ボクの殺意が恋をした-犯人と真犯人(黒幕)の考察とネタバレ
日本テレビのドラマ「ボクの殺意が恋をした」の本当の犯人(真犯人)と黒幕の考察とネタバレです。
ボクの殺意が恋をした-考察とネタバレの目次
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「ボクの殺意が恋をした」の犯人
主人公となる男虎柊(中川大志)は、子供の頃に両親を亡くしたため、父の親友・男虎丈一郎(藤木直人)に育てられた。
やがて、育ての親・男虎丈一郎(藤木直人)が交通事故で死ぬ。
しかし、男虎柊(中川大志)は、刑事・綿谷詩織(水野美紀)から警察には「SOS」という法では裁けない悪人を裁く秘密組織があり、男虎丈一郎は「SOS」の殺し屋だった事を告げられる。
さらに、男虎丈一郎は交通事故で死んだのではなく、人気漫画家の鳴宮美月(新木優子)に殺されたというのだ。
男虎丈一郎は鳴宮美月(新木優子)を暗殺しようとしたのだが、反対に鳴宮美月に殺されてしまったというのだ。
男虎丈一郎を殺害した犯人を知った男虎柊(中川大志)は、自ら殺し屋になり、鳴宮美月の暗殺を誓うのだった。
ボクの殺意が恋をした-真犯人(黒幕)の考察
男虎柊(中川大志)を育てるようになった男虎丈一郎(藤木直人)は、殺し屋を辞めて堅気になる事にして、最後の仕事として人気漫画家・鳴宮美月(新木優子)の暗殺に望んだ。
しかし、男虎丈一郎(藤木直人)は返り討ちに遭って鳴宮美月(新木優子)に殺され、SOSの責任者・綿谷詩織(水野美紀)が交通事故として処理したということのようである。
ただ、あくまでも男虎丈一郎が漫画家・鳴宮美月に殺されたと言っているのは、SOSの責任者・綿谷詩織だけだ。
したがって、男虎丈一郎(藤木直人)を殺した真犯人が居るのであれば、綿谷詩織(水野美紀)が真犯人もしくは黒幕という可能性が大きい。
男虎丈一郎(藤木直人)は「SOS」のエースとして長らく殺し屋の業務に関わっており、多くの秘密を握っていた。
だから、男虎丈一郎(藤木直人)は殺し屋を廃業して「SOS」を抜けようとしたため、SOSの責任者・綿谷詩織(水野美紀)に殺されたのだと予想する。
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男虎柊(中川大志)の両親も殺された?
「ボクの殺意が恋をした」の真犯人を考察していると、ふと気付いたことがある。
なんと、男虎柊(中川大志)の両親も死んでいるという点だ。
「ボクの殺意が恋をした」は殺し屋が居るという世界線での話しなので、男虎柊(中川大志)の両親も殺し屋に殺されたという可能性もあるのではないか。
おそらく、最終回の焦点は男虎柊(中川大志)の両親を殺した犯人だと思う。
男虎丈一郎(藤木直人)は生きている?
「ボクの殺意が恋をした」の真犯人を考察するうえで、大事なポイントをネタバレしておくと、そもその男虎丈一郎(藤木直人)は死んでいるのかという疑問が残る。
第1話の冒頭で、鳴宮美月(新木優子)がホテルで取材を受け、そのときにカメラマンが鳴宮美月を撮影しようとした。
しかし、鳴宮美月の背後で、男虎柊(中川大志)らがビルの清掃をしており、邪魔をしてしまった。
ゴルゴ13などの一流の殺し屋は背後を気を付けるらしいので、背後が無警戒の鳴宮美月は殺し屋とは思えない。
それに、綿谷詩織(水野美紀)の話しでも、鳴宮美月(新木優子)は組織に資金を流していたようだ。
鳴宮美月(新木優子)が殺し屋でないのであれば、伝説の殺し屋である男虎丈一郎(藤木直人)が返り討ちに遭うとは思えない。
だから、真犯人(黒幕)の存在が疑われるのだが、真犯人(黒幕)の他にも、もう1つ可能性がある。
それが、「そもそも男虎丈一郎(藤木直人)は死んでいない説」である。
私は男虎丈一郎(藤木直人)が死んだという前提で真犯人や黒幕を考察をしているのだが、男虎丈一郎(藤木直人)は生きており、死んだふりをしているだけだという可能性も十分に残る。
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真犯人は皆川真希(小西はる)
男虎丈一郎(藤木直人)が死んでいるとすれば、黒幕は綿谷詩織(水野美紀)で間違いないだろう。
