VIVANT-ノゴーン・ベキの由来のネタバレで鳥取砂丘が涙目【ビバン】

ドラマ「VIVANT」でノゴーン・ベキ(役所広司)の名前の由来がネタバレされのだが、このネタバレで鳥取砂丘が涙目になっているかもしれない。

乃木憂助(堺雅人)の父・乃木卓(林遣都/役所広司)は、警視庁公安1課の刑事で、任務の一環で、農業使節団としてバルカ共和国へ渡り、砂漠の緑化に貢献した。

このことから、乃木卓は「ノゴーン・ベキ(緑の魔術師)」と呼ばれるようになった。

一方、鳥取県の鳥取砂丘は緑化に苦しんでいるらしい。

鳥取砂丘は、気候などの影響で砂漠化したものではなく、単純に砂が堆積しているだけなので、緑化をしなくても、勝手に草が生えるのである。

昔は風で砂が動いたので、草が定着しなかったのだが、近隣への砂の被害を抑えるために防風林を作ったため、風で砂が動かなくなり、その間に外来植物が定着したので、勝手に緑化が進んでしまったようだ。

昔は鳥取砂漠など地元民も見向きもしない不毛の土地で、何の価値もなかったので緑化された方が良かったのだが、戦後に天然記念物に認定され、一躍、鳥取県を代表する観光スポットに成り上がったので、今では緑化されると困るようだ。

現在は外来種だけを除草すれば、鳥取砂丘の緑化は防げるらしく、ボランティアを募って鳥取砂丘の除草作業に励んでおり、ボランティアはピーク時で年間8000人が参加してるという。

砂漠を緑化しようという人もいれば、鳥取砂丘の緑化を防ごうとする人もいる。なんとも不思議な話である。

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