最愛-原作と真犯人と最終回のネタバレ

2021年10月期に放送するTBSのドラマ「最愛(さいあい)」のあらすじと原作と犯人と最終回までのネタバレです。

最愛(さいあい)-ネタバレ目次

  1. 最愛-原作と主題歌
  2. 最愛-あらすじとネタバレ
  3. 最愛-最終回のあらすじと結末と真犯人ネタバレ
  4. 最愛-最終回と真犯人の予想
  5. 最愛-登場人物とキャストのネタバレ
  6. 最愛-第1話の感想
  7. 最愛-第1話の考察
  8. 最愛-第2話の感想と考察
  9. 最愛-第3話の考察と感想
  10. 最愛-第4話の感想と考察
  11. 最愛-第5話の感想と考察
  12. 最愛-第6話の感想と犯人の考察
  13. 最愛-第7話の犯人の考察
  14. 最愛-第8話の感想と犯人の考察
  15. 最愛-第9話の感想と考察
  16. 最愛-最終回の感想
  17. 最愛-橘しおり(田中みな実)を殺害した犯人の考察とネタバレ
  18. 妻、小学生になる-原作のあらすじと最終回のネタバレ

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最愛-原作と主題歌のネタバレ

最愛-原作と主題歌のネタバレ
主題歌宇多田ヒカルの「君に夢中」
原作奥寺佐渡子らのオリジナル脚本
放送局TBS
放送時間金曜日の夜10時枠
放送開始日2021年10月
出演者吉高由里子・松下洸平・井浦新

ドラマ「最愛」には原作はありません。奥寺佐渡子と清水友佳子によるオリジナル脚本ですが、最終回までのネタバレを紹介していきます。

最愛-あらすじとネタバレ

高校生の真田梨央(吉高由里子)は、岐阜県で白山大学の陸上部の男子寮の寮夫をしている父・朝宮達雄(光石研)を手伝いながら、薬学部を目指していた。

真田梨央(吉高由里子)が目を離した隙に、弟は公園の遊具から転落して頭を打ち、興奮すると記憶が無くなる病気になっており、責任を感じる真田梨央は弟の病気を治す薬を開発するため、薬学部を目指していた。

ある日、父・朝宮達雄は用事で出かけたので、真田梨央が代わりに男子寮に残っていると、渡辺康介(朝井大智)と男性がやってきて、酒と女を持ち込んで、男子寮でパーティーを始めた。

真田梨央は呆れながら寮の食堂で勉強をしていると、渡辺康介が来て勉強の邪魔をするので、帰ろうとするが、そこで記憶が途切れ、気付くと、翌朝で自宅の布団の中だった。

そこへ、父・朝宮達雄(光石研)が帰宅するが、父親の様子はどことなく変だった。

真田梨央が昨日の夜の記憶が無いと話すと、父・朝宮達雄は「覚えて居ないのか」と驚き、翌日、くも膜下出血で死んでしまった。

そのようななか、渡辺康介(朝井大智)が行方不明になっている事が判明する。

さらに、真田梨央(吉高由里子)は、あの日に着ていた服を発見し、服に大量の血が付いている事に驚き、あの日の夜のことを少し思い出し、自分は取り返しの付かないことをしてしまったのではないかと思い、泣くのだった。

父親の葬儀の日、東京から「真田ウェルネス」の弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)が真田梨央(吉高由里子)を迎えに来た。

父親は再婚しており、真田梨央(吉高由里子)は前妻との間にできた子で、弟は後妻との間に出来た異母兄弟だった。

前妻・真田梓(薬師丸ひろ子)は「真田ホールディングス」という大企業を経営しており、真田梨央を引き取ることにしたのだ。

真田梨央は弟を岐阜県に残して上京することをためらっていたが、弟に背中を押されて上京を決意する。

大好きな陸上部の宮崎大輝(松下洸平)と涙の別れを済ますと、弟を残して加瀬賢一郎(井浦新)と上京し、それ以降、宮崎大輝とは連絡を絶った。

15年後、東京で渡辺康介(朝井大智)の父・渡辺昭(酒向芳)の遺体が発見され、刑事となっていた宮崎大輝(松下洸平)は事件を担当する。

15年前に行方不明になった渡辺康介(朝井大智)も15年ぶりに遺体で見つかっていた。

父・渡辺昭(酒向芳)が死ぬ前日に「真田ウェルネス」を訪れていた事が判明し、宮崎大輝は「真田ウェルネス」を訪れて、真田ウェルネスの社長・真田梨央(吉高由里子)と再会するが、真田梨央は「初めまして」と挨拶したのだった。

