阿部寛が「どうする家康」で武田信玄にキャスティングされた理由
俳優の阿部寛が大河ドラマ「どうする家康」で武田信玄にキャスティングされた理由の考察です。
甲斐(山梨県)の武田信玄とえいば、強力な家臣団を有し、数々の戦いで勝利した名将で、「川中島の決戦」で上杉謙信と死闘を繰り広げ、戦国最強の武将とも評価されている。
大河ドラマ「どうする家康」では、阿部寛がそんな武田信玄を演じているのだが、武田信玄といえば、恰幅が良いというイメージなので、「どうする家康」を観ていて、阿部寛では体が細すぎて武田信玄のイメージに合わないと思った。
(もっとも、武田信玄の恰幅が良いというイメージは、武田信玄の肖像画が原因なのだが、武田信玄の肖像画として有名な肖像画は武田信玄ではなく、別人の肖像画だったので、史実の武田信玄は阿部寛のようにスリムだったかもしれない。)
しかし、武田信玄の功績を知り、阿部寛が武田信玄のイメージと一致し、阿部寛こそ武田信玄だと思うようになった。
その功績とは、温泉だ。
武田信玄に温泉というイメージは無いが、専門家によると、武田信玄は温泉を掘っていたようだ。
武田信玄は強力な家臣団を家臣団を有していたのだが、家臣団が強力すぎて、武田信玄の命令を聞かずに自分勝手に行動するので、甲斐の武田家に集団的な強さはなかった。
武田信玄は、苦労をして強力な家臣団をまとめ上げ、戦国最強の大名へと駆け上がるのだが、家臣団をまとめ上げるために様々なことを行っており、その一つが家臣のために温泉を掘ったというのだ。
温泉といえば、阿部寛は映画「テルマエ・ロマエ」シリーズで主演している。
「テルマエ・ロマエ」は、主人公のシリウスが古代ローマから、現代の日本にタイムスリップして、日本の銭湯や温泉の知識を学んで、古代ローマに温泉や風呂を作るというストーリーだ。
だから、私は武田信玄が温泉を掘った事を知り、阿部寛が武田信玄に見えるようになってきた。
もしかしたら、NHKは、武田信玄が温泉を掘ったから、「テルマエ・ロマエ」の阿部寛を武田信玄にキャスティングしたいのかもしれない。
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