未来への10カウント-最終回の結末ネタバレ
木村拓哉が主演するテレビ朝日のボクシング部ドラマ「未来への10カウント」の最終回(第9話)のあらすじと結末ネタバレです。
未来への10カウント-最終回のあらすじとネタバレ
折原葵(満島ひかり)は桐沢祥吾(木村拓哉)にプロポーズしたことに気付いて驚き、酔っ払って何も覚えてないことにすると、桐沢祥吾は何も言わなかった。
しかし、妹・折原楓(滝沢カレン)は、桐沢祥吾は絶対に覚えているはずだと言い、もし2人が結婚したら、どちらかが学校を辞めなければならないのではないかと指摘した。
しかも、妹・折原楓は、辞めるなら、非常勤講師の桐沢祥吾で、桐沢祥吾が非常勤講師を辞めたら、ボクシング部のコーチも辞めなければならないのではないかと指摘した。
その話を盗み聞きしていた折原葵の8歳の息子・圭太は、松葉台高校の校長室を訪れ、校長・大場麻琴(内田有紀)と副校長・猫林はじめ(生瀬勝久)に、桐沢祥吾が折原葵と結婚してもボクシング部のコーチを辞めさせないで欲しいと頼んだ。
校長・大場麻琴は、圭太の話を聞き、折原葵と桐沢祥吾がそういう関係になっている事に驚いた。
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未来への10カウント-桐沢祥吾(木村拓哉)が倒れる
さて、桐沢祥吾がボクシングの練習を早めに切り上げて帰るようになったので、ボクシング部員は、折原葵に、焼き鳥屋の準備でコーチがおろそかになるのではないかと言い、不安を打ち明けた。
折原葵は試合前の大事な時期に不安にさせた事を謝罪するが、桐沢祥吾は絶対に手を抜くような人では無いと言い、みんなで桐沢祥吾を応援しようと提案した。
さて、桐沢祥吾は、毎朝4時に起きて焼き鳥屋の仕込みをして、仕込みが終わると、松葉台高校で非常勤講師として教壇に立ち、放課後はボクシング部のコーチとして部員を指導し、夜は焼き鳥屋を焼くという生活を始めた。
ある日、桐沢祥吾がボクシング部の練習中に倒れてしまう。
桐沢祥吾が1日3時間しか寝ていないことを知ったボクシング部員は、桐沢祥吾の事を心配して、ボクシング部のコーチに専念して欲しいと懇願する。
すると、桐沢祥吾は「1ヶ月前なら、このまま死んでも良いと思ってた。人生に絶望していた。でも今は違う。目の前に居るお前達のおかげで生きる希望が出来た。だから、これからどんなことがあっても、何度でも立ち上がってやる。今の生活がきついとか苦しいとか思っていない。最高に楽しいと思ってる。ダサい所を見せちゃったけど、今日だけだから」と言い、練習を再開しようとした。
しかし、折原葵(満島ひかり)が今日は自分が指導すると言い、桐沢祥吾を休ませた。
その様子を見ていた猫林はじめ(生瀬勝久)は、校長・大場麻琴(内田有紀)に「今は外部指導者も珍しくない」と言い、理事会で提案するように頼んだ。
大場麻琴は首を縦に振らなかったが、猫林はじめから「素直に成られたらどうです?お父様に対しても」と言われてしまう。
その日の夜、大場麻琴は実家を訪れ、父・芦屋賢三(柄本明)に、「ボクシング部でマネージャーをしていたときに、桐沢さんに告白した事があるの。お父さんが可愛がっているボクシング部がうらやましくて、その間に割って入りたくてボクシング部のマネージャーになったのに。でも振られた。監督の娘とは付き合えないって」と話した。
大場麻琴が松葉台高校を良い高校にしたいのは、父・芦屋賢三に褒められたいからだと言い、京明高校に勉強でもボクシングでも勝ったら、松葉台高校を文武両道に出来たら、私のことを認めてくる?と尋ねると、父・芦屋賢三は認めると約束した。
そして、父・芦屋賢三は「お前は勘違いをしている。俺はボクシング部の連中を可愛がった。でも、お前は娘だ。お前の成長が俺の喜びだった。俺はもうお前を認めてるよ」と告げた。
それを聞いた大場麻琴は「お父さん、ありがとう」と礼を言うのだった。
未来への10カウント-大場麻琴(内田有紀)の願い
