エルピス-死刑囚・松本良夫(片岡正二郎)はえん罪ではない

長澤まさみが主演するフジテレビのドラマ「エルピス」の第2話のネタバレから八頭尾山連続殺人事件の犯人を考察します。

エルピス-第2話のネタバレと考察

チェリー(三浦透子)は、松本良夫(片岡正二郎)が無罪だと主張したが、松本良夫が無罪である証拠をもっていなかった。

チェリーが松本良夫を無罪だと考える理由は、八頭尾山で女子中学生・井川晴美が殺害された日、松本良夫がカレーと誕生日ケーキを用意してくれていたからだった。

女子中学生・井川晴美が殺害された日はチェリーの誕生日で、チェリーは実の両親にも誕生日を祝って貰ったことがなく、松本良夫が用意してくれたバスデーケーキがチェリーにとって初めてのバースデーケーキだったのだ。

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エルピス-松本良夫(片岡正二郎)の事件当日の行動

検察側の主張によると、松本良夫(片岡正二郎)は午後5時3分に職場の工場を出て、午後5時27分にスーパー「ヨロズヤ」で買い物をして、午後5時40分にケーキ屋「ボンフーレ」でケーキを買い、午後6時頃に八頭尾山に付き、下校中の女子中学生・井川晴美に声を掛け、八頭尾山の中に誘い込んで殺害した。

午後6時35分、松本良夫が八頭尾山から逃げるように出てきて、自転車で去って行く、目撃証言がある。

その後、松本良夫は午後6時50分頃に帰宅。午後7時にチェリー(三浦透子)が帰宅した。

エルピス-松本良夫(片岡正二郎)の犯行の可能性

浅川恵那(長澤まさみ)らの検証によると、八頭尾山から松本良夫の自宅まで自転車を飛ばせば、10分程度で帰宅できるが、買ったケーキがグチャグチャになるため、犯行は不可能である。

また、チェリー(三浦透子)が午後7時に帰宅したときに、松本良夫(片岡正二郎)はカレーを用意していたが、10分でカレーを作るのは不可能なので、松本良夫に犯行は不可能である。

しかし、松本良夫が八頭尾山から出てきて自転車で逃げ去る様子が目撃されており、松本良夫が八頭尾山へ行った可能性は十分に残る。

また、ケーキとカレーの問題をクリアすれば、松本良夫が八頭尾山連続殺人事件の犯人という可能性がある。

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エルピス-消された重要な目撃証言

事件当初、八頭尾山で殺害された女子中学生・井川晴美は、若いロン毛男と歩いていたという目撃証言があり、重要な目撃証言として取り扱われていた。

しかし、松本良夫(片岡正二郎)が容疑者に浮上してからは、報道番組などが、松本良夫を犯人扱いしたため、若いロン毛男の目撃証言はかき消されてしまった。

エルピス-松本良夫(片岡正二郎)は本当にえん罪なのか?

警察の主張によると、事件当日、松本良夫(片岡正二郎)は、三光工業→スーパー→ケーキ屋→八頭尾山→自宅という経路で移動している。

このため、浅川恵那(長澤まさみ)らの検証により、「10分でカレーを作るのは不可能」「ケーキがグチャグチャになる」という問題が出てきた。

しかし、松本良夫(片岡正二郎)がケーキ屋→自宅→八頭尾山→自宅という経路で移動すれば、カレーとケーキの問題が解決する。

松本良夫がケーキ屋を出て後、帰宅して、ケーキを冷蔵庫に入れ、カレーを火に掛けてから、八頭尾山へと向かい、女子中学生・井川晴美を殺害してから自宅に戻れば、ケーキも綺麗なままだし、カレーも作る事が出来る。

(ただし、ケーキ屋→自宅→八頭尾山→自宅と移動した場合の時間の検証が必要である。)

また、下校中の女子中学生が松本良夫(片岡正二郎)という「おっさん」に声を掛けられて山の中まで付いていくだろうか?という点を疑問も既に解決済みだ。

なぜなら、チェリー(三浦透子)は松本良夫(片岡正二郎)に声を掛けられて付いていき、松本良夫の自宅で寝泊まりしていたからである。

女子中学生・井川晴美も何らかの事情があれば、松本良夫(片岡正二郎)に声を掛けられて付いていくという可能性は十分にある。

だから、松本良夫(片岡正二郎)はえん罪ではなく、八頭尾山連続殺人事件の犯人という可能性がある。

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