成合淳(吉川晃司)はブラックバタフライだった-DCU-最終回のネタバレと感想

阿部寛が出演するTBSのドラマ「DCU」の最終回のネタバレと感想です。

DCUのネタバレ

15年前、海上保安庁と東都重工が共同開発していた船の自動運行システムの情報が外部に漏れた。
情報を漏洩したのは東都重工の瀬能博士で、海上保安庁の新名正義(阿部寛)と成合淳(吉川晃司)は上司の部長・佐久間雄二(佃典彦)から、瀬能博士の逮捕を命じられた。

そこで、新名正義と成合淳は、船に乗っている瀬能博士の逮捕に向かうのだが、瀬能博士が乗っていた船が爆発し、新名正義と成合淳は爆発に巻き込まれた。

この爆発で瀬能博士は、死亡。成合淳は瀬能博士の鍵を奪おうとしていたのだが、海に沈んで死んだ。

瀬能博士は船が爆発する前に、息子を海に投げ捨てており、新名正義が子供を救出した。

このときに助けた瀬能博士の息子が瀬能陽生(横浜流星)で、死んだ成合淳(吉川晃司)の娘が成合隆子(中村アン)である。

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DCUの15年前の真相ネタバレ

15年前、東都重工の社長に就任した楢原社長(福澤朗)は、経営を立て直すため、軍事技術に転用できる技術を海外のテロリスト「ブラックバタフライ」に販売した。

瀬能博士は、船でも何でも乗っ取れる遠隔システムを開発しており、楢原社長(福澤朗)の悪事に気づいた瀬能博士は、自分が開発した遠隔システムを守るため、遠隔システムの設計図を隠した。

このため、楢原社長は情報漏洩の罪を瀬能博士に着せ、海上保安庁の部長・佐久間雄二(佃典彦)に瀬能博士を逮捕するように命じた。

佐久間雄二は、アメリカに留学していた息子が逮捕されたのだが、東都重工の顧問弁護士に無罪にしてもらっており、ブラックバタフライから脅されていた。

そこで、佐久間雄二は、新名正義(阿部寛)と成合淳(吉川晃司)に瀬能博士の逮捕を命じた。

それが15年間の事件の真相だった。

DCU-最終回の結末ネタバレ

15年前に死んだ成合淳(吉川晃司)は、生きており、瀬能博士の鍵を奪いに来た。

瀬能博士の息子・瀬能陽生(横浜流星)は、瀬能博士の鍵が宝箱の鍵だと気づき、宝箱から、遠隔システムの設計図が入ったフロッピーディスクを発見する。

さらに、フロッピーディスクだけでは遠隔システムは完成せず、鍵に刻まれた暗号(数式)を組み合わせる必要があった。

新名正義(阿部寛)は、フロッピーディスクと鍵を別々に保管することにして、部長・佐久間雄二(佃典彦)の勧めで、セキュリティーの強固な地下のセイフティールームにフロッピーディスクほ保管した。