翌日、校長・大場麻琴(内田有紀)はある人(折原葵の息子・圭太)から提案があって理事会にかけたと言い、その結果を桐沢祥吾(木村拓哉)と折原葵(満島ひかり)に伝えた。
教師同士が結婚した場合、どちらかが辞める規定の撤廃については、理事会の賛同を得られず、変える事は出来なかったのだという。
しかし、別のある方(副校長・猫林はじめ)の提案により、部活の指導者は本校の教職員でなければならないという規定を撤廃する件を理事会で取り上げたところ、前向きに検討することになったのだという。
大場麻琴は、桐沢祥吾が非常勤講師を辞めたとしても、ボクシング部のコーチは続けられるかもしれないと言い、ボクシングの試合で京明高校に勝ってインターハイに進出するように頼んだ。
あと、インターハイ予選まで10ヶ月だった。
月日は流れて、伊庭海斗(高橋海人)が東大に合格した。新年度が始まると、1年生がボクシング部に入ってきた。
2023年6月、インターハイ予選の前日を迎えると、桐沢祥吾(木村拓哉)は試合に出場するメンバーをリングに上げ、最後のミット打ちを行い、1人1人に声をかけた。
桐沢祥吾は最後に折原葵(満島ひかり)のミット打ちを行うと、ボクシング部員全員をリングに上げてエンジンを組んで、明日の試合に向けてかけ声をかけた。
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未来への10カウント-運命のインターハイ予選
翌日、松葉台高校ボクシング部はインターハイ予選に臨んだが、江戸川蓮(櫻井海音)と天津大地(阿久津仁愛)は1回戦で負けてしまう。
友部陸(佐久本宝)と森拓己(大朏岳優)は2回戦で負けてしまうが、玉乃井竜也(坂東龍汰)と水野あかり(山田杏奈)は勝ち進んでいた。
さて、準決勝へ進出した水野あかり(山田杏奈)は、京明高校の奥村と対戦するが、一方的に攻め込まれ、劣勢に立たされ続け、最終ラウンドを迎える。
水野あかりが「コーチ無理です。勝てるわけがない」と弱音を吐くと、桐沢祥吾(木村拓哉)は「あと2分あるけど、どうする。お前の試合だ、お前が決めろ。なんでボクシングを続けてきたのか、本当に無理なのか、次の2分間で答えを見つけてこい。戦っている相手は奥村じゃない。お前自身だ」と告げた。
水野あかりが戦うことを決めると、桐沢祥吾は戦い方をアドバイスした。
水野あかりは最終ラウンドも劣勢に立たされていたが、桐沢祥吾のアドバイスが功を奏し、一気に京成を逆転し、京明高校の奥村にRSC勝ちを納めた。
その後、水野あかりは決勝戦でも勝ち、優勝してインターハイ出場を決めた。
また、玉乃井竜也(坂東龍汰)も決勝で京明高校の選手を破って優勝し、インターハイ出場を決めた。
未来への10カウント-最終回の結末ネタバレ
ある日、桐沢祥吾(木村拓哉)はジムで甲斐誠一郎(安田顕)と話す。
桐沢祥吾が自分をボクシング部のコーチにするために、芦屋賢三(柄本明)と口裏を合わせて一芝居打ったんだろうと尋ねると、甲斐誠一郎は「俺も監督も本心からお前をボクシング部に戻したかった。お前を立ち直らせるのに必死だった」と教えた。
桐沢祥吾は「ありがとうな」と言い残してジムを出て、折原葵(満島ひかり)に会いに行くと、橋の上で弁当の礼を言うと、折原葵は毎日作ると言った。
桐沢祥吾は折原葵と結婚し、非常勤講師を辞めたが、校長・大場麻琴(内田有紀)のおかげで、ボクシング部のコーチは続けられた。
さて、インターハイの前日、桐沢祥吾は部員にボクシング部の信念である「不撓不屈(ふとうふくつ)」について教えた。
桐沢祥吾は「どんな困難に遭っても立ち上がること。でもちゃんと意味が理解できたのは、お前らに出会ってからだな。ボクシングってのは俺たちに色んな事を教えてくれる。勝つことも負けることも。でも一番大事なのは不撓不屈。それを明日、俺に見せてくれ」と言い、玉乃井竜也(坂東龍汰)と最後のスパーリングを行うのだった。
なお、「未来への10カウント」のあらすじとネタバレは「未来への10カウント」をご覧ください。
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