恋です-第9話の感想と視聴率
日本テレビのドラマ「恋です!ヤンキー君と白杖ガール」の第9話の感想と視聴率です。
恋です!第9話の視聴率
「恋です」の第9話の視聴率は8.5%だった。
第9話は、レンタルビデオ店の売り上げを上げた事から、社長に認められた黒川森生(杉野遥亮)は、正社員になって欲しいと頼まれ、他店の建て直しを頼まれるが、勤務地が鹿児島だったので、「俺はユキコさんと一緒に居たい」と言い、正社員の話を断るという展開だった。
一方、赤座ユキコ(杉咲花)は、雇ってくれる飲食企業が現れるが、希望する調理の仕事は無理と言われ、採用されても事務職だったので落ち込む。
赤座ユキコは、黒川森生から正社員の話を断ったと言われ、「私のために我慢せずに行って欲しい」と頼むが、黒川森生は「俺はユキコさんと一緒に居られれば、それで良いんです。他に何も要らないんで」と断った。
そのようななか、緋山翔太に劣等感を抱く黒川森生は、緋山翔太が赤座ユキコを抱きしめている所を目迎してしまい、自暴自棄に陥ってしまう。
赤座ユキコは、そんな黒川森生に別れを告げて立ち去るのだった。
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恋です-第8話の感想
「恋です」の第8話は非常に切ない回だった。
赤座ユキコは、黒川森生によって変わることができたので、黒川森生にも必要とされる幸せを知って欲しいと考え、黒川森生に正社員になるように勧めた。
しかし、正社員になれば鹿児島へ行かなければならない。黒川森生にしてみれば、本当に必要とされたいのは赤座ユキコなのだから、本当なら「行かないで」と止めて欲しいだろう。
赤座ユキコも黒川森生が好きなのに、なぜ黒川森生に正社員になることを勧めたのだろうか?
赤座ユキコは料理を作る仕事に就きたいのに、料理の仕事では必要とされず、事務職で採用されるという話になったので、せめて黒川森生には、やりたい仕事をして欲しいと思ったのだろうか?
それとも、茶尾店長(古川雄大)が学生時代に必要とされて、ハンバーガー店に就職し、幸せを見つけたので、黒川森生にも必要とされている仕事に就いて欲しいと思ったのだろうか?
赤座ユキコは第9話の結末で黒川森生に別れを告げた。
それは黒川森生の幸せを願ってのことで、もちろん断腸の思いだっただろうが、目が見えないからこそ、言葉にしないと伝わらない事を知っている赤座ユキコには言葉で伝えて欲しかった。
それに、赤座ユキコが黒川森生と別れられるということは、赤座ユキコにとって黒川森生は「白杖」ではなかったということになる。
私は、黒川森生が赤座ユキコにとって絶対に手放すことのできない「白杖」のような存在であってほしかったので、残念に思った。
ところで、赤座ユキコのピンク色のダウンが非常に暖かそうだった。あのダウンジャケットはノースフェースの「ショート・ヌプシ・ジャケット」だった。
ダウンジャケットが暖かい理由は、ペチャンコにしても、ふっくらと戻るからだ。ふっくらしたところに、暖かい空気をため込むから暖かいのだ。
そのふっくらと戻る強さをフィルパワーと言い、フィルパワーの数値が高いほどダウンは暖かいとされる。
ノースフェースのダウンジャケットは、このフィルパワーが高いから暖かいのだ。
恋愛もダウンジャケットと同じで、ペチャンコになったところから、どれだけ早くふっくらと戻れるかが重要だと思う。
赤座ユキコと黒川森生は、第9話で破局してしまったが、最終回で復縁して、ダウンジャケットに包まれたような心が暖まるハッピーエンドを迎えて欲しい。
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