妻小学生になる-新島圭介と白石万理華(新島貴恵)の秘密のネタバレ感想文

堤真一が主演するTBSの輪廻転生ドラマ「妻小学生になる」の原作を読んだネタバレ感想文です。

妻小学生になる-新島圭介と白石万理華の秘密の感想文

ドラマ「妻小学生になる」の原作を読んだ。原作は「妻、小学生になる」という漫画で、いわゆる「蘇り」系の漫画だ。

原作は、最愛の妻に先立たれ、生きがいも無く、淡々と日々を過ごしているサラリーマン新島圭介(堤真一)の前に、死んだ妻・貴恵(石田ゆり子)の生まれ変わりだという小学生の少女・白石万理華(毎田暖乃)が現れる所から始まる。

いきなり、知らない小学生が、死んだ妻の生まれ変わりだと言って現れても、信じられないが、白石万理華が死んだ妻しか知らない事を知っていたので、新島圭介は白石万理華が妻の生まれ変わりだと信じる。

死んだ妻が女子小学生に生まれ変わるという設定だったので、私はコメディー系のストーリーかと思って読み始めたのだが、全然違って、人生について色々と考えさせられるヒューマンストーリーだった。

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妻小学生になる-最終回が気になる

白石万理華は、両親が離婚して母親に引き取られたのだが、母親が育児放棄になっていた。

白石万理華は、新島家の家の前を通りかかって、突然、死んだ妻・貴恵の記憶を取り戻したのである。

しかし、白石万理華は、新島圭介や娘・新島麻衣(蒔田彩珠)と交流していくことにより、次第に白石万理華としての記憶を失っていく。

白石万理華の母・白石千嘉も、新島家との交流を通じて、再び母親として立ち直り始めた。

新島圭介は小学生の白石万理華が18歳になったら結婚しようとしているが、さすがに現実的ではないと思うので、私は新島圭介と万理華の母・白石千嘉が結婚すれば、良いと思った。

新島圭介と白石千嘉が結婚して、白石万理華を養女にすれば、白石万理華と結婚しなくても一緒に暮らせるので、そういう最終回を予想しながら読んでいた。

ところが、原作「妻小学生になる」の第9巻でとんでもないことが起きてしまった。

なんと、白石万理華が死んだ妻・貴恵(石田ゆり子)の記憶をなくしてしまったのである。

妻小学生になる-白石万理華が記憶を失う

原作の9巻で、新島麻衣(蒔田彩珠)は蓮司からプロポーズされ、両家の顔合わせが行われる。

その顔合わせから戻ってくると、目覚めた白石万理華(毎田暖乃)は死んだ妻・貴恵(石田ゆり子)の記憶をなくしており、新島圭介らの事が分からなくなってしまったのだ。

元々、白石万理華は突然、妻・貴恵の記憶を思い出したので、突然、妻・貴恵の記憶を失ってしまうこともあるだろう。

しかし、もう1つ可能性が考えられる。

それは、白石万理華が妻・貴恵の記憶を忘れたふりをしているという可能性である。

娘の新島麻衣が蓮司と結婚すれば、新島圭介(堤真一)が1人残されることになる。

新島圭介の部下・守屋好美(森田望智)は、新島圭介の事を好きで結婚したいと思っており、そのことを白石万理華は知っており、守屋好美の気持ちにも心を痛めている。

白石万理華は18歳になったら、新島圭介と結婚する事を考え始めていたが、まだ18歳になっていないので、新島圭介と結婚する事はでいない。

そして、白石万理華が居る限り、新島圭介は他の女性と結婚しない事は明らかなので、白石万理華は自分が居なくなれば、新島圭介が守屋好美と結婚するのではないかと考えたのではないか。

つまり、白石万理華は、妻・貴恵の記憶をなくした振りをすることで、新島圭介と守屋好美を結婚させようとした、という可能性が考えられる。

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妻・貴恵が消えた理由の考察

白石万理華が18歳になって新島圭介と結婚するという選択肢は、妻・貴恵としての正解であり、白石万理華の正解ではない。

かりに、妻・貴恵の記憶が無ければ、白石万理華がオッサンの新島圭介と結婚するという可能性は無いだろう。

白石万理華には白石万理華の人生があり、妻・貴恵の記憶がなければ、白石万理華は全く違った人生を歩んでいるはずだ。

多重人格でいえば、白石万理華が主人格であり、妻・貴恵はサブ人格なので、結婚という人生を左右する重要事項は主人格の白石万理華が決めるべきだと考えるのが当然だろう。

だから、妻・貴恵は記憶が消えた振りをして、新島圭介と守屋好美を結婚させ、白石万理華の人生は白石万理華に決めさせようとしているのではないだろうか。

妻、小学生になる-原作のあらすじと最終回のネタバレと相関図」へ続く。

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