桜の塔-第7話のあらすじとネタバレ-犯人は久瀬秀臣

椎名桔平が出演するテレビ朝日のドラマ「桜の塔」の第7話のあらすじとネタバレです。

  1. 桜の塔-第1話のあらすじとネタバレ
  2. 桜の塔-第2話のあらすじとネタバレ
  3. 桜の塔-第3話のあらすじとネタバレ
  4. 桜の塔-第4話のあらすじとネタバレ
  5. 桜の塔-第5話のあらすじとネタバレ
  6. 桜の塔-第6話のあらすじとネタバレ

■桜の塔-第7話のあらすじとネタバレ

千堂大善(椎名桔平)は若槻大臣に取り入って次期警視総監の座を狙っていたが、上條漣(玉木宏)が加森議員を逮捕したため、千堂大善は若槻大臣の怒りを買い、警視総監の座が遠のいた。

千堂大善(椎名桔平)は激怒して、上條漣(玉木宏)を破門にして捜査共助課へ左遷するが、上條漣は権藤秀夫(吉田鋼太郎)を後見人として改革派を立ち上げ、千堂大善に反旗を翻した。

上條漣は左遷されたが、「これで自由に動ける」と思っており、千堂大善は富樫遊馬(岡田健史)に捜査共助課への異動を命じ、上條漣の監視させた。

一方、警視総監の座を狙う東大派の吉永晴樹(光石研)は、若槻大臣の線か消えたとしても、矢上警視総監(尾見としのり)の推薦があれば警視総監になれるとして、千堂大善(椎名桔平)の事を警戒していた。

ある日、千堂大善(椎名桔平)はベンチに封筒を置いて立ち去ると、久瀬秀臣が現われ、封筒を持って立ち去った。

それを見ていた刈谷銀次郎(橋本じゅん)は、「なんでアイツが」と言い、ある人物に電話を掛けるのだった。

その日の夜、上條漣(玉木宏)は妻の優愛(仲里依紗)に「実家に戻って欲しい。協力して欲しいんだ。お父さんに不審な点があれば、俺に教えて欲しい。お父さんは警視総監になるために、周りが見えなくなっている」と頼むと、優愛は「そういうことなら私は戻る。漣の力になることが私の幸せだから」と引き受けた。

上條漣(玉木宏)が電話がかかってきたので出かけると、優愛(仲里依紗)は上條漣のノートを見て驚き、ノートをスマホで撮影した。

一方、自宅を出た上條漣(玉木宏)は、刈谷銀次郎(橋本じゅん)に会って金を貸すと、刈谷銀次郎は「千堂副総監には気を付けろ。何か企んでる気がする」と言って立ち去った。

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■若槻大臣の狙撃事件

翌日、特命担当大臣・若槻大臣が演説中に狙撃されるという事件が起きた。左の大腿部を撃たれており、命には別状は無かった。

早速捜査会議が開かれるが、目撃者は無く、犯人の手がかりは得られなかった。

上條漣(玉木宏)は、千堂大善(椎名桔平)が警視総監になるために、何者かに、若槻大臣を狙撃させたのだと考えた。

さて、富樫遊馬(岡田健史)は水樹爽(広末涼子)に、千堂大善(椎名桔平)の命令で収賄容疑の証拠を盗んだ事を謝罪するが、水樹爽は「私にとって警察は特別なの。自分の正義を貫ける場所。それをアンタは汚した」と怒った。

しかし、水樹爽の実家のラーメン店で働いてる蒲生兼人(森崎ウィン)が「誰でも間違いはある。1度の過ちを許さない爽さんじゃない。僕にだってチャンスを暮れたじゃないですか」と助け船を出すと、水樹爽は「そう言われたら、許さないわけにはいかない」と言い、富樫遊馬を許した。

