【VIVANTの考察】ベキ(役所広司)が憂助(堺雅人)を信用した理由【ネタバレ】

TBSのドラマ「VIVANT(ビバン)」の第8話の考察です。今回はノゴーン・ベキ(役所広司)が乃木憂助(堺雅人)を信用した理由について考察します。

VIVANTの考察-ベキが憂助を信用した理由

ドラマ「VIVANT」の第8話で、乃木憂助(堺雅人)はDNA鑑定により、ノゴーン・ベキ(役所広司)の実の息子だと確定したが、ノゴーン・ベキは乃木憂助を信用せず、牢屋に入れたままだった。

しかし、乃木憂助が、手で重さを精密に量れる特殊能力を使い、米の配給量を増やして欲しい訴える孤児院の責任者の不正を見抜くと、ノゴーン・ベキは一転して乃木憂助を信用し、ノコル(二宮和也)の会社「ムルーデル」で働くように命じた。

私の考察では、ノゴーン・ベキが一転して乃木憂助を信用した理由は、乃木憂助が仲間を裏切っていなかったと悟ったからである。

この考察の根拠は、第8話の冒頭で、ノゴーン・ベキ(役所広司)が乃木憂助(堺雅人)に、黒須(松坂桃李)を殺せと命じたシーンにある。

ノゴーン・ベキは弾が満タンの拳銃を乃木憂助に渡したのだが、ノコル(二宮和也)が父親の拳銃が汚れると言い、自分の拳銃を差し出して取り替えさせた。

ノコルから拳銃を受け取った乃木憂助は、黒須に向けて発砲するが、1発目は外してしまう。

そこで、乃木憂助は黒須の頭に拳銃を突き付け、発砲するが、弾切れだった。

ノコルは乃木憂助の反撃に備え、弾を1発しか入れていなかったのである。

このシーンが伏線になっているのだと考察する。

おそらく、乃木憂助はノコルから渡された拳銃に弾が1発しか入っていない事を知っていた。

乃木憂助は、1kgまでなら1gの誤差で重さを量ることが出来る特殊能力があるので、ノコルから受け取った拳銃は銃弾が1発しか入っていないと分かった。

だから、乃木憂助は、黒須を狙って撃った1発目を外し、弾切れになった拳銃を黒須の頭に突き付け、2発目を発砲したのだろう。

ノゴーン・ベキは、乃木憂助が手で精密に重さを量れるという特殊能力を使い、孤児院の責任者の不正を見抜いたことで、乃木憂助の特殊能力を知り、乃木憂助が黒須に発砲したトリックを見抜き、乃木憂助が黒須(仲間)を裏切っていない事を確信したのだろう。

だから、乃木憂助を信用していなかったノゴーン・ベキが一転して乃木憂助を信用するようになり、ノコル(二宮和也)の会社「ムルーデル」を手伝わせたのだと考察する。

また、乃木憂助が仲間を裏切っていないのだとすると、乃木憂助が別班のメンバー5人を撃ったのもフェイクで、死んで日本に輸送された4人の別班も、本当は死んでいないと言うことになる。

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