パンドラの果実-第1話の感想-全脳エミュレーション

ディーン・フジオカが主演する日本テレビのドラマ「パンドラの果実」の第1話の感想です。

パンドラの果実-第1話の感想

「パンドラの果実」の第1話を観た。

「パンドラの果実」の原作は都市伝説をテーマにしたSFだったので、都市伝説をテーマとした「Xファイル」のようなドラマを予想していたのだが、「Xファイル」とは違う雰囲気のドラマだった。

「パンドラの果実」の第1話は介護用AIロボットの話で、AIロボットが所有者命令に背こうとして、プログラムと葛藤するという内容だった。

死んだ神楽教授は、全脳エミュレーションという技術を使って、自分の脳を介護用AIロボットで再現していた。

つまり、神楽教授は死んだが、神楽教授の脳(精神)は介護用AIロボットで再現していた。

「パンドラの果実」の原作のテーマは都市伝説で、メーンとなる都市伝説の1つがトランスヒューマニズムがある。

トランスヒューマニズムとは、科学の力を利用して、人間を進化させるという思想で、トランスヒューマニズムの最終的な理想型の1つが全脳エミュレーションである。

人間の脳の機能をコンピューターで再現し、バーチャルな空間で生活したり、ロボットを体にしたりすれば、事実上、永遠に生きる事が出来る。

「パンドラの果実」では神楽教授が全脳エミュレーションに成功していたが、実話では全脳エミュレーションは研究段階であり、成功したという話は聞いた事が無い。

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今後の展開に期待

小比類巻祐一(ディーン・フジオカ)についてはネタバレになるので、言及しないが、原作通りに成りそうな感じだ。

たとすると、最上友紀子(岸井ゆきの)が毎回、未成年に間違われるシーンが入るのだろうか?楽しみだ。

長谷部勉(ユースケ・サンタマリア)は、小比類巻祐一(ディーン・フジオカ)が警視正だと知って急に大人しくなってしまったシーンが面白かった。

ユースケ・サンタマリアは「踊る大捜査線」では警視正だったのに、「パンドラの果実」では警部なので降格扱いだ。

カール・カーン(安藤政信)は第1話では登場しなかったが、「ボイス2」で「スマイル」と言っていたのだが面白かったので、今回も「スマイル」的なパワーワードを期待したい。

なお、「パンドラの果実」の原作のあらすじとネタバレは「パンドラの果実-原作と犯人と黒幕ネタバレ」をご覧ください。

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