では、男虎丈一郎(藤木直人)に直接手を下した真犯人は誰か。
真犯人は、おそらく、鳴宮美月(新木優子)の漫画アシスタントを務める皆川真希(小西はる)だろう。
何故かというと、皆川真希(小西はる)は写経をしているからだ。
写経というのは、般若心経を書き写すことで、写経を趣味にしている人は居るが、写経といえば、供養や修行というイメージが強い。
つまり、皆川真希(小西はる)は、一流の殺し屋で、暗殺してきた人を供養するために、写経をしているのではないだろうか。
鳴宮美月(新木優子)の正体
鳴宮美月(新木優子)の正体は、男虎柊(中川大志)の幼なじみであり、初恋の相手である葉山葵だと判明した。
葉山葵(新木優子)は、本物の鳴宮美月から頼まれて、鳴宮美月の振りをしていただけだった。
本物の鳴宮美月の考察
鳴宮美月(新木優子)の正体は相手・葉山葵で、葉山葵は鳴宮美月から頼まれて、鳴宮美月の振りをしていただけだった。
そこで、本物の鳴宮美月について考察する。
鳴宮美月は元々、覆面漫画家で、表には一切出ていなかったが、漫画の賞を受賞したことを切っ掛けに表舞台に出てきた。
担当編集者・風岡樹生(中尾明慶)は鳴宮美月を発掘し、デビュー時から鳴宮美月を漫画家として育ててきたので、デビュー時から鳴宮美月の事を知っている。
また、アシスタントの水瀬千景(田中みな実)も、鳴宮美月の覆面漫画家時代からのアシスタントである。
その他のアシスタントは、鳴宮美月が表舞台に顔を出すようになってから雇われた。
鳴宮美月はペンネームので、男かも知れないし、女かも知れない。それに、1人ではなく複数人かもしれない。
覆面漫画家として活動してきた鳴宮美月が、急に表舞台に出てきのは不自然なので、このときに葉山葵(新木優子)が鳴宮美月になったのだろう。
そう考えると、本物の鳴宮美月の正体は、風岡樹生(中尾明慶)か水瀬千景(田中みな実)のどちからという可能性が大きいので、水瀬千景(田中みな実)が本物の鳴宮美月だろう。
本物の鳴宮美月の正体の考察
葉山葵(新木優子)は漫画家になりたくて応募し続けていたが、どこにも採用されず、母親の入院費も困っていた時期に、本物の鳴宮美月から「私の代わりに表舞台に立てば、デビューを約束する」と言われ、鳴宮美月のふりをしていた。
本物の鳴宮美月はボイスチェンジャーで声を変えていたので、葉山葵は本物の鳴宮美月の正体を知らないようだ。
第5話の最後に、葉山葵は本物の鳴宮美月からの電話を受け、男虎柊(中川大志)が自分を殺そうとしていた事を知り、葉山葵は鳴宮美月のふりを続けることにした。
このとき、葉山葵は本物の鳴宮美月に「全てはアナタの計画通りに」と言っている。
つまり、葉山葵は本物の鳴宮美月ではないが、本物の鳴宮美月の計画を知っているということになる。
一方、本物の鳴宮美月との連絡係だった水瀬千景(田中みな実)は、相手から電話が一方的に来るので、本物の鳴宮美月については何も知らないと言っていたが、本物の鳴宮美月の部屋を訪れて謝罪していた。
つまり、水瀬千景(田中みな実)は本物の鳴宮美月ではないということになる。
本物の鳴宮美月が相関図に掲載されいるという前提で考えると、葉山葵(新木優子)と水瀬千景(田中みな実)が候補から消えたので、綿谷詩織(水野美紀)か男虎丈一郎(藤木直人)が本物の鳴宮美月の可能性が大きい。
男虎丈一郎(藤木直人)は葉山葵(新木優子)に殺された事になっているが、一流の殺し屋が葉山葵に殺されるとは思えないので、男虎丈一郎は生きているという可能性が大きい。
3番手として怪しいのは、般若心経を趣味にしている皆川真希(小西はる)だが、黒幕というには若すぎるかもしれない。
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デス・プリンス(鈴木伸之)の雇い主
デス・プリンスは誰かに雇われて、鳴宮美月(新木優子)を殺そうとしている。
デス・プリンスが鳴宮美月(新木優子)を殺そうとしているということは、デス・プリンスは鳴宮美月(新木優子)の正体が葉山葵だと知らないし、本当の鳴宮美月の事も知らないということになる。
では、誰がデス・プリンスに鳴宮美月(新木優子)を殺すように依頼したのか。
おそらく、本当の鳴宮美月だろう。