■吉永晴樹(光石研)の援軍

さて、若槻大臣を狙撃した事件は、犯人の手がかりが得れず、捜査が難航していたが、東大派の吉永晴樹(光石研)が狙撃場所と犯人を特定し、上條漣(玉木宏)に教えた。

犯人はSATの狙撃手だった元警察官・久瀬秀臣だった。

吉永晴樹(光石研)は、この事件には千堂大善(椎名桔平)が絡んでいると思っていると言い、久瀬秀臣は千堂大善の部下だった事を教えた。

さて、久瀬秀臣はSATから公安部に転属した後、依願退職していた。依願退職の理由は調査中だが、退職する半年前に、薬物の取引現場で、暴力団の構成員を射殺したのだが、その構成員は元同僚の警察官だったという事件があり、それが原因で依願退職したとみられていた。

捜査一課が久瀬秀臣を逮捕すると、矢上警視総監(尾見としのり)は「私が警視総監の間に、こんな事件が起きるとは。しかも、容疑者が久瀬とは。例の件が公になれば、私のキャリアに傷が付く」と怒ると、千堂大善(椎名桔平)は「招致しております。最大限、努力します」と答えた。

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■潜入捜査の真相

さて、逮捕された久瀬秀臣は、若槻大臣の狙撃を認めると、「オリンピックまで時間が無い。短期間で警備を強化するため、こうするしかありませんでした。あくまでも問題定義をしたかっただけなので、致命傷にならないため、足を狙いました」と供述した。

取り調べを担当する水樹爽(広末涼子)は、千堂大善(椎名桔平)の関与を追及するが、久瀬秀臣は「全ては私1人でやりました」と答えた。

上條漣(玉木宏)はマジックミラー越しに取り調べを見学し、プロファイリングをしようとしたが、久瀬秀臣はSATで鍛えられたのか、プロファイリングでは何も読み取れなかった。

千堂大善(椎名桔平)は久瀬秀臣が容疑を認めていることから、上條漣(玉木宏)に取り調べを終了するように迫るが、吉永晴樹(光石研)が送致まで36時間ある事を指摘し、「何か調べられたら、困ることがあるのですか?」と尋ねると、千堂大善は引上げていった。

そこで、上條漣(玉木宏)は、久瀬秀臣が警察を依願退職する半年前に元同僚を射殺した事件について尋ねるが、吉永晴樹(光石研)は「その件については、私は何も知らない」と答えた。

何かあると感じた上條漣(玉木宏)は、権藤秀夫(吉田鋼太郎)に電話して、事件の真相と尋ねると、権藤秀夫は矢上警視総監(尾見としのり)の黒歴史だと言って教えた。

矢上警視総監は自分の点数稼ぎのために、公安部に居た千堂大善(椎名桔平)に薬物の取引現場を押えるように命じ、千堂大善(椎名桔平)が2人の警察官を暴力団に潜入捜査させた。

1人は、久瀬秀臣に射殺された深海慎吾巡査部長で、もう1人は刈谷銀次郎(橋本じゅん)だった。
そこで、上條漣(玉木宏)は刈谷銀次郎(橋本じゅん)から話を聞くと、刈谷銀次郎は全てを話した。

刈谷銀次郎・久瀬秀臣・深海慎吾の3人は同期で、久瀬秀臣と深海慎吾は1人の女性を取り合い、深海慎吾が女性と結婚したが、その後も、みんなで交流を続けていた。

そのようななか、刈谷銀次郎と深海慎吾は、千堂大善(椎名桔平)から出世を条件に、暴力団への潜入捜査をもちかけられ、警察を辞めて暴力団に潜入した。

しかし、深海慎吾はミイラ取りがミイラとなって薬物に手を出してしまい、取引の当日に刈谷銀次郎は警察官だとバラし、刈谷銀次郎に拳銃を突きつけた。

包囲していたSATの久瀬秀臣は、刈谷銀次郎を助けるために、深海慎吾を射殺し、警察が取引現場を押え、潜入捜査は終了した。

しかし、深海慎吾が薬物に手を出したせいで、2人とも警察への復帰は認められなかった。

刈谷銀次郎は、裏で十分な退職金を貰い、探偵業を始めたのだが、その退職金も尽き、今は仕事も家族も失い、落ちぶれていたのだった。

■プロファイリング

さて、上條漣(玉木宏)は妻・優愛(仲里依紗)から、千堂大善(椎名桔平)が久瀬秀臣の持っている封筒を探しているという報告を受ける。

それを知った上條漣(玉木宏)は、久瀬秀臣の取り調べを行い、潜入捜査の事を話すと、若槻大臣を狙撃すれば、深海慎吾を公務での死亡として扱い、2階級特進させ、遺族年金金も保証すると言われたのではないかと尋ねた。

