。何度も何度も忘れようとした。でも出来なかった。自分はどうしようもなく、君のことが好きだ」と告白し、水口咲を抱きしめた。
そして、緒原紘一は「自分は変わる。君とやり直すために変わる」と約束すると、水口咲も「私も」と答えた。
緒原紘一は水口咲にキスしようとしたが、キスできずに水口咲を抱きしめたのだった。
■リコカツ-最終回のあらすじとネタバレ
水口咲(北川景子)と緒原紘一(永山瑛太)は、再び交際することにしたが、お互いに既に恋人がいる事に気付いた。
しかし、水口咲は青山貴也(高橋光臣)と交際していなかった事を明かし、緒原紘一も一ノ瀬純(田辺桃子)とは交際していなかった事を明かし、無事に交際することになる。
ところが、もう自宅を売却してしまったことを思いだした。
そこで、青山貴也(高橋光臣)に問い合わせると、自宅を購入したのは「山田幸男」だと判明したので、自宅を買い戻そうとするのだが、なんと「山田幸男」は小説家の水無月連(白洲迅)の本名だった。
そこで、水口咲(北川景子)は水無月連(白洲迅)に、自宅の売買契約を白紙に戻したいと頼むが、水無月連は「いやだ」と拒否し、「2人はこの先どうなるか分らない」と言い、月30万円で貸すと言った。
翌日、水口咲(北川景子)から、パリ研修の返事を迫られるが、30歳代の3年は貴重なのでなので、答えを出せずにいた。
一方、緒原紘一が水無月連(白洲迅)に、売買契約を白紙に戻して欲しいと頼みに行くと、水無月連は「海外研修は止めたのか?」と言い、3年のパリ研修の事を話した。
驚いた緒原紘一は自宅に戻ると、水口咲にパリ研修の事について話し合おうとしたが、疲れていたのか、水口咲は寝てしまった。
そこで、緒原紘一は水口咲をベッドに運ぶのだが、水口咲の机の上に、ファッション誌が並んでいたので、パリへ行きたいのだと悟る。
翌日、咲の母・水口美土里(三石琴乃)は、夫の愛人・城木里奈(中田クルミ)を呼んで話し合うと、城木里奈は親友であり、やましいことは何も無いのだと話した。
城木里奈は「本当に大切な親友だけど、もう合わないことにします。大事にしてあげてください」と言って部屋を出て行こうとすると、水口美土里は「本当にただのお友達なら、友達のままでいいんじゃない」と告げた。
その後、水口美土里(三石琴乃)は入院する。
一方、緒原紘一は、旅館で働く父・緒原正(酒向芳)に会いに行くと、「自分は無価値であることに気付いた。今、変わらなければならない。お前は、緒原紘一として一番大切な人を守れ」と告げた。
その後、帰宅した緒原紘一(永山瑛太)は、家訓を読み上げて、辞表を提出する事にし、フランス語の勉強を始めるのだった。
さて、緒原正(酒向芳)の話しをコッソリと聞いていた緒原薫(宮崎美子)は、緒原正に「いいかげん、ちゃんと口に出して伝えてください。思い続けてきたこと」と頼んだ。
すると、緒原正は、「いつも仕事の時、制服のポケットに家族の写真を入れていた。いつ、いかなるときでも、家族を思わない日は無かった。だから、ここに君と居て、許されるならば、君の思い入れの中に、心の中に自分の存在を残せるならと思って、ここに来た」と告げた。
緒原薫が「残念ながら、元の夫婦には戻れません、でも違う関係なら。人生100年っていう時代なので、これから沢山、思い出が作れるのかもしれません」と答えると、緒原正は緒原薫の手を取って泣いた。
さて、水口咲(北川景子)は有給が取れたので、緒原紘一(永山瑛太)の実家に泊まりに行き、緒原紘一の書き損じてゴミ箱に捨ててあった辞表を発見する。
怒った水口咲は緒原紘一を問い詰めると、緒原紘一は水無月連(白洲迅)からパリ研修の事を聞いたと言い、自衛隊を止めて一緒にパリに行くことを明かした。
水口咲が「絶対に辞めるちゃダメだよ。この仕事は誇りなんでしょ。私は辞めて欲しくない」と告げると、緒原紘一は「だったら、別れるしかないのか」と答えた。
水口咲は「これからは、大切な事は1人で決めずに、2人で話し合いたい。私は何があっても紘一さんの側から離れないと決めたから。私はパリへは行かない。自分の力でファッションの仕事に戻ってみせる」と告げる。
緒原紘一は「すまない。本当にすまない」と言い、水口咲を抱きしめた。
その後、緒原紘一は上官に謝罪して、退職届を返してもらう。
その日、帰宅した緒原紘一は「本当にパリへ行かなくて良いのか?迷うということは行きたい気持ちがあるからだ。違うか?夢を諦めていいのか?」と尋ねと、水口咲は「パリへ行きたい。それが本音」と答えた。
すると、緒原紘一は「自分は待つ。3年くらい何だ。37年間待って出会った運命の人だ」と告げると、水口咲はパリ行きを決断した。
そして、水口咲が「もう1度、貴女の妻になりたい」と告げると、緒原紘一も「もう1度、君の夫になりたい」と答えた。
そして、ビデオ通話など、2人で遠距離中にやることのルールを作った。
その後、青山貴也(高橋光臣)が水無月連(白洲迅)との自宅の売買契約を白紙に戻してくれた。
水無月連(白洲迅)も小説を完成させ、水口咲はパリへと旅立った。
水口美土里(三石琴乃)は無事に退院し、実家に戻ると、水口武史(平田満)が再婚を申し込むが、水口美土里は「再婚はしない。まずはお友達からね」と答えた。
■リコカツ-最終回の結末ネタバレ
やがて3年の月日が流れ、約束の日が来た。
緒原紘一(永山瑛太)は、スーツを着て婚姻届を出しに行く用意をしていたが、水口咲(北川景子)から電話がかかってきて、「今日は戻れない」と言われてしまう。
「いつ帰ってくるの」
「そんなに早く会いたいの」
「会いたいに決まっている」
すると、水口咲は「珍しく素直だね」と言い、玄関を開けて入ってきた。
緒原紘一が「騙したのか?」と尋ねると。、水口咲は「サプライズだって」と答えた。
「離婚だ!離婚」
「まだ籍を入れてませんけど」
水口咲は「変わらないね」と言い、緒原紘一に抱きつき、2人は指輪を交換し、キスをしたのだった。
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