本当の鳴宮美月は、警察の殺し屋組織「SOS」から命を狙われている事を知り、漫画家を目指していた葉山葵(新木優子)に鳴宮美月になるように依頼した。
そして、本当の鳴宮美月は、デス・プリンス(鈴木伸之)に鳴宮美月(新木優子)を殺害するように依頼した。
本当の鳴宮美月は、鳴宮美月(新木優子)が死ねば、鳴宮美月が死んだ事になり、自分が安全になると考えたのだろう。
ボクの殺意が恋をした-本当の鳴宮美月の正体
本物の鳴宮美月が相関図の中に居るという前提で考察をすると、まず、水瀬千景(田中みな実)は本物の鳴宮美月に会っているので、候補から外れる。
また、葉山葵(新木優子)も鳴宮美月の計画に協力してるので、候補から外れる。
さらに、綿谷詩織(水野美紀)は、警察官なので、漫画家は俗に言う「公務員の副業禁止」に抵触する可能性が大きいため、本物の鳴宮美月という可能性が低い。
そうすると、本物の鳴宮美月は、男虎丈一郎(藤木直人)という可能性が大きい。
男虎丈一郎(藤木直人)は葉山葵(新木優子)に殺されているのだが、これが「鳴宮美月の計画」であれば、男虎丈一郎は生きており、全ての辻褄が合う。
男虎丈一郎は葉山葵を計画に引き入れ、死んだ事にしたのだろう。
素人の葉山葵が、プロの殺し屋である男虎丈一郎を殺せるはずがないという疑問点も、男虎丈一郎と葉山葵が協力関係なら、可能である。
ボクの殺意が恋をした-男虎丈一郎の目的の考察
男虎丈一郎(藤木直人)の経営していた清掃会社は、元々は男虎柊(中川大志)の両親の会社であり、清掃会社を男虎柊へ譲ろうと考えていた。
しかし、男虎柊は生まれながらに間が悪いので、男虎丈一郎は心配だった。
そこで、男虎丈一郎は、男虎柊が1人で会社を経営していけるのかを見極めるため、葉山葵(新木優子)を味方に引き入れて、男虎柊をテストした。
それが、男虎丈一郎の目的であり、「ボクの殺意が恋をした」の真相だと予想する。
本物の鳴宮美月の正体のネタバレ
本物の鳴宮美月の正体は水瀬千景(田中みな実)で、黒幕は綿谷詩織(水野美紀)だった。
鳴宮美月がテロリストに資金供給をしているという話や、葉山葵(新木優子)が男虎丈一郎(藤木直人)を殺した防犯カメラの映像も、全て綿谷詩織(水野美紀)の嘘だった。
水瀬千景(田中みな実)の恋人・赤坂タケル(小池徹平)は、週刊誌の記者で、綿谷詩織(水野美紀)の不正を掴んだため、綿谷詩織に殺された。
男虎丈一郎(藤木直人)も綿谷詩織の不正に気付き、綿谷詩織に殺された(ただし、男虎丈一郎は生きていた)。
葉山葵(新木優子)は、赤坂タケル(小池徹平)の妹で、兄の赤坂タケルを殺されたため、自らの意思で水瀬千景(田中みな実)に協力していた。
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今後の考察ポイント
葉山葵(新木優子)の兄・赤坂タケル(小池徹平)が残した綿谷詩織(水野美紀)の不正を暴く証拠のデータは万年筆の中に隠されている。
この万円筆は風岡樹生(中尾明慶)が持っているようである。
風岡樹生(中尾明慶)は、漫画の編集者になる前に週刊誌に居たことから、おそらく、赤坂タケル(小池徹平)の事を知っており、事件解決のキーマンになると考えられる。
そして、男虎丈一郎(藤木直人)が生存していた事も判明したし、みんなでSOSの綿谷詩織(水野美紀)を追い詰めるという展開になると考えられる。
「ボクの殺意が恋をした」の次に始まるドラマのネタバレ
「ボクの殺意が恋をした」の次に始まるドラマは、大ヒットドラマ「あなたの番です」の秋元康とスタップが集結したミステリードラマ「真犯人フラグ」です。
「真犯人フラグ」は、主人公の・相良凌介(西島秀俊)が妻と子供に失踪されて、世間からの同情を集めるが、インターネット上の書き込みが切っ掛けで、一夜にして真犯人という疑惑が浮上し、追い詰められていうというストーリーである。
「真犯人フラグ-原作と犯人と最終回ネタバレ」へ続く。
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コメント欄
とてもおもしろいです
デスプリンスが出てきた時本当に嬉しかったです
こんなお話また見たいです!
めちゃおもしろかった