朝ドラ「ブギウギ」のモデル笠置シヅ子と服部良一の納税額のネタバレ

NHKの朝ドラ「ブギウギ」のモデル笠置シヅ子と服部良一の納税額をネタバレします。

昭和25年(1950年)に発表された納税額は、笠置シヅ子が100万円で、服部良一が73万万円だった。

芸能界の納税額トップがエノケンこと榎本健一で210万円だった。

税金は前年の昭和24年の所得にかかるので、昭和24年の給料を調べると、東京都の小学校の先生の初任給は3991円だった。

当時のお金を約50倍すると、平成の価値になるので、平成の価値に換算すると、笠置シヅ子の納税額は5000万円、服部良一の納税額が3650万円ということになる。

当時の税率は現在と違い、最高税率85%まであるのだが、納税額100万円なら税率55%なので、笠置シヅ子の所得は平成の価値で約1億円ということになる。

令和5年に広瀬すずが出演したビールのCMの出演料が1億円と言われているので、笠置シヅ子は「ブチの女王」として活躍し、舞台や映画に忙しい時期だったが、所得が約1億円では少ない気がする。

なお、朝ドラ「ブギウギ」のモデルや実話については「朝ドラ「ブギウギ」の実在のモデル一覧」をご覧ください。

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コメント欄

ビールのCMの出演料が丸々広瀬すずの収入になるわけではないですが、それにしても現在の物価に換算するとエノケンや笠置シヅ子の収入は少ないような気がしますね。
著作隣接権や肖像権、二次利用などの権利収入が現在ほど整備されていなかったので、誰もが知るような大スターでも実演の入場料からの歩合が主たる収入源だったんでしょうね。

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  • SEROW