ちむどんどん-砂川智(すながわ・さとる/前田公輝)と島豆腐の解説
NHKの朝ドラ「ちむどんどん」に登場する砂川智(すながわ・さとる/前田公輝)の解説やネタバレです。
■砂川智(前田公輝)の解説
「ちむどんどん」は沖縄県を舞台にしたドラマで、サトウキビ農家に生まれた主人公の比嘉暢子(黒島結菜)が高校を卒業して上京し、西洋料理人になるため、東京のレストランで修行するというストリーである。
砂川智(前田公輝)は、比嘉暢子(黒島結菜)らが住む村の豆腐屋の息子で、いつか大きな商売をしたいという野望を胸に抱いている。
砂川智は比嘉暢子の幼なじみで、比嘉暢子の事が好きなのだが、気付いてもらえない。
残念ながら、比嘉暢子(黒島結菜)は、東京から来た青柳和彦(宮沢氷魚)と結婚する可能性が大きい。
青柳和彦(宮沢氷魚)は、イケメンのうえ、留学して記者になるので、おそらく砂川智(前田公輝)の恋は実らないだろう。
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■砂川智(前田公輝)と沖縄豆腐
沖縄県の豆腐は「島豆腐」「ゆし豆腐」と呼ばれ、本土の豆腐とは少し違っている。
「島豆腐」は、本土の豆腐よりも固くて大きく、水なしで販売され、チャンプルやステーキにして食べられる事が多い。
一方、「ゆし豆腐」は、ふわりと柔らかく、水と一緒に入れて販売されており、スープにしたり、沖縄そばにかけて食べる事が多い。
「沖縄豆腐」ではなく、「島豆腐」と呼ぶ理由は、沖縄では沖縄に昔からあったものと、外から入ってきたものを区別するため、昔からあるものについては頭に「島」をけるので、「島豆腐」と呼ぶようだ。
■沖縄返還島豆腐事件
沖縄県では豆腐が温かいまま販売されていたが、1972年に本土復帰を果たしさい、本土の食品衛生法が適用されることになり、豆腐を冷蔵して販売しなければならなくなった。
しかし、地元の住民が食文化を守りたいと主張したので、沖縄の豆腐は例外となり、現在でも暖かいまま販売されている。
「ちむどんどん」では、比嘉暢子(黒島結菜)が高校卒業して、西洋料理人になるため、上京するのが、沖縄県が本土復帰を果たした1972年なので、砂川智(前田公輝)が島豆腐を温かいまま販売するために本土の役人と戦うエピソードが描かれるだろう。
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■キャストは前田公輝
前田公輝は1991年4月3日生まれ、神奈川県の出身。6歳の時にタレント養成所「ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー」の1期生となったことを切っ掛けに、6歳でデビューし、子役を経て、「ごくせん」「デスノート」など、数々のドラマに出演した。
朝ドラに関しては「ちむどんどん」が初出演となる。
「ちむどんどん」の登場人物の一覧は「ちむどんどん-登場人物とキャストのネタバレ」をご覧ください。
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