ラストマンー第8話のネタバレと感想

寺尾聰が出演するTBSのドラマ「ラストマン」の第8話のネタバレと感想です。

ラストマンー第8話のネタバレと感想

拳銃を持った犯人・清水拓海(京本大我)がバスジャック事件を起こし、乗客に自分の顔と名前をSNSに投稿させる。

さらに犯人・清水拓海はバスの中からインターネットの動画サイトで生放送をして、過去に起きた事件の犯人がバスに乗っているので、犯人を当てろと視聴者に命じる。

過去の事件というのは、運転手・清水拓海(兼松若人)が幼稚園児をバスに置き去りにして死なせたという事件だったが、運転手・清水拓海は不起訴処分となっていた。

バスジャックをした犯人・清水拓海は、幼稚園児を置き去りにしてしなせた事件の運転手と同姓同名だったため、園児を置き去りにした運転手と間違われて被害に遭い、家業の印刷工場は経営が悪化し、母親も心労で死んだ。

このため犯人・清水拓海は、自分は同姓同名で被害を受けて長年苦しんだのに、運転手・清水拓海は不起訴になって全て終わったと言い、勘違いで自分たちを攻撃したネット民や運転手・清水拓海を恨んでいた。

しかし、幼稚園児が死亡した事件は、持病を持った幼稚園児がかくれんぼうをしていた時に、持病の発作が起きて死んだので、運転手・清水拓海に罪は無かった。

つまり、ネット民も勘違いで、犯人・清水拓海の人生を狂わせたが、犯人・清水拓海もまた勘違いでバスジャックを起こしていたのである。

犯人・清水拓海が所持していた拳銃も手製の拳銃だと言っていたので、おそらく3Dプリンターなのだろう。

事件のなかでスマートフォン、SNS、タブレットを使っての動画の生配信など、最近のテクノロジーが使用されており、昔のバスジャックとは違う点が多かった。

しかし、最終的には犯人が勘違いでバスジャックを起こしており、どれだけ技術が進歩したとしても、ニューマンエラー(人為的ミス)を起こせば意味が無いという点が滑稽で面白かった。

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41年前の事件

皆実広見(福山雅治)の両親が殺された41年前の放火殺人事件で逮捕された護道心太朗(大泉洋)の父親・鎌田國士は、えん罪のようだ。

護道清二(寺尾聰)は当時、理事官で放火殺人事件の捜査を監督しており、護道清二は大物政治家・弓塚としたしくしていたようだ。

大物政治家・弓塚が41年前の事件の黒幕という感じになると思うのだが、護道京吾(上川隆也)が皆実広見(福山雅治)の動きを警戒しているのと比べると、護道清二(寺尾聰)はあまり警戒していないようだったので、疑問が残る。

鎌田國士が全ての罪を被っており、えん罪を主張していないという点が大きな焦点になりそうだ。

ちなみに、寺尾聰の歌「ルビーの指輪」が発売されたのは42年前なので、「ルビーの指輪」の翌年に放火殺人事件が起きた事になる。

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