元彼の遺言状-第2話の感想

綾瀬はるかが主演するフジテレビのドラマ「元彼の遺言状」の第2話の感想です。

元彼の遺言状-第2話の感想

「元彼の遺言状」の第2話を観たが、狐につままれているような感じがする。

「元彼の遺言状」のテンポはゆっくりなのに、気付いたら1話と2話で原作の事件は終わっていたのだ。

原作はこんなに短い話だったのだろうかと、不思議に思って見直してみると、ドラマでは原作のメーンのトリックがカットされていた。

剣持麗子の元彼・森川栄治は「僕の全財産は僕を殺した犯人に譲る」という遺言状を残して死んだのだが、原作では森川栄治が遺言状を残した事に目的があった。

だから、「元彼の遺言状」というタイトルなのだが、ドラマでは森川栄治が遺言状を残した目的をカットしていた。

森川栄治が遺言状を残した目的は法律が絡んできて難しいので、詳しい解説については「元彼の遺言状-森川栄治の遺言状のトリックのネタバレ」を観て欲しいのだが、「元彼の遺言状」というタイトルに関わってくる部分なので、全部カットは驚いた。

その代わり、ドラマでは死んだ森川栄治が剣持麗子(綾瀬はるか)に、篠田敬太郎(大泉洋)を頼むという暗号を残しており、この暗号が「元彼の遺言状」という事になっていた。

原作では事件を解決した剣持麗子(綾瀬はるか)は、辞めた法律事務所に復帰するのだが、ドラマでは元彼・森川栄治からオンボロ法律事務所を相続して、篠田敬太郎(大泉洋)と一緒にオンボロ放り事務所を継ぐという展開だった。

原作が2話で完結してしまったので、普通は犯人にはなりたくないのだが、「元彼の遺言状」では莫大な遺産をもらえるので犯人に成りたいという特殊な状況を楽しむ時間が短すぎたの残念だった。

篠田敬太郎(大泉洋)のキャラがもう少しコメディー寄りもでもいいのかなと思ったが、剣持麗子(綾瀬はるか)と篠田敬太郎(大泉洋)がコンビは面白そうなので、第3話からの展開に期待したい。

なお、原作のあらすじとネタバレは「元彼の遺言状-あらすじと犯人ネタバレ」をご覧ください。

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