最愛-第1話のあらすじとネタバレ

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最愛-第2話のあらすじとネタバレ

真田梨央(吉高由里子)は、刑事・宮崎大輝(松下洸平)の求めに応じて事情聴取を受けたが、池で死んでいた渡辺昭(酒向芳)や、15年ぶりに遺体で見つかった渡辺康介(朝井大智)については、「覚えていません」と嘘を突き通した。

さて、15年前のあの夜から7ヶ月後、白山大学の陸上部の寮に警察の摘発が入り、陸上部員の数名が薬物使用の容疑で逮捕されて大騒動となり、陸上部は活動停止となった。

事件の主犯格は渡辺康介(朝井大智)だが、渡辺康介は不明になっていた。

さらに、女性が被害を訴えており、渡辺康介が薬を飲ませて眠らせ、女性に暴行を働いていた容疑まで浮上していた。

さて、冬になって騒ぎが収まると、真田梨央(吉高由里子)は岐阜へと戻り、弟・優と再会する。

そのとき、弟・優は、なくした携帯電話が父親の荷物の中から携帯電話が出てたのだが、携帯電話の中に怖い画像が入っているので消して欲しいと真田梨央に頼んだ。

そこで、真田梨央が携帯電話を確認すると、あの夜の出来事が映っていた。

あの日、真田梨央は渡辺康介(朝井大智)に襲われそうになったところに、携帯電話を持った弟・優が現われた。

弟が携帯電話で撮影していたので、渡辺康介(朝井大智)は携帯電話を奪おうとするが、弟は抵抗して、近くにあったテントを張るときのクイで渡辺康介の腹部を刺した。

渡辺康介は出血しながらも、携帯電話を奪おうとして、弟を追いかけ、横たわっていた真田梨央の上に覆い被さるようにして気を失ったのだ。

それが、あの日の夜の真相だった。

さて、現代の警察は、池で死んでいた渡辺昭(酒向芳)が泊っていたホテルを突き止め、ホテルを調べると、部屋の金庫から500万円の現金が出てきた。

刑事・宮崎大輝(松下洸平)は、渡辺康介(朝井大智)の遺体が見つかった事件と、池で渡辺昭(酒向芳)が殺された事件は関連があると考え、真田梨央(吉高由里子)に会いに行き、「友達として話したい。秘密は守る」と告げるのだった。

詳しくは「最愛-第2話のあらすじとネタバレ」をご覧ください。

最愛-第3話のあらすじとネタバレ

真田梨央(吉高由里子)は、刑事・宮崎大輝(松下洸平)に、渡辺昭(酒向芳)と夜12時頃に芝池公園で会ったが、話をしただけで、殺してはいないと釈明した。

しかし、刑事・宮崎大輝は、真田梨央が公園へ行った事は事実だとして、真田梨央の事を疑っていた。

そのようななか、渡辺昭(酒向芳)が殺される前日の午後4時に現金500万円を受け取っていた事が判明。警察の捜査により、500万円を私は人物は耳にカメラを付けている青年だと判明する。

