推しの王子様-第1話のあらすじとネタバレ-空から降ってきたケント様

比嘉愛未が主演するフジテレビのドラマ「推しの王子様」の第1話のあらすじとネタバレです。

「推しの王子様」の最終回までのネタバレは「推しの王子様-原作とあらすじと最終回のネタバレ」をご覧ください。

推しの王子様-第1話のあらすじとネタバレ

日高泉美(ひだか・いずみ/比嘉愛未)は、保険会社で働いていたが、夢も希望も無く、退屈な日々を過ごしていた。

そのようななか、日高泉美(比嘉愛未)は友人から女性向け恋愛ゲームの存在を教えられ、なんとなくゲームを始めたところ、恋愛ゲームにどっぷりとハマり、初めての生きがいを見つける。

恋愛ゲームに夢中になった日高泉美(比嘉愛未)は、保険会社を辞めて、恋愛ゲームを制作する会社「ゼウス」に転職する。

そこで、日高泉美(比嘉愛未)は、大好きな乙女ゲームを作ったゲームディレクター光井倫久(ディーン・フジオカ)に感想を言うようになり、的確な意見と分析が評価され、光井倫久から新会社を設立するので社長になって欲しいと頼まれた。

日高泉美は自分にはゲームを作る才能は無い言って断るが、光井倫久はコイントスで決めようと言い、コイントスに勝った光井倫久は「考えておいて」と頼んだ。

こうして、日高泉美(比嘉愛未)は4年前に、女性向け恋愛ゲームを制作するベンチャー企業「ペガサス・インク」の設立に加わり、社長に就任した。

そして、最初に制作したゲーム「ラブ・マイ・ペガサス」が大ヒットして、日高泉美(比嘉愛未)はカリスマ経営者と呼ばれるようになり、テレビ番組から密着取材を受ける程になっていた。

日高泉美(比嘉愛未)は、「ラブ・マイ・ペガサス」に出てくる「ケント様」が推しで、「ケント様」に恋をしていた。

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推しの王子様-資金集め

さて、既に「ラブ・マイ・ペガサス」の発売から4年が過ぎており、次の作品の制作に取りかからなくてはならない。

次の作品の開発費は3億円で、半分は自社で出し、残りの半分の出資を「ランタン・ホールディングス」に頼んでいた。

「ランタン・ホールディングス」は大手アウトドアメーカーだが多角経営で色々なジャンルに進出しており、その一環でエンタメ事業にも参入することになっていた。

しかし、「ランタン・ホールディングス」の部長・小島博之(竹森千人)から「単なる乙女ゲームには出資できない」と言われ、出資を断れてしまう。

その後、出資してくれるという会社が出てきたので、日高泉美(比嘉愛未)は大喜びするが、乙女ゲームについては全く理解しておらず、日高泉美目的のセクハラ野郎だったので、日高泉美は融資を断って憤慨する。

推しの王子様-五十嵐航(渡邊圭祐)との出会い

その日の夜、日高泉美(比嘉愛未)は、副社長の光井倫久(ディーン・フジオカ)とやけ酒を飲んで別れて帰っていたところ、空から男性・五十嵐航(渡邊圭祐)が降ってきた。

(五十嵐航は借金取りから逃げており、歩道橋のようなところから飛び降りた)

「大丈夫ですか?」

日高泉美(比嘉愛未)が慌てて駆け寄ると、五十嵐航(渡邊圭祐)は「ラブ・マイ・ペガサス」に出てくる推しキャラの「ケント様」にソックリだった。

そのとき、借金取りが探しに来たので、五十嵐航(渡邊圭祐)は日高泉美(比嘉愛未)を抱きしめて顔を隠し、借金取りをやり過ごした。

五十嵐航(渡邊圭祐)は、借金取りが行ったので、立ち去ろうとするが、日高泉美(比嘉愛未)が倒れてしまったので・・・。

翌朝、日高泉美(比嘉愛未)が目覚めると、隣に「ケント様」が寝ていたので、驚いて飛び起るが、ケント様が実在しているはずがなく、昨日の夜のことを思い出す。

日高泉美(比嘉愛未)が恐る恐る、「夕べのことなんだけど、私・・・」と尋ねると、ケント様似の五十嵐航(渡邊圭祐)は「覚えてないの?あんた、酔っ払って倒れたんだよ。だから、財布の中の免許証を見て、連れてきたんだよ」と教えた。

