日本沈没-ドラマ版の最終回の感想と視聴率
小栗旬が主演するTBSのドラマ「日本沈没」の最終回の感想と視聴率です。
日本沈没-ドラマ版の視聴率と感想
日本沈没の最終回は視聴率16.6%だった。日本沈没は、地震によってスリープ現象が起き、日本列島が沈没してしまうという災害ドラマで、CGも凄かったので、非常に重いドラマだった。
科学的にいえば、実際にドラマ「日本沈没」のように数年という短期間で日本列島が沈没することはないのだが、現実の世界では地震が多発しており、観ていて怖いと思うドラマだった。
実際に鹿児島県の悪石島では、地震が多発しており、住民が悪石島から避難している。まるでドラマ「日本沈没」が現実に起きているような気がした。
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日本沈没-地震よりも富士山噴火が怖い
地震が原因で、ドラマ「日本沈没」のように日本列島が沈没することは無いのだが、日本が消滅する可能性は十分にある。
ドラマ「日本沈没」の最終回で富士山が噴火したのだが、富士山の噴火が起きれば、日本は壊滅的なダメージを受けることになる。
富士山の噴火で何が怖いのかというと、火山灰だ。富士山が噴火したときの火山灰は東京にまで届き、火山灰が機械に入ると、コンピューターなどは駄目になるので、富士山が噴火すると、火山灰の影響で東京のインフラは全滅すると言われている。
さらに、火山灰が成層圏に入ると、長期間にわたって日照不足が続き、世界的な食糧不足が起きるので、日本は壊滅的な被害が出る。
だから、地震と富士山の噴火は警戒しなければならないのだが、地震や富士山の噴火以外にも日本が消滅する原因がある。
日本沈没よりも怖い少子化
ドラマ「日本沈没」では、日本国民を移民として外国へと送り出すのだが、現実は真逆で、日本は移民を受け入れなければ、日本は崩壊するという危機を迎えている。
日本は少子化で人口が減る一方で、人口ピラミッドが逆三角形になっている。日本の少子化問題は、もう手遅れだと言われており、外国からの移民を受け入れなければ、日本を維持することはできないと言われている。
一説によると、数10年のうちに日本の少子化問題は深刻化するといわれており、いつ起きるか分からない地震や富士山の噴火よりも、確実に起きている少子化問題の方が本当は怖いのだ。
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日本沈没のテーマは地球温暖化
最近、「SDGs」という言葉を良く聞くようになった。「SDGs」は「持続可能な開発」という意味で、わかりやすく言えば、現世代の生活を維持しつながら、次の世代の生活を考えた開発を行うということである。
この「SDGs」の中に地球温暖化というテーマが含まれており、ドラマ「日本沈没」でも地球温暖化がテーマとして描かれていた。
地球温暖化は重要なテーマの1つで、地球温暖化対策のために個人でできる事も多くある。
個人レベルなら、無駄な電気や使わないというだけでも、みんながやれば地球温暖化対策になる。
個人でできる地球温暖化対策は、家計の節約にもつながるものが多いので、お勧めだ。
日本沈没-田所雄介(香川照之)の嘘
田所雄介(香川照之)は最終回で、「(温暖化を)止められるのは今しか無いぞ。それができなければ、間違いなく地球は終わる。そのカウントダウンは始まっている」と言っていた。
しかし、これは嘘である。温暖化しても地球は終わらない。
地球は温暖期と氷河期を周期的に繰り返しており、温暖化で地球が終わるのなら、既に地球は終わっている。
では温暖化の何が問題かと言うと、地球の温暖化が進むと、人間が住めなくなる可能性が出てくるからだ。
人間が住めなくなると、人間が困るのだから、温暖化対策をしましょうということである。
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日本沈没-最終回の結末のシーンは良かった
最終回の結末で、田所雄介(香川照之)がオニギリを食べながら、「美味いな。米さえあれば何にも要らないな」と言っているシーンは良かった。
米を主食にしている国はアジア各地にあるが、オニギリを食べるのは日本だけで、オニギリは縄文時代くらいから存在する日本独自の文化とされる。
だから、オニギリは日本のアイデンティティーの象徴であり、「日本沈没」の最終回の結末で、田所雄介(香川照之)がオニギリを食べることで、田所雄介が守ろうとしたものが描かれていた。
そして、外国へ移住した人も、移住先でオニギリを食べることにより、自分たちが日本人だと再認識するのだと思う。
なお、「日本沈没」の原作の最終回のネタバレは「日本沈没-原作のあらすじと最終回ネタバレ」をご覧ください。
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