一方、真田梨央(吉高由里子)は、説明会を中止しろという脅迫状を受けるが、新薬を開発するために、説明会を開催する。

このため、真田梨央は犯人に襲われるが、加瀬賢一郎(井浦新)に助けられ、犯人は逮捕される。

犯人は、真田梨央が新薬開発のためにヘッドハンティングした会社の社長で、社員を引き抜かれた後、会社が倒産したため、それを怨んでの犯行だった。

その現場に居合わせたフリーライター橘しおり(田中みな実)は、真田梨央の裏資金疑惑の追及を強めるのだった。

最愛-第3話のあらすじとネタバレ

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最愛-第4話のあらすじとネタバレ

警察は、渡辺昭(酒向芳)に500万円を渡したイヤホン男が「真田ウェルネス」と繋がっていると考え、イヤホン男の捜査を開始する。

【ネタバレ:イヤホン男の正体は真田梨央(吉高由里子)の弟・優=情報屋(高橋文哉)です。】

後藤信介(及川光博)は、橘しおり(田中みな実)から裏金に関連してペーパカンパニーの存在を指摘されたので、情報屋(高橋文哉)に電話して、橘しおり(田中みな実)について調べるように命じる。

すると、橘しおり(田中みな実)は青森県の出身で、地元の高校を出て、法都大学へ入学し、卒業後は山教新聞に入社して、経済部の記者として活躍していたが、退社してフリーに転向した。

そして、橘しおりは、大学時代に1年間休学しており、そのころに両親が離婚していた事が判明する。

さて、真田梨央(吉高由里子)は真田ウェルネスの取締役会で、殺人事件の疑惑を賭けられた事を謝罪するが、兄・真田政信(奥野瑛太)と後藤信介(及川光博)から責任を追及される。

真田梨央は創薬事業に会社の3年間で24億円もつぎ込んでいるにも関わらず、1円も利益を上げていないことから辞任を迫られるが、加瀬賢一郎(井浦新)らの擁護でピンチを切り抜け、1年以内に薬の認可を取ることを約束するのだった。

一方、宮崎大輝(松下洸平)はイヤホン男(弟・優)を発見して追いかけるが、見失ってしまう。

しかし、イヤホン男から、部屋のパソコンを調べろという電話がかかってきたので、宮崎大輝がイヤホン男の部屋のパソコンを調べると、パソコンからイヤホン男が渡辺昭(酒向芳)を殺害している動画が見つかる。

しかも、イヤホン男は、真田梨央(吉高由里子)の弟・優だと判明する。

一方、真田梨央(吉高由里子)も同じ動画が送られてきており、メールで指定された場所へ行くと、弟・優が現われたのだった。

最愛-第4話のあらすじとネタバレ

最愛-第5話のあらすじとネタバレ

真田梨央(吉高由里子)が弟・優と再会すると、弟・優は、失踪した経緯を話した。

弟・優は東京の真田家に引き取られて、真田梨央と一緒に暮らしていたのだが、周囲の人と打ち解ける事ができず、自分は人とは違うのだと思うようにり、昔に戻りたいと思い、削除した画像を復元したところ、あの動画を発見した。

弟・優は自分が渡辺康介(朝井大智)を殺害した事を知り、真田梨央や真田梓(薬師丸ひろ子)に迷惑を掛けたくないと思い、失踪していた。

しかし、弟・優はその後、真田梓と加瀬賢一郎(井浦新)に面倒を見てもらって生活して、1人で生きていくために情報処理の勉強をしていたときに、真田梨央が社長に就任したことを知り、真田梨央の敵である後藤信介(及川光博)に近づき、もしもの時は真田梨央を助けるつもりだったのだという。

