らんまん-槙野寿恵子(まきの・すえこ/浜辺美波)の実在のモデル

NHKの朝ドラ「らんまん」に登場する槙野寿恵子(まきの・すえこ/浜辺美波)の実在のモデルを紹介します。

らんまん-槙野寿恵子(浜辺美波)のネタバレ

朝ドラ「らんまん」に登場する槙野寿恵子(浜辺美波)は、東京の下町で母親とともに駄菓子屋を営んでいた。

その後、槙野寿恵子(浜辺美波)は、槙野万太郎(神木隆之介)と出会い、結婚することになる。

そして、槙野寿恵子(浜辺美波)は、植物学者となる槙野万太郎(神木隆之介)を献身的に支えるのだった。

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らんまん-槙野寿恵子(浜辺美波)の実在のモデル

朝ドラ「らんまん」に登場する槙野寿恵子(まきの・すえこ/浜辺美波)の実在のモデルは、植物学者・牧野富太郎の2番目の妻・牧野寿衛子(まきの・すえこ)です。

槙野万太郎(神木隆之介)のモデル牧野富太郎は、従姉妹の牧野猶と結婚していたが、この結婚は望まない結婚だったので、数年で離婚している。

その後、酒を飲まない牧野富太郎は、上京して飯田町に下宿して東京帝国大学に通っていたとき、近所の駄菓子屋に通っていた。

この駄菓子屋の娘が、槙野寿恵子(浜辺美波)のモデルとなる牧野寿衛子である。

牧野寿衛子の父親・小澤一政は、彦根藩井伊家の家臣で、明治維新を迎えてからは、陸軍の営繕部に勤務していた。

小澤家は大きな家だったが、父・小澤一政の死後、小澤家は没落し、牧野寿衛子の母親が芸子置屋や駄菓子屋を営んでおり、借金があり、生活も苦しかったという。

駄菓子屋に通っていた牧野富太郎は、駄菓子屋の娘・牧野寿衛子の事を気に入り、明治23年に12歳年下の牧野寿衛子と結婚した。

牧野富太郎と牧野寿衛子の結婚は、明治時代には珍しい相思相愛による恋愛結婚だとされているが、牧野富太郎が牧野寿衛子の実家の借金を肩代わりする条件として、牧野寿衛子と結婚したという話も残っている。

つまり、槙野寿恵子(浜辺美波)の実在のモデル牧野寿衛子は、実家の借金の肩代わりをしてもらうために、牧野富太郎に売られたというとらえ方もできる。

しかし、まもなく牧野富太郎の実家(造り酒屋)から経済的支援が得られなくなってしまい、牧野寿衛子は再び貧乏な生活に戻る。

それでも、お金持ちの家に生まれた牧野富太郎は、お金に無頓着なのか、植物の研究にお金を使い続けた。

槙野寿恵子(浜辺美波)のモデル牧野寿衛子は、料亭の経営を始めて研究資金を捻出し、牧野富太郎の研究を支え続けた。

牧野富太郎は、妻・牧野寿衛子の死後、新種の笹を発見すると、妻の名前を取って「スエコザサ」と名付けた。

なお、朝ドラ「らんまん」のモデルとネタバレは「らんまん-原作とモデルとネタバレ」をご覧ください。

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