未来への10カウント-最終回の感想と視聴率
木村拓哉が主演するテレビ朝日のボクシング部ドラマ「未来への10カウント」の最終回(第9話)の感想と視聴率です。
最終回のあらすじとネタバレは「未来への10カウント-最終回の結末ネタバレ」をご覧ください。
未来への10カウント-最終回の感想
「未来への10カウント」の最終回の視聴率は13.1%だった。第3話と第4話の視聴率が1桁だったので、打ち切り報道なども出たが、平均視聴率は10.9%で2桁をキープした。
「未来への10カウント」の最終回は面白かった。最終回で「未来への10カウント」のテーマは「不撓不屈(ふとうふくつ)」と明かされ、わかりやすいストーリーで良かった。
不撓不屈とは、強い精神で困難や逆境に立ち向かいくじけないという意味で、桐沢祥吾(木村拓哉)の生き様を表してるようだった。
桐沢祥吾(木村拓哉)は高校時代に4冠になり、オリンピック候補となったが、網膜剥離により、ボクシングを断念した。
その後、桐沢祥吾は友達に励まされて教師となり、妻(波瑠)と結婚したが、結婚1年目で妻に乳がんが見つかり、妻は死んだ。
桐沢祥吾は教壇に立てなくなり、教師を辞めて廃人となっていたが、友達に励まされて焼き鳥屋を始めた。
ところが病気の大流行により、焼き鳥屋は倒産してしまった。
再び人生のどん底へと突き落とされた桐沢祥吾は、ピザの配達で細々と生きていたのだが、桐沢祥吾の事を心配した親友・甲斐誠一郎(安田顕)の勧めで、母校・松葉台高校ボクシング部のコーチに就任した。
それでも、桐沢祥吾は生きる意味を失っており、いつ死んでも良いと思っていたが、ボクシング部員にボクシングを指導していくことで、次第に生きる意味を見いだしていった。
木村拓哉が主演した「プライスレス」というドラマに、戦国武将・中山鹿之助のフィギアが登場した。
この中山鹿之助は、尼子家再興のために「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈ったというエピソードで有名だ。
桐沢祥吾の人生はまさに七難八苦だったが、最終的に、桐沢祥吾は焼き鳥屋を再建できたし、折原葵(満島ひかり)とも結婚できたし、ボクシング部のコーチも続けられて良かったと思う。
病気、災害、戦争と大変な世の中だが、生きてれば、何にか良いことがあるのだろうか?と思った。
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未来への10カウント-続編に期待
ボクシング部員の伊庭海斗(高橋海人)は、マネージャーの西山愛(吉柳咲良)に告白したが振られていた。
しかし、伊庭海斗が東大に合格すれば、意外とOKが貰えるのではないかと思って、最終回で西山愛への再告白を期待していたのだが、西山愛への再告白は無くて残念だった。
また、甲斐誠一郎(安田顕)は折原葵(満島ひかり)の事が好きだったのに、折原葵が桐沢祥吾(木村拓哉)と結婚してしまったので可哀想だった。
甲斐誠一郎は最終回で大野倫子(富田靖子)と結婚して欲しかった。「未来への10カウント」の富田靖子は活躍の場が無かったので残念だった。もう少し見せ場が欲しかった。
満島ひかりは「未来への10カウント」も良かった。最終回でリングに上がってミット打ちを行ったシーンはアドリブのように感じたが、満島ひかりのアドリブだったのだろうか?面白かった。
「未来への10カウント」は最終回で、目標だった京明高校にも勝ったし、桐沢祥吾(木村拓哉)と折原葵(満島ひかり)が結婚してハッピーエンドで終わったが、インターハイが残っているので、続編を期待したい。
なお、「未来への10カウント」のあらすじとネタバレは「未来への10カウント-あらすじとネタバレ」をご覧ください。
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コメント欄
このドラマは悲劇にモハッピーエンドにもかけますが、ハッピーエンドでよかった。
最終回を観て先輩俳優を相手に演技をした川原瑛都(折原圭太)凄い
桐沢祥吾と折原葵のハッピーエンドになってよかった。パート2もやってほしい。ボクシング部と言う学園ドラマ久しぶりに熱くなりました。
パート2に期待している!! 播 稔