さて、弟・優が岐阜県の実家に帰りたいというので、真田梨央(吉高由里子)は加瀬賢一郎(井浦新)に「1日だけ時間が欲しい」と頼み、弟・優と共に岐阜の故郷の帰る。

弟・優は父親がパソコンで日記を付けていた事を思いだして、パソコンを探し、陸上部の施設で父親のパソコンを発見する。

すると、パソコンから、父・朝宮達雄(光石研)が自分1人で渡辺康介(朝井大智)を殺害して埋めたと自供する動画が出てきたのだった。

そこへ弟・優らを尾行していた刑事・宮崎大輝(松下洸平)が駆けつけ、泣き崩れる弟・優に「今度はオレが助けてやる」と言い、弟・優を連行するのだった。

このため、真田梨央(吉高由里子)は加瀬賢一郎(井浦新)に助けを求める。

一方、橘しおり(田中みな実)は、ペーパーカンパニーの調査をしてところ、男に捕まり、車のトランクに放り込まれる。

その後、後藤信介がトランクを開け、橘しおりに「バカだな。お前」と告げるのだった。

最愛-第6話のあらすじとネタバレ

弁護士の加瀬賢一郎(井浦新)は警察に連行された弟・優に、公園で起きた事件について尋ねると、弟・優は「僕がした事は動画に残っています」と答え、動画を渡した。

一方、後藤信介(及川光博)は車のトランクルームから橘しおり(田中みな実)を出して、お金を渡すが、橘しおりは「口止め料でしょ、これ。どんな目に遭おうが真田ウエルネスの隠し事を突き止めます」と反発する。

しかし、後藤信介が「なぜ産教新聞を辞めたんですか?法都大学を一時、休学してますよね?たしか2006年」と尋ねると、橘しおりは激しく動揺するのだった。

さて、公園には池が2つあり、映像解析の結果、弟・優が渡辺昭(酒向芳)を池に突き落としたのは東側の池だと判明する。

しかし、渡辺昭の遺体が見つかったのは西側の池だった。

そこで、加瀬賢一郎(井浦新)は、警察と検察に圧力を掛け続ける。

刑事・宮崎大輝(松下洸平)も、事件の目撃者を探しだし、渡辺昭は弟・優に池に突き落とされた後、渡辺昭が池から出て歩いていたことを突き止め、検察に報告書を提出する。

その結果、弟・優は不起訴となるが、真田梨央(吉高由里子)は加瀬賢一郎から、宮崎大輝が警察としては、してはいけないことをしたのだと教えられる。

すると、真田梨央は宮崎大輝の警察での立場が悪くなると考え、宮崎大輝とは会わないことに決めたのだった。

一方、宮崎大輝(松下洸平)は、15年前の事件の関係者である法都大学の松村栞が東京に居る事を知るのだった。

最愛-第6話のあらすじとネタバレ

最愛-第7話のあらすじとネタバレ

真田梨央(吉高由里子)は不起訴処分となった弟・優(高橋文哉)と暮らし始めた。

弟・優(高橋文哉)は、父・渡辺昭(酒向芳)の殺害事件については不起訴となり、15年前に息子・渡辺康介(朝井大智)を殺害した事件については、当時は9歳だったので、立件は見送られた。

渡辺昭の殺害事件は振り出しに戻り、宮崎大輝(松下洸平)は15年前に渡辺康介から暴行を受けた橘しおり(田中みな実)の捜査を開始するが、真田梨央との私的な関係を捜査に持ち込んだことから、所轄へ左遷される。

