おかえりモネ-「ウェザーエキスパーツ」の実在のモデル
NHKの朝ドラ「おかえりモネ」に登場する気象予報会社「ウェザーエキスパーツ」のモデルを紹介します。
ウェザーエキスパーツの実在のモデル
NHKの朝ドラ「おかりモネ」は、宮城県気仙沼市亀島(かめしま)で生まれ育った永浦百音(清原果耶)が、東日本大震災の時に亀島に居なかったというトラウマを抱えながらも、米麻町森林組合で働き始め、朝岡覚(西島秀俊)と出会って、気象予報士を目指すというストーリーである。
永浦百音(清原果耶)は、菅波光太朗(坂口健太郎)から助言を得ながら勉強に励み、やがて合格率5%の気象予報士に合格して上京し、朝岡覚(西島秀俊)が在籍する民間気象予報会社「ウェザーエキスパーツ」に就職する。
さて、気象予報会社「ウェザーエキスパーツ」のモデルを紹介する前に「ウェザー」の意味について紹介します。
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ウェザーの意味
ウェザーは英語で「Weather」と書き、その意味は「天気」「天候」「気象」「暴風雨」「嵐」「悪天候」という意味です。動詞になると「困難を切り抜ける」という意味になります。
さて、「ウェザー」は天気を表す言葉なので、天気予報の会社は「ウェザー」を使う会社が多いのかと思って調べてみると、予報業務許認可事業者84社のうち、社名に「ウェザー」が付いているのは10社だけでした。
84社のうち20社は放送局で、そのほかは「気象」を使ったり、天気とは関係の無い社名でした。
気象会社として設立したのではなく、他の事業をやっていて、予報業務許認可が必要になったため、許認可を取得したという感じの会社が多いのでしょう。
では、「ウェザー」という社名が付いた10社のうち、気象予報会社「ウェザーエキスパーツ」のモデルになる会社はどこか。
モデルの候補1「ウェザーニュース」
ウェザーニューズは、石橋博良が沈没船の事故を切っ掛けに、「本当に役立つ気象情報があれば、事故は防げたかもしれない」として、1986年に設立。日本の民間気象情報サービスの草分け的な会社となる。
ウェザーニューズがモデルと思われる根拠は、永浦百音(清原果耶)が就職する気象予報会社が「ウェザーエキスパート」ではなく、「ウェザーエキスパーツ」である点だ。
実は「ウェザーニューズ」は社名の場合は「ニューズ」と濁るのだが、サービス名の場合は「ウェザーニュース」と濁らない。
この点が「ウェザーエキスパート」ではなく、「ウェザーエキスパーツ」という名前になったのではないかという印象を受けた。
ただ、「ウェザーエキスパーツ」が東京の会社なのに対して、ウェザーニューズの本社は千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目3番地にある。
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「ウェザーニュース」で確定
朝ドラ「お帰りモネ」の「ウェザーエキスパーツ」は、五郎丸の居るラグビー日本代表をサポートしていた事が判明した。
「ウェザーニュース」にはスポーツ気象チームがあり、2015年にラグビー日本代表をサポートした事を切っ掛けに、選手やチームのサポートを開始し、ラグビーの他にも他にもトライアスロンやセーリングなど7競技18チームをサポートしている。
この点から考えて、「ウェザーエキスパーツ」のモデルは「ウェザーニュース」と考えて間違いないだろう。
モデルはウェザーニューズで確定
ウェザーニューズが、朝ドラ「おかえりモネ」の台本考証と美術協力を行っていることを発表した。
株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草開千仁)は、2021年5月に放送がスタートしたNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の台本考証および美術協力を行っています。
ウェザーニューズのコンテンツプロデューサーであり、総合演出の村田泰謁が中心となり、様々なシーンの気象条件を気象予報士と検討しました。第7週には気象情報会社の「ウェザーエキスパーツ」のスタッフが登場しましたが、「ウェザーエキスパーツ」の気象サービスについても考証しています。今後の展開にぜひご注目ください。(出典:ウェザーニューズ)
このように、ウェザーニューズが「おかえりモネ」の制作協力していることから、「ウェザーエキスパーツ」のモデルは「ウェザーニューズ」で確定しました。
なお、朝ドラ「おかえりもね」のモデル一覧は「おかりモネ-実在のモデルの一覧」で紹介しています。
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