そして、深海慎吾の妻に会って全てを聞いてきたと言い、死んだ深海慎吾の名誉を回復するために、若槻大臣の狙撃を引き受けたのではないかと指摘し、「千堂副総監の指示ではないか」と追求した。

モニターで取り調べを見ていた千堂大善(椎名桔平)は、激怒して取調室に向かうと、深海慎吾に圧力を掛けた。

それでも上條漣(玉木宏)は、久瀬秀臣に誓約書の隠し場所を追求するが、久瀬秀臣は何も話さなかった。

しかし、上條漣(玉木宏)はプロファイリングから、久瀬秀臣は行きつけの居酒屋の店長に誓約書を預けている事を察知し、水樹爽(広末涼子)を居酒屋へと差し向けた。

ところが、水樹爽(広末涼子)が到着すると、既に別の刑事が誓約書を持ち去った後だった。

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■千堂大善(椎名桔平)との対決

さて、上條漣(玉木宏)は千堂大善(椎名桔平)から会議室へ呼び出された。

そこへ、富樫遊馬(岡田健史)が現われ、居酒屋から回収してきた誓約書を千堂大善(椎名桔平)に渡した。

実は、千堂派の土門義郎(野間口徹)もプロファイルが出来るので、久瀬秀臣の表情から誓約書の隠し場所を察知し、一足先に富樫遊馬(岡田健史)が居酒屋から回収していたのだ。

千堂大善(椎名桔平)は誓約書を破ると、上條漣(玉木宏)に「お前の罪は重いぞ」と告げた。

しかし、富樫遊馬(岡田健史)は、潜入捜査させた警察官を使い捨てにした千堂大善(椎名桔平)のやり方に反発し、千堂大善の制止を聞かずに、本物の誓約書を取り出し、さっき渡したのはコピーだと教えた。

実は上條漣(玉木宏)は、千堂大善(椎名桔平)が手を打ってくる事を見抜いており、富樫遊馬(岡田健史)を味方に取り込んでいたのだ。

こうして、形勢が逆転し、上條漣(玉木宏)が優位に立つと、吉永晴樹(光石研)は「これで警視総監は俺のものだ」と喜んだ。

そこへ、矢上警視総監(尾見としのり)が現われ、「脅迫されて書いた誓約書に効力は無い。それは私が預かる」と言い、富樫遊馬(岡田健史)に誓約書を渡すように求めた。

富樫遊馬は拒否すると、矢上警視総監は「君は水樹爽(広末涼子)と交際しているらしいね。彼女はいくつかの違法捜査を行っているようだ。懲戒免職になってもおかしくはない。だが、君の行動次第では目をつぶることもできる」と告げた。

すると、富樫遊馬は水樹爽の事を考え、誓約書を矢上警視総監に渡したのだった。

千堂大善(椎名桔平)は「こいつ(岡田健史)が出しゃばって誓約書を出さなければ、裏で俺をコッソリ粛正できたのに。このケジメは権藤(吉田鋼太郎)にキッチリ付けてもらうからな」と言い残して立ち去った。

こうして、吉永晴樹(光石研)と権藤秀夫(吉田鋼太郎)は、矢上警視総監(尾見としのり)からにらまれてしまい、警視総監の道は途絶えた。

さらに、上條漣(玉木宏)が千堂大善(椎名桔平)を犯人扱いしたので、改革派もピンチを迎えた。

ところが、その日、千堂大善(椎名桔平)がクラブ「S」に向かっていると、久瀬秀臣の件を怨んだ刈谷銀次郎(橋本じゅん)に襲われ、刺されるのだった。

桜の塔-第8話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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