「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書」の感想

北川景子が主演するフジテレビの司法試験ドラマ「女神(テミス)の教室」の感想です。

「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書」の感想

私は「テニスの教室」だと思っていたので、テニス教室のドラマが始まるのかと思っていたのだが、テニスではなく「テミスの教室」で法律家を目指す法律学校のドラマだった。

「テミス」は、法律を司る女神の名前で、主演する北川景子のイメージにピッタリだと思った。

さて、「女神の教室」の舞台は、青南大学法科大学院で、主人公の柊木雫(北川景子)は現役の裁判官だが、1つ1つの裁判に時間をかけるので、裁判を処理する件数が少ないため、青南大学法科大学院の教師を命じられるというストーリーだった。

私の感覚からすれば、大学院にまで進んで司法試験を目指すのだから、さぞ優秀な人たちなのだろうと思うのだが、司法界のなかでは、司法試験の予備試験に合格していないので、落ちこぼれという扱いらしい。

そうえいば、東京大学を卒業する人は秀才レベルで、本当の天才は東京大学の在学中に司法試験などに合格して東京大学を中退するという話を聞いた事がある。

上には上が居るもので、上なんて目指しても切りが無い。

さて、東大と言えば、偏差値の低い生徒達を集めて東京大学の合格を目指す「ドラゴン桜」というドラマがあった。

「ドラゴン桜」は偏差値の低い生徒ばかりだったが、「女神の教室」では生徒はみんな頭が良いので、「ドラゴン桜」との違いも意識しながら観ると面白そうだ。

また、「放送業界」と「法曹界」、「民放」と「民法」がかかっているような気がしたので、「女神の教室」は表向きには司法試験を目指す教室の話だが、本質的には放送業界の暗部に切り込むドラマ「エルピス」のような要素が含まれているような気がするので、その点にも注意しながら「女神の教室」を観ようと思う。

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