日高泉美(比嘉愛未)が「それで?」と尋ねると、五十嵐航(渡邊圭祐)は「アンタから誘ってきたんだよ」と教えた。

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推しの王子様-最悪な男

さて、五十嵐航(渡邊圭祐)は腹が減ったと言い、冷蔵庫を開けるが、何も無い。

「SAUSAGE」と書いた袋があったので、「サウサゲ?何これ」と尋ねると、日高泉美(比嘉愛未)は「どうみてもソーセージでしょ」と呆れた。

さらに、五十嵐航(渡邊圭祐)はコーヒーを飲むが、「こんなの苦くて飲めないよ。ミルクとガムシュを入れて」と言い出す始末。

さらに、五十嵐航(渡邊圭祐)が日高泉美(比嘉愛未)が大切にしている「ケント様」のフィギアを落としてしまい、日高泉美は大慌てで駆け寄る。

五十嵐航(渡邊圭祐)が「ただのオモチャだろ」と呆れるが、日高泉美は「貴方にはただのオモチャかもしれないけど、大切な物なの。昨日の事は忘れるから出て行って」と怒った。

見た目はケント様にソックリなのに、五十嵐航(渡邊圭祐)は最悪な男だったのである。

推しの王子様-直談判

その日、日高泉美(比嘉愛未)は、もう1度、出資を頼むため、ランタン・ホールディングスのロビーで待ち伏せ、社長・水嶋十蔵(船越英一郎)に融資を直談判する。

日高泉美(比嘉愛未)は乙女ゲームに出資する事で得られる利益を説明していたが、途中で思い直し、「弊社のゲームには人を幸せにする力がある。人生を変える事ができるんです。推しが居る事で人生が豊かになる。夢を持てたりする。乙女ゲームが大勢の人を幸せにする」と言い、出資を頼んだ。

しかし、隣に居た部長・小島博之(竹森千人)が「出資の件はお断りしたはずです」と言い、水嶋十蔵(船越英一郎)を促して、立ち去った。

ところが、水嶋十蔵(船越英一郎)は日高泉美(比嘉愛未)に興味を持ち、日高泉美の企画書が読みたいと言い、小島博之(竹森千人)に企画書を用意するように命じた。

一方、ランタン・ホールディングスのビルで派遣の清掃をしていた五十嵐航(渡邊圭祐)は、日高泉美(比嘉愛未)が乙女ゲームについて熱く語る様子を見て、ケント様のフィギアを「ただのオモチャだろ」と言った事を反省するのだった。

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推しの王子様-突然の訪問

その日の夜、日高泉美(比嘉愛未)は、地元の同級生リカコからの電話を受ける。リカコは乙女ゲームを教えてくれた友達で、今は結婚して子供も居り、幸せそうにしていた。

電話を切った日高泉美(比嘉愛未)は、乙女ゲームに出会わなければ、自分はどうなっていたのだろうかと思うのだった。

一方、五十嵐航(渡邊圭祐)はネットカフェでカップラーメンをすすりながら、次の仕事を探していると、日高泉美(比嘉愛未)が「ペガサス・インクの日高」と言っていた事を思い出し、パソコンで検索してみると・・・。

翌日、日高泉美(比嘉愛未)が「ペガサス・インク」の社長室で仕事をしていると、五十嵐航(渡邊圭祐)が尋ねて、「社長だったとはな。ここで働かせてくれ。契約社員、募集してるって書いてあった」と言い、履歴書を差し出した。

