逃亡医F-最終回の感想-医手一律
成田凌が主演する日本テレビのドラマ「逃亡医F」の最終回の感想です。
「逃亡医F」の原作のネタバレは「逃亡医F-原作のあらすじとネタバレ」をご覧ください。
逃亡医F-最終回の感想
逃亡医Fは、恋人・八神妙子(桜庭ななみ)を殺害した容疑をかけられた天才医師・藤木圭介(成田凌)が逃亡医となって、逃走しながら、無実を証明しようとするストーリーだった。
しかし、恋人・八神妙子は意識不明ながら、死んでおらず、バイオベンチャー企業「バイオネオ」で密かに治療を受けていた。
「バイオネオ」の佐々木世志郎(安田顕)は、新薬「ガイスト」を研究していたのだが、「ガイスト」には死を伴う副作用がった。
しかし、八神妙子が開発した「DDSイータ」を併用することで、「ガイスト」の副作用を回避する事ができるため、八神妙子と共同研究をしていた。
佐々木世志郎は八神妙子から「DDSイータ」のデータを奪おうとするようになり、危機感を覚えた八神妙子は「DDSイータ」のデータを分割して隠した。
佐々木世志郎は部下を使って、八神妙子に自白剤を打ち、データの隠し場所を自白させようとしたが、八神妙子は意識がもうろうとしながらも、病院の屋上へと逃げ、病院の屋上から飛び降りていた。
それが、八神妙子殺人事件の真相だった。
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逃亡医F-医手一律
藤木圭介(成田凌)は八神妙子から教わった「医手一律(いしゅいちりつ)」を実践していた。
「医手一律」とは、目の前の患者を分け隔て無く助けるという思想で、藤木圭介は「医手一律」を守って、不法滞在者の外国人でも犯罪者でも差別すること無く、目の前の患者を助ける事に全色を尽くした。
実際に「医手一律」という言葉があるのか、「逃亡医F」の造語なのかは不明だが、非常に素晴らしい思想だと思った。
一方、佐々木世志郎(安田顕)は、薬を開発して大勢の困っている人を助けるという思想の持ち主で、大勢を助けるためには多少の犠牲はつきものだと考えているようだ。
目の前の患者を助ける藤木圭介(成田凌)と、大勢の患者を助けるために薬を開発する佐々木世志郎(安田顕)は、立場や考え方が違うので、対立しているようにも思えるが、病院を助けるという意味では同じだし、どちらも正しいと思う。
逃亡医F-烏丸京子(前田敦子)の結末
原作では、烏丸京子(前田敦子)が下ネタ要因だったのだが、ドラマでは佐々木世志郎(安田顕)とフェロー女の幹こずえ(堺小春)が下ネタ要因となっていた。
佐々木世志郎も幹こずも、ぶっ飛んだキャラで面白かったが、烏丸京子(前田敦子)のフェローの歌も聞きたかった。
烏丸京子(前田敦子)は、敵なのか味方なのか、よく分からないポジションだったのだが、最後に幹こずえ(堺小春)から「DDSイータ」と「ガイスト」と「藤木圭介の血液」を盗んで、海外の製薬会社に売り払い、大金を得た。
つまり、烏丸京子(前田敦子)は最初から、第3勢力として、八神妙子(桜庭ななみ)の研究データを狙っていたということになる。
ただ私は、最後に烏丸京子(前田敦子)にフェローの歌を歌わせて、実は幹こずえ(堺小春)と烏丸京子は仲間だったという展開の方が良かったと思った。
全体的には、佐々木世志郎(安田顕)とフェロー女の幹こずえ(堺小春)が奇抜なキャラ過ぎると思ったが、おもろかったので、次作にも期待したい。
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