ファイトソング-最終回の感想-藤原さくらに騙された

清原果耶が主演するTBSのドラマ「ファイトソング」の最終回(第10話)の感想です。

ファイトソング-最終回の感想

夏川慎吾(菊池風磨)と萩原凛(藤原さくら)がどういう結末になるのかと気にしていたのだが、最終回で2人はハッピーエンドを迎えられたので良かった。

いや、しかし、藤原さくらには、まんまと騙された。

藤原さくらは、福山雅治が主演するドラマ「ラブソング」に出演しており、吃音の女性役を演じていた。

だから、私はずっと、藤原さくらは吃音なのかと思っていたのだ。

吃音の歌手としては、スキャットマン・ジョンソンが有名である。

スキャットというのは、音楽用語で、意味にならない言葉の羅列の事で、スキャットマン・ジョンソンは吃音という障害をスキャットへと昇華することで、健常者には真似の出来ない武器に変えてしまった。

だから、私はドラマ「ラブソング」は、吃音なのに歌手として頑張っているのだと思い、第2のスキャットマン・ジョンソンとして活躍して欲しいと応援していた。

しかし、今作の「ファイトソング」を見ていると、全然、どもっていなかったので、今更ながら、ドラマ「ラブソング」の吃音は演技だったのかと気づいた。

私は、藤原さくらは吃音なのだと思っていたので、完全に騙されていたのだ。

ただ、ドラマ「ラブソング」を切っ掛けに、藤原さくらの曲を聴くようになり、藤原さくらのカントリーなどは好きで良く聞いている。

だから、今作の「ファイトソング」でも、藤原さくらの歌が聴けるのかと期待していたが、残念ながら藤原さくらの歌は聴けなかった。

河原でキャンプをするシーンがあったのだから、たき火をしながら、藤原さくらが引きがりをするシーンが観たかった。

残念と言えば、ミスター残念の迫智也(戸次重幸)が最終回で磯辺直美(稲森いずみ)に告白してハッピーエンドを迎えていた。

しかし、戸次重幸のハッピーエンドは私的には残念だった。

やはり、戸次重幸と波田陽区は残念で終わって欲しかった。残念!

なお、「ファイトソング」のあらすじと最終回のネタバレは「ファイトソング-原作とあらすじと最終回ネタバレ」をご覧ください。

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