しかし、フロッピーディスクを成合淳(吉川晃司)に盗まれ、鍵も何者かに奪われてしまう。

新名正義(阿部寛)は、部長・佐久間雄二(佃典彦)が協力しなければ、セイフティールームには入れないため、内通者は部長・佐久間雄二だと判明する。

新名正義(阿部寛)は、深水プールのそこに隠していた鍵を発見するが、部長・佐久間雄二と成合淳(吉川晃司)に襲われ、プールの底に手錠でつながれ、鍵を奪われてしまう。

しかし、部長・佐久間雄二は成合淳を裏切って、成合淳をプールの底に沈めた。

ところが、成合淳は部長・佐久間雄二を信用していなかったので、新名正義に手錠の鍵を渡しており、成合淳は新名正義に助けられた。

そして、部長・佐久間雄二と東都重工の楢原社長(福澤朗)が逮捕されたが、成合淳は逃走し、行方をくらませた。

成合淳が新名正義に渡した鍵は偽物で、本物の鍵は成合淳がもって逃げたようだ。

成合淳はブラックバタフライのメンバーだったがようだが、遠隔システムがブラックバタフライに渡るかは分からない。

成合隆子(中村アン)は、15年前の事件の真相に気づいたので、部長・佐久間雄二に殺されたようだ。

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DCU-最終回の感想

ドラマ「DCU」はTBSとハリウッドが共同制作するということで、ハリウッドクオリティーのドラマが日本で観られるということで、非常に注目していたドラマだ。

海の中に潜ったり、15年前に死んだ成合淳(吉川晃司)が生きていたりして、面白かったのだが、だんだんとスケールダウンしてきた感じが否めない。

それに、「DCU」の最終回は突っ込みどころが多すぎた。

成合淳(吉川晃司)は新名正義(阿部寛)の正確を熟知しており、金庫の棚の裏にフロッピーディスクが貼り付けてあることを見抜いたが、新名正義が仕掛けたGPSには簡単に引っかかっていた。

それに、フロッピーディスクにGPSを取り付けたと言っていたが、フロッピーディスクにどうやってGPSを取り付けたのか謎すぎた。

一説によると、フロッピーディスクは、ドクター中松が発明した日本が誇る世界的な発明で、2005~6年あたりまでは、大体のパソコンにフロッピーディスクが付いていた。

瀬能博士が開発した遠隔システムが、フロッピーディスクに匹敵するほどの発明という事を表すためにフロッピーディスクを使用したのかもしれないが、フロッピーディスクにGPSを仕掛けるというのは謎すぎる。

多少の細かい謎はドラマなので気にせずに楽しんでいたのだが、ストーリー的に変なのは止めて欲しかった。

たとえば、遠隔システムを完成させるには、フロッピーディスクと鍵に刻まれた暗号が必要なので、新名正義(阿部寛)はフロッピーディスクと鍵を別々に保管した。

新名正義はフロッピーディスクを地下のセーフティールームに保管し、鍵は自分で持っていたのだが、いつの間にか海上保安庁の部長・佐久間雄二(佃典彦)が鍵を持っていた。

なぜ、新名正義が保管していた鍵を部長・佐久間雄二が持っているのか理解できなくて、最終回はグダグダになった感じがした。

また、成合淳(吉川晃司)は耳の後ろに盗聴器が仕組まれていたので、ブラックバタフライのメンバーだと確定している。

15年前の事件のとき、成合淳(吉川晃司)は瀬能博士の鍵を探していたので、15年前の時点でブラックバタフライだったということだろう。

成合淳(吉川晃司)はブラックバタフライに潜入していた海上保安庁のスパイだったのだろうか?

成合淳(吉川晃司)は最終回で鍵を持って逃げてしまったし、ブラックバタフライについては誰も逮捕されなかったので、色々と謎を残したまま終わってしまった。

「DCU」を映画化するために成合淳(吉川晃司)を逃がしたのだろうか。ドラマ「DCU」は消化不良な最終回だった。

ただ、TBSのドラマはタイムリーな話題で凄いと思った。

ドラマ「日本沈没」の時も実際に大きな地震が起きたし、今作の「DCU」でもロシアのテロリストを描いたら、ロシアが戦争を起こしてた。

これは狙ってドラマを作っているのだろうか?TBSの日曜劇場は先見の明が凄いと思った。

DCUの続編は徳川埋蔵金

徳川埋蔵金といえば、赤城山に埋まっているという説が有名だが、赤城山からは未だに徳川埋蔵金は見つかっていない。

そこで、最近、有力視されつつあるのが、船で徳川埋蔵金を運ぼうとして、沈没したという説である。

有力な説としては、徳川埋蔵金を乗せた仙台藩の船「早丸」は無血開城が行われた5日後に横浜港を出港したのだが、神奈川県の海獺島と笠島の間で座礁してしまったというもの。

仙台藩の「早丸」には徳川埋蔵金の他にもメキシコの銀貨なども積み込まれており、時価にして数千億円から数兆円の財宝が沈んでいるのだ。

ちょうど、「DUC」の舞台が横浜海上保安区なので、続編の「DUC2」を作るのなら、DCUのメンバーで神奈川県の海獺島付近に沈んだ「早丸」を捜索して欲して、徳川埋蔵金を見つけて欲しい。

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