一方、弟・優は、真田梨央から治験を受けるように勧められて悩んでいたが、加瀬賢一郎(井浦新)に背中を押されて、弁護士を目指すために治験を受けることにした。

真田梨央は宮崎大輝と会わないと決めていたが、心配した弟・優の画策により、宮崎大輝と一緒に食事をすることになり、手が触れ合うが・・・。

さて、真田梨央と宮崎大輝が2人で一緒に所へ、橘しおり(田中みな実)が現われ、宮崎大輝が橘しおりを追い払う。

真田梨央が、橘しおりが私を知っているようだったと話すと、宮崎大輝は橘しおりは旧姓を松村栞と言い、15年前に陸上部の合宿に参加していた事を明かした。

それを聞いた真田梨央は、翌日、橘しおりのインタビューに応じると、「貴女の事を思い出しました」と言い、15年前の事を話した。

15年前の合宿で、真田梨央は、橘しおりを連れて行こうとしている渡辺康介に声を掛けると、渡辺康介は「貧血らしいので、奥で休ませる」と言った。

真田梨央は、橘しおりの事が気になったが、他のマネージャーから手伝ってと言われたため、渡辺康介に橘しおりを任せたのだ。

その後、橘しおりは・・・。

最愛-第7話のあらすじとネタバレ

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最愛-第8話のあらすじとネタバレ

ビルの駐車場で橘しおり(田中みな実)が遺体で見つかった。ビルの踊り場か屋上から転落したようだ。

しかし、争った形跡は無く、橘しおりは大学時代に自殺未遂を起こしていたことから、警察の調べで事件性がなければ、自殺として処理されることになった。

一方、真田梨央(吉高由里子)が会社に出勤すると、加瀬賢一郎(井浦新)から、後藤信介(及川光博)が会社の金を不正に流用していたと報告を受ける。

真田梨央は真田ウエルネスの別荘で、裏金と帳簿を発見したため、会社としての謝罪を行わなければならないと考えるが、加瀬賢一郎は新薬認可に影響が出ると困るため、謝罪の延期を進言した。

その後、宮崎大輝(松下洸平)は弟・優(高橋文哉)から、「実家の住所を教えてほしい」と頼まれ、ボールペンと紙を受け取ると、ウエルネスホームと書かれたボールペンを見て驚いた。

公園で渡辺昭(酒向芳)が殺された事件の証拠品にあったボールペンとそっくりだったのである。

宮崎大輝がペンについて尋ねると、弟・優は「姉ちゃんの」と答えたので、ボールペンを借りて、桑田仁美(佐久間由衣)に写真を送り、証拠品のボールペンを調べるように頼む。

さらに、宮崎大輝が真田梨央に電話をしてボールペンについて尋ねると、真田梨央はウエルネスホームのオープン記念で配ったものだと教えた。

ボールペンが事件に関係していることを知った真田梨央は、母・真田梓(薬師丸ひろ子)にボールペンについて尋ねると、真田梓は、真田梓・真田梨央・真田政信(奥野瑛太)・後藤信介(及川光博)・加瀬賢一郎(井浦新)の5人がボールペンを持っている事を教えたのだった。

最愛-第8話のあらすじとネタバレ

最愛-第9話のあらすじとネタバレ

ウエルネスホームのオープン記念の赤いボールペンを所持しているのは、真田梨央(吉高由里子)、加瀬賢一郎(井浦新)、真田梓(薬師丸ひろ子)、後藤信介(及川光博)、真田政信(奥野瑛太)の5人だけだと判明した。

そして、真田梨央と加瀬賢一郎はボールペンを所持しており、真田梓と真田政信は所持しておらず、後藤信介については所持は不明だった。

そのようななか、「週刊討論」の編集長・吉見が、橘しおり(田中みな実)のパソコンを受け取っており、真田ウエルネスの募金詐欺の連載を開始したため、真田ウエルネスは炎上する。

加瀬賢一郎(井浦新)が「週刊討論」に圧力をかけて連載を止めたが、今度はテレビのワイドショーが報じたため、加瀬賢一郎も手に負えなくなり、真田梨央に殺人事件の犯人という疑惑まで浮上した。

そのようななか、母・真田梓は真田梨央に「約束して欲しい。後藤さんと2人で真田グループを支えて欲しい。それと、もう1つ、薬は絶対に諦めないこと。梨央なら絶対にできる。私はお母さんには向いていないみたいね」と告げると、記者会見を開き、寄付金詐欺は全て自分の責任だと言い、罪を認めて検察へ出頭するのだった。

一方、宮崎大輝(松下洸平)は藤井隼人(岡山天音)の元を訪れ、「真田梓が出頭する。彼女に会ってたやろ」と尋ねると、藤井隼人は「俺も先輩に聞きたいことがあったんですよ。15年前の台風の夜、本当は事件の現場に居りましたよね?」と尋ねるのだった。

最愛-第9話のあらすじとネタバレ

最愛-最終回のあらすじと結末ネタバレ

藤井隼人(岡山天音)は朝宮達雄(光石研)だけで渡辺康介(朝井大智)を運ぶのは無理なので協力者が居たと考え、アリバイの無い宮崎大輝(松下洸平)が共犯者だと指摘する。

