条映撮影所の伴虚無蔵(松重豊)とモモケンの確執-カムカムエヴリバディ

NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に登場する伴虚無蔵(ばん・きょむぞう/松重豊)とモモケンの確執について紹介します。

カムカムエヴリバディの伴虚無蔵(松重豊)

伴虚無蔵(松重豊)は条映撮影所の大部屋俳優で、初代モモケンが主演した映画「棗黍之丞」シリーズに切られ役として登場していた。

やがて、初代モモケンが息子・桃山団五郎(2代目モモケン)と共演するために「棗黍之丞」シリーズの映画「妖術七変化・隠れ里の決闘」を企画するが、既に桃山団五郎(2代目モモケン)はテレビスターだったため、映画への出演を拒否した。

そこで、初代モモケンは、息子・桃山団五郎が演じるはずだった敵役・小野寺左近に、大部屋役者の伴虚無蔵(松重豊)を抜擢して映画を撮影した。

伴虚無蔵(松重豊)の殺陣は一流で、大役に抜擢された伴虚無蔵は一躍有名人の仲間入りを果たすかと思われた。

しかし、この映画は大コケで、初代モモケンは苦渋しながら死んでしまい、伴虚無蔵は再び大部屋役者へと転落したのだった。

やがて、伴虚無蔵(松重豊)は、「ミス条映コンテスト」に参加していたい大月ヒナタ(川栄李奈)の殺陣を見て、「時代劇を救って欲しい」と言い、大月ヒナタに映画村でアルバイトするように頼んだ。

進路に困っていた大月ヒナタ(川栄李奈)は夏休みの間、映画村でアルバイトをして、高校を卒業すると、映画村に就職するのだった。

さて、初代モモケンの死後、息子・桃山団五郎が2代目モモケンを襲名する。

そして、2代目モモケンは、初代モモケンが主演した問題の映画「棗黍之丞・妖術七変化・隠れ里の決闘」のリメイク映画を撮影することにし、敵役・小野寺左近をオーディションで選ぶことにした。

伴虚無蔵(松重豊)は小野寺左近のオーディションに参加することを宣言するが、2代目モモケンは「あの映画は虚無さんじゃなければヒットしたと言われている。恥をかくだけですよ」と突き放すのだった。

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伴虚無蔵と2代目モモケンの確執

映画「妖術七変化・隠れ里の決闘」は、初代モモケンが息子の桃山団五郎(2代目モモケン)と共演するために企画されたが、テレビスターとして活躍していたが息子・桃山団五郎が映画への出演を拒否したといわれていた。

しかし、本当は息子・桃山団五郎が映画に出演したかったのだが、初代モモケンが映画を見限ってテレビスターとなった息子・桃山団五郎を拒否した。

そして、初代モモケンは息子・桃山団五郎への当てつけとして、無名の大部屋役者だった伴虚無蔵(松重豊)を敵役・小野寺左近に抜擢したのだった。

こうして伴虚無蔵(松重豊)は映画に出演したが、台詞がダメで、映画は大失敗に終わり、初代モモケンも死んでしまった。

伴虚無蔵は、このときの反省から、日々の稽古を忘れないように、常日頃から着流しを着て、武士言葉で喋るようになった。

なお、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」のあらすじとネタバレは「カムカムエヴリバディ-モデルと最終回のネタバレ」をご覧ください。

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