アバランチ-最終回の感想と視聴率

駿河太郎が出演するフジテレビのドラマ「アバランチ」の最終回(第10話)の視聴率と感想です。

「アバランチ」のあらすじとネタバレは「アバランチ-原作とあらすじと最終回のネタバレ」をご覧ください。

アバランチ-最終回の感想

アバランチの最終回を観た。最終回の視聴率は8.2%だった。最終回は面白かったが、少し残念な感じが残る最終回だった。

私は、藤田高志(駿河太郎)が3年前のテロ事件の完全な被害者だと思っていたのだが、藤田高志が事件の前に大山健吾(渡部篤郎)から日本版CIAを作る構想を聞いていたので、最終回で藤田高志のイメージが崩れてしうまった。

藤田高志は大山健吾から「部下を送り出せ」と言われていただけで、テロが起きる事は知らなかったのかもしれないが、それなら、最終回で羽生誠一(綾野剛)の代わりに撃たれて死ぬくらいの頑張りを見せて欲しかった。

スポンサードリンク

アクションは面白い

爆弾が起爆するセンサーを張り巡らした中で、羽生誠一(綾野剛)と極東リサーチのリーダーが対決して、羽生誠一がリーダーを倒すのだが、羽生誠一はリーダーを倒した後、爆弾は偽物だったとネタバレした。

私は完全に爆弾のセンサーを信じていたので、あれが嘘だったと言われて驚いた。緊張と緩和になっていて、面白いシーンだった。

アバランチは全話を通じて、アクションシーンは良かったので、映画化や続編が観たいと思った。

アバランチは報道

「アバランチ」の最終回を観て、アバランチは報道と思った。

羽生誠一(綾野剛)らは、光の当たらない闇を暴いて、ネットに動画をあげて、動画を観る人に判断を委ねており、そこに羽生誠一らの意見は一切、入っていない。

ワイドショーだとコメンテーターなどが出演して意見を言うが、報道だと事実を淡々と伝えて意見を言わず、判断は視聴者に委ねる。

その報道に対する世論が、ドラマの中ではSNSの声として表現されており、SNSの声(世論)を反映する立場として総理大臣が登場していた。

「アバランチ」の総理大臣は駄目総理かと思っていたのだが、最終回で羽生誠一(綾野剛)の声を聞く総理大臣だと判明して、ちゃんとSNSの声(世論)を反映して、大山健吾(渡部篤郎)を更迭した。

そう考えると、アバランチは悪人を裁かず、ネットに動画を公開して、判断を視聴者に委ねるというスタイルを貫いたのは意味があったのだと思った。

スポンサードリンク

アバランチ最終回の結末の感想

「アバランチ」の最終回は、羽生誠一(綾野剛)が病院から消えて行方不明になるという結末だった。

逮捕された大道寺や町工場の娘などは最終回で描かれなかった。

そもそも、恋愛の要素自体が描かれていないし、最後のテロップも縦スクロールで、なんとなく映画みたいな作りのドラマだった。

ドラマ自体は面白かったのだが、私は羽生誠一と町工場の娘が結婚するハッピーエンドを期待していたので、少し残念な最終回だった。

だから、私は、行方不明になった羽生誠一(綾野剛)が、町工場に戻って、社長の娘と結婚して幸せに暮らすという妄想で脳内補完することにした。

ネット、上では、ドラマ「最愛」の加瀬賢一郎(井浦新)も最終回で、みんなの前から消えて行方不明になったことから、羽生誠一と加瀬賢一郎が合流するという妄想が支持されているようだ。

確かに、羽生誠一と加瀬賢一郎が山奥でひっそりと愛を育むという展開も面白いと思った。

スポンサードリンク

コメントを投稿する

コメントは正常に投稿されていますが、反映に時間がかかります。