陸上部のマネージャーが事件当時、パーティーを抜け出して1階の食堂へと降りてきており、食堂で瓶を拾って保管していたことが判明し、宮崎大輝は瓶を鑑識に送る。

一方、真田梨央(吉高由里子)は真田グループを守るために、創業家の真田一族が真田グループの経営から退くことを決め、後任の社長に会社を任せると、一社員として真田ウエルネスに残り、新薬承認のために奔走した。

他方、真田梓(薬師丸ひろ子)は詐欺罪で起訴されたが、殺人容疑については黙秘を続けた。警察は自殺事件の捜査を続けたが、橘しおり(田中みな実)が死んだ事件は事件性無しとして捜査が打ち切られた。

やがて、宮崎大輝が捜査一課に復帰すると、橘しおりは薬の副作用で熱を出して居た事が判明し、死亡推定時刻が2~3時間前倒しされ、アリバイの無い弁護士・加瀬賢一郎(井浦新)が真犯人として浮上した。

そして、加瀬賢一郎の回想から3つの事件の真相が判明する。

15年前の台風の日、朝宮達雄(光石研)は加瀬賢一郎に会って、東京へ行く真田梨央(吉高由里子)の事を頼んでいた。

そのときに弟・優から連絡を受けて陸上部の男子寮へと戻ると、渡辺康介(朝井大智)が死んでいた。

加瀬賢一郎は救急車を呼ぼうとしたが、朝宮達雄に懇願され、真田梨央を自宅に運ぶと、渡辺康介の遺体の処分を手伝った。

また、渡辺昭(酒向芳)の事件では、加瀬賢一郎が部下からの連絡で公園へ駆けつけると、渡辺昭が倒れていた。

そして、渡辺昭は渡辺康介を殺害した犯人が弟・優だと知り、警察へ行こうとしていたので、加瀬賢一郎は渡辺昭を殺害した。

さらに、橘しおり(田中みな実)の事件は、加瀬賢一郎が橘しおりに、記事を出さないで欲しいと懇願したのだが、橘しおりは拒否した。

そのとき、橘しおりは加瀬賢一郎を振り払おうとして、ビルの外階段から転落してしまったのだ。

さて、宮崎大輝(松下洸平)は真犯人に浮上した加瀬賢一郎(井浦新)の行方を追うが、加瀬賢一郎は姿を消してしまう。

警察は証拠が無いことから、加瀬賢一郎を指名手配することができず、加瀬賢一郎は行方不明のまめだった。

一方、真田梨央の方は新薬が認証された。

真田梓(薬師丸ひろ子)は殺人事件のアリバイが証明されたが、ボールペンについては探さないで欲しいと頼んだ。

後藤信介(及川光博)は、罪を告白して真田梓側に行くことに決めた。

真田梨央(吉高由里子)は宮崎大輝(松下洸平)に加瀬賢一郎(井浦新)の事を尋ねるが、捜査情報だと言い、何も教えてくれなかった。

しかし、真田梨央は宮崎大輝と父・朝宮達雄(光石研)の墓参りに行くと、加瀬賢一郎の事はなんとなく分かっていると言い、宮崎大輝と手をつなぐのだった。

最愛-最終回のあらすじと結末と真犯人ネタバレ

最愛-最終回と真犯人の予想

15年前に渡辺康介(朝井大智)が殺害された事件は、携帯電話の動画が残っているので、弟・優(高橋文哉)の不可抗力的な犯行だろう。

渡辺昭(酒向芳)の殺害事件は、4日前に後藤信介(及川光博)の車にはねられた時に頭を打ったことが原因で、西の池を出た後に東の池に転落したと予想する。

寄付金詐欺事件は、後藤信介(及川光博)の単独犯で、真田梓(薬師丸ひろ子)が全ての罪をかぶったのだろう。

橘しおり(田中みな実)は、真田ウエルネスの寄付金詐欺を告発するために自殺したと予想する。

そして、それぞれの登場人物が「最愛」のために行動しており、誰が誰のために行動したのかという点が最終回のポイントになるのだろう。

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最愛-登場人物のネタバレ

●真田梨央(さなだ・りお)のネタバレ

真田梨央(吉高由里子)は、学生時代は父親が寮夫を務める大学の陸上部の寮の看板娘的な存在だった。寮来の夢を叶えるため、東京の大学の薬学部へと進学し、30歳の時に母親が経営する真田ホールディングスの関連会社「真田ウェルネス」の社長に就任した。