日高泉美(比嘉愛未)が「誰でも良いってわけじゃない。他をあたって」と断ると、五十嵐航(渡邊圭祐)は「バラすぞ。見ず知らずの男と寝たって」と脅した。

そこへ、副社長・光井倫久(ディーン・フジオカ)が用事で来たので、日高泉美(比嘉愛未)は五十嵐航(渡邊圭祐)に「お引き取りください」と告げるが、五十嵐航は「お引き取りください」の意味が分らなかった。

推しの王子様-光井倫久の提案

さて、五十嵐航(渡邊圭祐)が「お引き取りください」の意味を教えられて社長室を出ると、「ペガサス・インク」の社員が楽しそうに企画会議をしている所を目撃する。

一方、光井倫久(ディーン・フジオカ)は、日高泉美(比嘉愛未)に「雇ってあげればいい」と言うが、日高泉美は履歴書を見て、「ダメだよ。正社員の経験も無いし、住所も錦糸町のネットカフェだよ」と呆れた。

すると、光井倫久は「俺たちも最初は何も持ってなかった。育てればいいんだよ、泉美ちゃんが。理想の王子様にすれば良い」と告げた。

なんでもコイントス出決めようとする光井倫久は、「コイントスで決めよう」と言い、コインと取り出して弾くが、日高泉美(比嘉愛未)は慌ててコインと奪った。

推しの王子様-五十嵐航の苦悩

その日の夜、日高泉美(比嘉愛未)が帰宅していると、借金取りにボコボコにされている五十嵐航(渡邊圭祐)を目撃してしまい、思わず止めに入る。

日高泉美(比嘉愛未)は借金取りだと聞いたので、100万円くらいかと思ったが、たった10万円だったので、代わりに10万円を返済し、五十嵐航(渡邊圭祐)を連れて帰り、手当てをしてラーメンを食べさせた。

日高泉美(比嘉愛未)が事情を聞くと、五十嵐航(渡邊圭祐)は携帯電話代を払うために、SNSで見つけた業者で1万円を借りたところ、10日後に2万円になり、あっという間に借金は10万円になったのだという。

日高泉美は「違法じゃない」と呆れると、五十嵐航は「そこしかかしてくれなかった。こっちは必死なんだ。生きていくのに毎日、毎日、必死で」と言い、何をやっても上手くいかず、自分の居場所なんてどこにもなく、夢なんて持つだけ無駄だと苦悩を漏らした。

日高泉美は「じゃーどうしてウチの会社に来たの?何か変えたくて行動したんじゃないの」と尋ねると、五十嵐航は日高泉美が言っていた「乙女ゲームは単なるゲームじゃない。人生を変えられる」という言葉の意味が知りたかったと答えた。

五十嵐航は「ケント様」のギフィアを単なるオモチャ扱いした事を謝罪し、10万円もちゃんと変えすと約束して「これを食ったら帰る」からと話した。

日高泉美は、そんな五十嵐航をただ見つめていた。

推しの王子様-第1話の結末ネタバレ

五十嵐航が帰り、1人になった日高泉美は、自分が変われたのは推しに出会えたからだと思い、五十嵐航は夢も目標も無かった頃の自分だと気付いた。

すると、日高泉美はネットカフェを訪れて五十嵐航を連れだし、「貴方の時間を私に預けて。私が一人前に育てる。私が、貴方の人生を変えてみせる」と告げた。

翌日、日高泉美は五十嵐航を連れて服屋を訪れ、五十嵐航のスーツを大人買いすると、美容室へ連れて行き、五十嵐航の髪を切った。

出来上がった五十嵐航を見た日高泉美は「完璧」と感動する。

五十嵐航は「アンタが立て替えてくれた10万だけど、10万は『たった10万』なんかじゃない。それだけは覚えててくれ」と告げた。

その後、日高泉美が五十嵐航を「ラブ・マイ・ペガサス」に連れて行くと、社員は「嘘?ケント様にソックリじゃん」と驚いたのだった。

推しの王子様-第2話のあらすじとネタバレ」へ続く。

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