真田梨央(吉高由里子)は「世界を変える30代の社長」にも選ばれ、新進気鋭の社長として注目されるが、15年前に起きた失踪事件と現在、起きている連続殺人事件の容疑者になる。

●宮崎大輝(みやざき・だいき)のネタバレ

宮崎大輝(松下洸平)は刑事で、真田梨央(吉高由里子)の初恋の相手で、かつて2人は交際していたが、刑事という仕事故に殺人事件の容疑者となった真田梨央を追う。

●加瀬賢一郎(かせ・けんいちろう)のネタバレ

加瀬賢一郎(井浦新)は、真田梨央(吉高由里子)が経営する会社の法務部に所属する弁護士で、殺人事件の容疑者となった真田梨央を全力で守る。

●真田梓(さなだ・あずさ/薬師丸ひろ子)

真田梓(薬師丸ひろ子)は、真田梨央(吉高由里子)の母親で、真田梨央が3歳の時に夫・達雄と離婚した。

真田梓は「真田ホールディングス」の社長で、不動産やホテル事業を次々成功させて「真田ホールディングス」を成長させたやり手の女社長である。事業拡大のためには主題を選ばない。

●朝宮達雄(あさみや・たつお/光石研)

朝宮達雄(光石研)は真田梨央(吉高由里子)の父親で、真田梨央が3歳の時に妻・真田梓(薬師丸ひろ子)と離婚した。離婚後は、真田梨央を引き取って岐阜へと戻って再婚し、大学の陸上部男子寮の寮夫をしながら梨央を育ててきた。

●後藤信介(ごとう・しんすけ/及川光博)

後藤信介(及川光博)は真田梨央(吉高由里子)が社長を務める「真田ウェルネス」の専務である。

後藤信介は真田梨央の祖父の代から「真田ホールディングス」に仕えてきた古参社員で、真田梨央の祖父から「真田ウェルネス」の社長を約束されていたが、真田梨央に社長の座を奪われてしまった。

さらに、保守派の後藤信介は、莫大な投資が必要な製薬事業に力を入れる真田梨央と対立している。

●橘しおり(たちばな・しおり/田中みな実)

橘しおり(田中みな実)はフリーのノンフィクションライターである。元々は大手新聞社の記者だったが、忖度なしの記事を書きたくてフリーライターとなり、真田グループの闇を追求している。

真田政信(さなだ・まさのぶ/奥野瑛太)

真田政信(奥野瑛太)は、真田梨央(吉高由里子)の兄で、「真田ビジネスサービス」の社長を務めている。

最愛-見所のネタバレ

ドラマ「最愛」の脚本を担当するのは、奥寺佐渡子はドラマ「夜行観覧車」「Nのために」「リバース」の他にも「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「八日目の蝉」などの数々の名作を手がけた天才脚本家だ。

一方、清水友佳子も「夜光観覧車」「リーバス」を手がけ、最近では朝ドラ「エール」や「彼女はキレイだった」を手がけている。

清水友佳子の朝ドラ「エール」や「彼女はキレイだった」も面白かったので、今作の「最愛」も非常に期待できると思う。

「最も愛する」と書いて「最愛」なので、青年実業家の女性や刑事の心理描写に加えて、そこに加わる敏腕弁護士の深謀遠慮も見所になるだろう。

さらに、注目となるのが15年間に起きた失踪事件である。15年前の失踪事件の謎を解き明かすことにより、連続殺人事件の秘密が明らかになるというミステリーな展開、そして真犯人は誰かというミステリーの王道を行くようなストリーに注目である。

さらに、日曜劇場では「日本沈没」が放送される。「日本沈没」には
小栗旬や香川照之が出演してかなり面白いと期待されているドラマので、「最愛」と一緒に観ると面白いだろうと思う。

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